おすすめの単眼鏡11選 天体観測や美術館など場所に合わせた選び方も紹介

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単眼鏡を覗く子供の写真
出典:Pixabay

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コンサートやスポーツ観戦、天体観測などで遠くのものを見たり、美術館で作品の細部をよく見たりしたいときに役立つのが単眼鏡。
ポケットに入るようなコンパクトなものも多く、気軽に使えるのが特徴です。
この記事では、ニコンやビクセン、ライカなどおすすめの単眼鏡を紹介します。
単眼鏡は、使い方にあわせて選ぶことが大切です。
倍率や明るさなどシーンにあわせた選び方も解説しますのでぜひチェックしてみてください。

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天体観測や美術館でも使える単眼鏡 使い方も解説

単眼鏡とは、片目で見る単筒状の望遠鏡のこと。
片手で持てるためコンパクトで、持ち運びやすいことが特徴です、スポーツ観戦、天体観測など幅広いシーンで使えます。
単眼鏡は双眼鏡よりも近い距離に焦点を当てられるので、美術館など、細かい部分を見る際にも便利。
一方で、一般的な双眼鏡に比べて立体感や距離感がつかみにくいデメリットもあるため、単眼鏡は使うシーンを考えてから選ぶのが大切です。

単眼鏡の使い方は、なるべく両手で持つようにし、対象物に肉眼で視線をあわせてから単眼鏡を目に当てます。
対象物が単眼鏡の視界に入ったらレンズを操作してピントをあわせていくのがスムーズな使い方です。

単眼鏡の選び方

まずは単眼鏡の選び方について解説します。
倍率や明るさ、視界の広さなどシーンに応じたものを選ぶ他、メガネ使用時にはそれにあわせたものを選ぶことも大切です。

倍率をチェック

単眼鏡は、高倍率であるほど遠くのものが見えますが、必ずしもきれいに見えるとは限りません。
倍率が高くなるとその分視野が狭くなるため、少し動いてしまうだけで対象物が視界から離れてしまいます。
また、高倍率だと暗くなってしまうデメリットもあります。
そのため高倍率だけに注目せず、シーンにあった選び方が大切です。

見掛け視界を確認

単眼鏡を固定して覗き込んだときの視界範囲を実視界と呼び、この実視界に倍率をかけたものを見掛け視界といいます。
見掛け視界は、単眼鏡を覗いたときにその視野がどれくらいの角度であるかを示したもので、数値が大きいほど広い範囲を見られます。
美術鑑賞やスポーツ観戦、天体観測など目的にあわせて見掛け視界を選びましょう。

明るさも重要

対物レンズの有効径÷倍率で表した数値をひとみ径といい、数値が大きいほど暗い場所でも対象物を明るく見ることができます。
このひとみ径を2乗した数値が明るさを示していて、使いたいシーンにあわせた選び方がおすすめです。
晴天下のとても明るい場合は4mm以下、日中の明るさなら4mm~9mm、美術館などの薄暗いところでは9cm~25cm、さらに暗い場合は25mm~49mm、天体観測などは49mmmが目安です。

メガネ使用時はアイレリーフも確認

アイレリーフとは単眼鏡を覗いたときの目から接眼レンズまでの距離のことをいいます。
メガネ使用時は、目と接眼レンズの間にメガネ分の隙間ができてしまうので、目から離れても視野が見渡せる単眼鏡が必要です。
そのため、メガネ使用者はアイレリーフが長いものを選ぶのがおすすめ。
1.5cmほどのアイレリーフがあればメガネ使用時も安心です。

最短合焦距離もチェック

最短合焦距離とは、対象物に近寄ったときにピントがあう距離のこと。
スポーツやコンサート観戦、天体観測などの遠くを見るシーンでは気にする必要はありませんが、美術館などで使う場合はチェックしておきましょう。
双眼鏡に比べて近い距離でのピントあわせができる点が単眼鏡のメリットなので、美術鑑賞で近くにある作品の細部をしっかり見たい場合は、最短合焦距離の短さも大切です。

シーン別単眼鏡選びのポイント

次に、使うシーンにあわせた単眼鏡の選び方について解説します。
美術鑑賞やスポーツ観戦、天体観測など目的によって必要な性能が異なるので、使う場所を想定してから選ぶのがコツです。

近距離で鑑賞する美術鑑賞

美術鑑賞などで単眼鏡を使用する場合は、近距離での使いやすさが大切なので、最短合焦距離が短いものがおすすめです。
また、美術館は薄暗いことが多いため、明るいものを選ぶことも重要。
そのほか手のひらサイズのコンパクトなものであると、覗いているときに大げさにならず周りの目も気になりにくいです。

屋内の観劇やコンサート

屋内での観劇やコンサートの場合、席からステージまで近いなら2、3倍の倍率を目安に、大きな会場で席が離れている場合は10倍以上の高倍率がおすすめです。
また、全体が見やすいように見掛け視界がなるべく広いものを選ぶといいでしょう。
薄暗い場合も多いので明るさはひとみ径が9mm以上のものが安心です。

屋外のスポーツ観戦やライブ

屋外でのスポーツ観戦やライブ鑑賞の場合は、4倍以上の倍率を目安に選びましょう。
会場が大きな場合は10倍ほどの倍率だと安心です。
日中の屋外の場合は明るいので、単眼鏡のひとみ径の明るさはさほど気にしなくても大丈夫。
防水機能があると雨が降っていても使えて便利です。

天体観測

天体観測にはとにかく明るいものがおすすめ。
明るさはひとみ経が25mm~49mmのものを選びましょう。
この明るさを保つためには倍率7倍が適していて、それ以上の倍率にするなら防振機能がついているものや三脚使用できるものが安心です。
景色を見るときに使う望遠鏡のフィールドスコープにもいいでしょう。

単眼鏡越しにスマホで写真を撮りたいとき

最近では、スマホに装着可能な単眼鏡も登場しています。
クリップでスマホのカメラに固定するので、簡単に装着できるのがポイント。
スマホのカメラできれいな望遠撮影は難しいですが、スマホ対応の単眼鏡を使えばきれいな拡大写真が撮れます。

おすすめの単眼鏡8選

それではここで、おすすめの単眼鏡を紹介していきます。
ビクセンやニコン、ライカといった有名メーカーのものをはじめ、さまざまなシーンで使えるものを集めました。
シーンにあわせた選び方でチェックしましょう。

ビクセン (Vixen) 単眼鏡 マルチモノキュラー4×12

ビクセンは天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などを手掛ける日本の総合光学機器メーカーです。
こちらのビクセン製単眼鏡は、最短合焦距離が20cmと近く、美術鑑賞にぴったりのタイプ。
明るさは9なので薄暗い美術館でも見やすいです。
また、小型で軽量なので持ち運びやすいのもメリット。
アイレリーフは1.5cmでメガネ使用時でも覗きやすいでしょう。

  • 外形寸法 幅3.1cm 奥行3.3cm 高さ5.8cm
  • 倍率 4倍
  • 見掛け視界 46.0度
  • 明るさ 9.0
  • アイレリーフ 1.5cm
  • 最短合焦距離 20cm

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ケンコー (Kenko) 単眼鏡 ギャラリーEYE 4×12

ケンコー・トキナーは、写真用品や光学製品を手掛ける国内メーカーです。
こちらのケンコーの単眼鏡は、博物館や美術館での美術鑑賞を目的に作られたもの。
最短合焦距離19cmで近くの作品にもしっかりピントをあわせられます。
明るいカラーで気軽に使えるデザインで、首から下げられるストラップつきなのも嬉しいポイント。
メガネ使用時にも使えるアイレリーフの長さになっています。

  • 外形寸法 幅3.1cm 奥行3.1cm 高さ6.3cm
  • 倍率 4倍
  • 明るさ 9
  • アイレリーフ 1.52cm
  • 最短合焦距離 19cm

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ライカ (Leica) 単眼鏡 モノビット 8×20 (MONOVID8x20)

ライカは世界中で愛されているドイツのカメラメーカーです。
こちらのライカ製単眼鏡は倍率8倍のタイプで、アイレリーフが長いのでメガネ使用時にもおすすめ。
美術鑑賞からスポーツ観戦、アウトドアまで幅広いシーンで使えます。
コンパクトなボディにライカの赤いロゴがアクセントになった上品なデザインも魅力の1つ。
付属のクローズアップレンズを使えば、最短合焦距離が25cmとなり、近くのものもしっかり見ることができます。

  • 外形寸法 幅3.55cm 奥行3.55cm 高さ9.79cm
  • 倍率 8倍
  • アイレリーフ 15cm
  • 最短合焦距離 180cm

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ケンコー (Kenko) 単眼鏡 7×18 対物フォーカスタイプ

こちらはケンコー製の単眼鏡。
フォーカスリングが対物レンズ側にあり、目に当てたままピント調整ができます。
倍率は7倍、明るさは6.8なので日中の野外音楽フェスなど、明るい場所での使用に向いています。
コンパクトなボディで持ち運びしやすく、気軽に買えるリーズナブルな価格も魅力です。

  • 外形寸法 幅3.4cm 奥行3.6cm 高さ9.2cm
  • 倍率 7倍
  • 明るさ(ひとみ径) 6.8mm
  • 最短合焦距離 300cm

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ニコン (Nikon) モノキュラー HG 7x15D

一眼レフカメラなどで知られる日本の光学機器メーカーのニコン。
こちらは、ニコン製の倍率7倍の単眼鏡です。
高品質なレンズを使用しているのはカメラのニコンならでは。
明るさが4.4なので、明るい場所での使用に向いています。
高級感のあるスタイリッシュなデザインも特徴で、ビジネスシーンでも使いやすいでしょう。

  • 外形寸法 幅3cm 奥行3cm 高さ7.1cm
  • 倍率 7倍
  • 見掛け視界 44.0度
  • 明るさ(ひとみ径) 4.4mm
  • アイレリーフ 1.2cm
  • 最短合焦距離 80cm

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ボルテックス (vortex) 単眼鏡 ダハプリズム 防水 solo 8×36 vor836

こちらの単眼鏡は防水仕様なので、屋外でのスポーツ観戦や野外ライブのときにも安心して使えます。
また、明るさが20.2もあるので暗い場所でもしっかり見れて、夜間の使用にもおすすめ。
ゴムで覆われたボディは滑りにくく耐久性が高いのもメリットです。
クリップつきでベルトやポケットなどに挟んでおけて使いやすいのもポイント。

  • 外形寸法 幅6cm 奥行5.5cm 高さ12.4cm
  • 倍率 8倍
  • 明るさ(ひとみ径) 20.2mm
  • アイレリーフ 1.8cm
  • 最短合焦距離 500cm

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バンガード (VANGUARD) フィールドスコープ VESTA350S

バンガードは1986年に設立された光学機器メーカーで、世界中に製品を提供しています。
こちらのバンガード製単眼鏡は、フィールドスコープとして遠くにある対象物を見るときに使うのがおすすめ。
アウトドアや野鳥観察などに使いやすいでしょう。
防水仕様や防霧仕様で屋外でも安心して使えます。

  • 外形寸法 幅9cm 奥行7cm 高さ22.2cm
  • 倍率 12倍~45倍
  • 明るさ(ひとみ径) 1.21mm~17.4mm
  • アイレリーフ 1.1cm
  • 最短合焦距離 900cm~1200cm

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ビクセン (Vixen) フィールドスコープ アロマ52-A

こちらのビクセンの単眼鏡は、自然観察から天体観測まで幅広く使えるタイプ。
接眼レンズに角度がついている上から覗き込むタイプで、天体観測など高い位置を見上げるときも楽に覗けるのがポイント。
別売りの接眼レンズに取りかえれば倍率を変えられ、カメラに取りつければ超望遠レンズにもなります。

  • 外形寸法 幅10.2cm 奥行7.2cm 高さ17.7cm
  • 倍率 25倍
  • 見掛け視界 52.5度
  • 明るさ(ひとみ径) 4.4mm
  • アイレリーフ 1.2cm
  • 最短合焦距離 278cm

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スマホ装着型単眼鏡3選

スマホに装着して拡大撮影ができる単眼鏡のおすすめ3選を紹介します。
単体で単眼鏡としても使えてスマホレンズにもなるので、いろいろな使い方ができる便利さが魅力です。

ケンコー (Kenko) リアルプロクリップレンズ (Real PRO CLIP LENS) 望遠7倍 KRP-7t

こちらはケンコー・トキナーのスマホ対応単眼鏡。
クリップをスマホに挟み、レンズを取りつければ倍率7倍での撮影ができます。
また、付属のアイカップを使えば普通の単眼鏡としても使えて便利。
コンパクトなサイズなので鞄の中でも邪魔にならず、レジャーやアウトドアなどでさまざまな使い方ができます。

  • 外形寸法 幅2.5cm 奥行2.5cm 高さ7.5cm
  • 倍率 7倍
  • アイレリーフ 1cm

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カメラレンズキット スマホ&タブレット用レンズ 望遠鏡

こちらは倍率12倍のスマホ対応単眼鏡。
クリップについたネジにレンズをまわして固定すれば、スマホでのズーム撮影ができます。
調節リングは2つあり、対物レンズ側のリングでピントをあわせ、接眼レンズ側では画面の隅に映り込んでしまった黒いフレーム部分を減少させることが可能。
レンズの位置を調整できるので、各種スマホに対応した汎用設計なのも嬉しいポイント。

  • 外形寸法 幅3cm 奥行3cm 高さ8.2cm
  • 倍率 12倍
  • 最短合焦距離 300cm

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ActyGo 高品質HD 望遠レンズつきスマホレンズ bluetooth ワイヤレスリモコン ゴリラポッド三脚つき

ActyGoはカメラレンズや自撮り棒などを手掛ける国内メーカーです。
こちらはスマホ用のレンズがセットになった商品。
望遠レンズはもちろん、広角レンズや魚眼レンズ、マクロレンズも入っていて、多様な使い方ができます。
Bluetoothリモコンも付属していて、遠隔操作でシャッターが切れるので、ブレが気になるときにも便利です。

  • 外形寸法 幅3.7cm 奥行3.7cm
  • 倍率 18倍

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まとめ

美術鑑賞から天体観測、スマホカメラでの撮影などさまざまな場面に役立つおすすめの単眼鏡を紹介しました。
ニコンやビクセン、ライカなどさまざまな有名メーカーからたくさん販売されています。
使い方や選び方をチェックして、シーンにあわせた仕様のものを選ぶことが大切です。
また、メガネ使用時でも使いやすいようアイレリーフの長さも確認しておきましょう。
この記事を参考に使いやすい単眼鏡をぜひ見つけてください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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