ロフトベッドはやめとけ? 大人になっても後悔しない選び方を紹介
KEYWORD
子供心をくすぐるロフトベッドや二段ベッド。
狭い子供部屋のスペースを有効活用でき、おしゃれなインテリアにもなるアイテムです。
しかしネット上では「ロフトベッドはやめとけ」などネガティブな言葉を聞くことも。
今記事では、ロフトベッドのメリット・デメリットと後悔しない選び方、おすすめアイテムまで詳しく解説します。
ロフトベッドの購入を考えている人はぜひチェックしてください。
なぜ「ロフトベッドはやめとけ」と言われる?
狭い部屋でスペースを有効活用するために、ロフトベッドを検討している人も多いのでは。
特に、子供部屋などに設置するロフトベッドや二段ベッドは、おしゃれなインテリアとしても、秘密基地的なスペースとしても機能するため、子供心にはわくわくするものです。
しかし一方で、「ロフトベッドはやめとけ」という声もあります。
よく考えずにロフトベッドを買ったものの、うまく使えず後悔したという人が少なからずいるためです。
後悔する? ロフトベッドのデメリット
ロフトベッドにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
買った後に後悔しないように、事前にロフトベッドのデメリットを知っておきましょう。
「やめとけ」と言われる大きな理由もここにあります。
ベッドメイクが面倒
ロフトベッド・システムベッド・二段ベッドはベッド自体が高い位置にあるため、メッドメイクが面倒です。
リネンのつけ外しをする際も、階段やハシゴを上り下りする必要があり大変です。
また、ハイタイプなどのロフトベッドは、ベッドと天井との距離が近いため、布団カバーのつけ外しがしにくい場合があります。
転落・寝具の落下
ロフトベッドや二段ベッドから寝具やスマホが落下した場合、階段やはしごを上り下りして、取りに行かなければなりません。
この時、部屋が暗い状態だったり、寝起きで足元がおぼつかなかったりすると、自分自身がベッドから転落するリスクもあります。
照明・天井に近い
ロフトベッドは部屋の高い位置で横になるので、圧迫感や狭さを感じたり、照明の熱で暑かったりすることも。
また、アパートやマンションの場合は、上の階の音が近く聞こえて、気になって寝られないという人もいます。
こうした点も「ロフトベッドはやめとけ」と言われる理由の1つです。
上り下りが負担になることも
元気な時には苦にならない階段やはしごですが、体調が悪い時は急に負担に感じる場合もあります。
電気のついていない夜中、トイレに行くたびに上り下りするのも不安です。
また、ちょっと横になりたい時に、わざわざ階段やはしごを上るのが面倒くさく、結果床でゴロゴロする人もいるようです。
ロフトベッドのメリットを解説
「ロフトベッドはやめとけ」というようなマイナスイメージもありますが、ロフトベッドにはメリットも多くあります。
ここではロフトベッドやシステムベッドのメリットについて解説します。
ベッドと収納のスペースがを兼用できる
ロフトベッドやシステムベッドは、省スペースになる点が最大の魅力。
子供部屋や一人暮らしの狭い部屋でも、収納とベッドのスペースを兼用できます。
部屋の中でも大きな割合を占めるベッドと収納が1つ分のスペースで収まるので、空間を圧迫しにくいのがメリットです。
布団は敷いたままでOK
ロフトベッド・システムベッドは高い位置に布団があり、人目に入りにくいので、来客時に布団を敷きっぱなしでも問題ありません。
毎回布団を畳んで整えるのが面倒に感じる人にとっては、朝起きてそのままの状態で布団を置いておけるのでおすすめです。
ベッド下収納が充実する
ロフトベッドには、ベッド下収納がたっぷりあります。
普通のベッドを置くとソファやデスクといった置きたい家具を置けなくなる問題も、ロフトベッドなら解決します。
タンスが2竿以上入るなど、収納として大容量の商品も多いので、ベッド下収納が充実するのは大きな魅力です。
冬も暖かい
冬に暖房を使用している際、部屋の中の暖かい空気は部屋の上の方にたまっていきます。
そのため、高い位置にあるロフトベッドでは冬でも暖かくすごせるのが特徴です。
しかし同時に、夏は暑くなりやすいという点がデメリットでもあります。
子供部屋の秘密基地にも
子供部屋にロフトベッドや二段ベッドを置くことで、ロフトベッドの上や、狭いベッド下の空間を秘密基地代わりに使えます。
二段ベッドやロフトベッドに憧れる子供は多いです。
二段ベッドは子供のうちくらいしか使う機会はありませんが、ロフトベッドは成長して一人暮らしを始める際にも活躍します。
ロフトベッドの後悔しない選び方
ロフトベッド・システムベッドはどのような点に注意して選ぶのがいいのでしょうか。
買って後悔しないロフトベッドの選び方を紹介します。
生活にあわせて高さを選ぶ
ロフトベッドの高さは生活のしやすさに直結します。
高さの種類は、ハイ・ロータイプの他に、ロータイプやチェストを入れられるミドルタイプがあります。
ベッド上の空間とベッド下収納量のバランス、自分の身長や生活スタイルなどに照らし合わせて、適した高さのものを選びましょう。
耐荷重が十分か
ベッド上にかかるのは人の体重の他に、寝具の重さもあります。
特にマットレスによっては、それだけでかなりの重さになることも。
体調不良の時に看病する人の重さがかかるケースを想定するのも重要です。
さらに、人が動いた時の重さは、静止耐荷重の2倍~3倍とも言われているため、耐荷重はできるだけ余裕のあるものを選びましょう。
揺れにくさ・組み立てやすさは材質で変わる
ベッドの揺れにくさや組み立てやすさは木製や金属製かで大きく変わります。
柱の太い木製のロフトベッドであれば、頑丈で揺れにくく、きしみも少ないです。
組み立てやすいのは金属性で、通気性などにも優れています。
それぞれにメリットがあるので、使う人に合わせて選びましょう。
宮棚の有無もチェック
ロフトベッド・システムベッドに宮棚があるかどうかは使いやすさに大きく影響します。
特にコンセントが付いているものだと、手元に近いところに携帯を置いたまま充電ができて便利です。
また、ものがベッドから落ちないように、置いておける棚がついていると使いやすいです。
落下を防ぐには柵の高さも注目
ロフトベッド・システムベッドの柵の高さが低いと、落下防止のために薄いマットレスを使用しなければなりません。
そうすると寝心地が悪くなる場合があります。
また自分は落ちなくても、柵が低いと寝ている間に布団がずれ落ちることもあります。
柵が高めで、耐荷重がしっかりしたものの方がマットレスの選択肢が広がるのでおすすめです。
はしごタイプか階段タイプか
ロフトベッドに上り下りするのが、はしごタイプか階段タイプかも使いやすさに影響します。
はしごタイプは場所を取らないので、省スペースが叶います。
一方、階段タイプはやや場所を必要としますが、安定感があり、使い方によってはベッド下収納としても機能します。
それぞれの利点が違うので、自分に合った方を選びましょう。
就寝時以外にも便利な機能も
ロフトベッドやシステムベッドは、就寝以外にも使える便利な機能が備わっているものがおすすめです。
例えば、ハンガーラック付きで洋服のベッド下収納ができるタイプや、システムベッドならデスクがついているタイプがあります。
就寝時以外での空間の使い方を具体的にイメージしながら選ぶと、後悔しないロフトベッドを選べます。
大人も使えるロフトベッド | はしごタイプ
子供部屋だけでなく、大人でも便利に使えるロフトベッドは多く販売されています。
ここからは、大人も使えるはしごタイプのロフトベッドを紹介します。
萩原 ポプラ 頑丈ロフトベッド ハイタイプ
北欧風のおしゃれなデザイン 木材のやさしさを感じられる頑丈ロフトベッド
天然のパイン剤を贅沢に使用し、北欧風のおしゃれなデザインに仕上げたハイタイプのロフトベッド。
子供部屋ではもちろん、大人になり一人暮らしを始める際にも活躍するアイテムです。
高さ140cmの大容量ベッド下収納で、狭い部屋の収納不足を解消します。
また、2口コンセント・宮棚・ハンガーラック付きのため使いやすさも抜群です。
- 外形寸法 幅210cm 奥行106cm 高さ186cm (ベッド下幅197cm 奥行94cm 高さ140cm)
- 材質 天然木パイン材
- 耐荷重 350kg
木彩 (mokusai) パイプベッド ハイタイプ
パイプと木材を使った個性的なデザイン おしゃれな部屋作りや模様替えにも
ベッド下の空間をベッド下収納としてはもちろん、1つの部屋のようにも作り上げられるハイタイプのロフトベッド。
パイプと木材を両方使った個性的なデザインで、通気性・安定性はもちろんオシャレ度も高いです。
こちらは継脚を外してミドルタイプに調整も可能なため部屋の模様替えも楽しめます。
- 外形寸法 幅209cm 奥行102.5cm 高さ96cm/140.5cm (ベッド下幅195.5cm 奥行94.5cm 高さ53cm/97.5cm)
- 材質 スチール、ラバーウッド
- 耐荷重 120kg
カティ 木製ロフトベッド ロータイプ
高すぎない高さが使いやすい 機能性も抜群な北欧木製ロフトベッド
北欧天然木を使用した、温かみのあるロータイプのロフトベッドです。
子供の寝顔が見える高さで子供部屋に置く時は安心。
便利なコンセント付棚を備え、低めの収納家具や植物などを置けば、大人にも十分なベッド下収納アレンジを楽しめます。
- 外形寸法 幅215cm 奥行103.5cm 高さ120cm (ベッド下幅194cm 奥行85cm 高さ80cm)
- 材質 天然木パイン材、LVL
- 耐荷重 150kg
- サイス ゙展開 ショートシングル、シングル
システムベッド リソル (RESOL)
縦の空間を有効活用 ベッド下収納・デスクを兼ね備えたシステムベッド
開放感のあるロフトで、縦の空間を有効活用できるハイタイプのシステムベッドです。
こちらは、安全性を重視した高めの柵と通気性の高いメッシュ床を採用。
ベッド下収納部分には、ワイドデスクと収納ラックが標準装備されています。
さらに5色のカラー展開で、子供部屋はもちろん、大人のおしゃれな部屋づくりにも活躍します。
- 外形寸法 幅205cm 奥行105cm 高さ181cm
- ベッド下寸法 幅197cm 奥行97.5cm 高さ139cm
- デスク寸法 幅182cm 奥行58cm 高さ73cm
- 材質 パーチクルボード、シート張り、スチール
- 耐荷重 130kg
大人も使えるロフトベッド | 階段タイプ
安全性の高い階段タイプのロフトベッドは、子供部屋だけでなく大人の使用にもおすすめです。
ここでは、大人も使える階段タイプのロフトベッドを紹介します。
ニトリ 階段付きロフトベッド
抜群の収納力 安心・信頼のメーカーから出る階段付きロフトベッド
安くて良質なアイテムを多く取り扱うニトリ。
そんなニトリの階段付きロフトベッドは、ベッド下収納はもちろん、上り下りしやすい幅広の階段下にも収納ケースを置ける、収納力抜群のアイテムです。
階段の位置は入れ替え可能で、使い方に合わせてハイタイプとしてもロータイプとしても使えます。
- 外形寸法 幅261cm 奥行103cm 高さ186cm (ベッド下幅196cm 奥行98cm 高さ143cm)
- 材質 スチール
- 耐荷重 体重90kg以下目安
ロウヤ (LOWYA) 階段付き セミダブル
安定感を重視した作りで、揺れないロフトベッドを実現
太めのパイプとダブル補強でより快適な安定感を実現したロフトベッド。
手すり付きの階段のため、大人はもちろん、子供部屋にも安心して使用できます。
また階段やコンセントは移動可能で使いやすいデザイン。
たっぷりのベッド下収納には、ソファやデスクも余裕で設置できます。
- 外形寸法 幅255cm 奥行124cm 高さ173.5cm (ベッド下幅196cm 奥行119cm 高さ130cm)
- 材質 スチール、合成樹脂化粧繊維版、天然木合板、粉体塗装(エポキシ樹脂)
- 耐荷重 200kg
- サイズ展開 シングル、セミダブル
システムベッド アイビー (Ivey)
小物から分厚い本まで抜群の収納力 木製でやさしい印象のシステムベッド
ベッドの奥行きや高さを有効活用し、充実の収納力を兼ね備えたシステムベッドです。
ベッド下収納はもちろん、階段下、サイドのロング棚やオープンラックなどを利用し、スマホやメガネなどの小物から辞書のような大きな本までたっぷり収納できます。
存在感はありながらも、木製のやさしい印象で圧迫感を与えません。
- 外形寸法 幅202.2cm 奥行135cm 高さ176.3cm
- ベッド下寸法 幅132cm 奥行120.5cm 高さ136.7cm
- デスク寸法 幅80cm 奥行45cm 高さ70cm
- 材質 パーチクルボード、スチール、MDF
- 耐荷重 100kg
まとめ
ここまでロフトベッド・システムベッドのメリットやデメリット、後悔しない選び方を解説しました。
ロフトベッドは子供だけでなく、大人も使えるアイテムもたくさん。
「ロフトベッドはやめとけ」「買って後悔した」というような口コミも存在しますが、選び方次第で便利に使えるアイテムです。
本記事を参考に、後悔しない商品を選んで、快適なロフトベッド生活を送ってください。