くしゃくしゃの紙のしわを伸ばす方法 ドライヤーは?アイロン以外のシワ伸ばしも

くしゃくしゃの紙のしわはどうするかについて紹介
出典:Pixabay

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ポスターや賞状などの厚紙、コピー紙や画用紙などは、丸まったり折りじわがついたりしやすい紙です。
しかしいざ使おうというときに、くしゃくしゃの紙を出すのは気が引けます。
そこで今回は、くしゃくしゃの紙のしわを伸ばす方法を伝授。
ドライヤーでしわ伸ばしできるのかや、アイロン以外の方法で簡単にできるしわ伸ばしも紹介します。

目次

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簡単にくしゃくしゃの紙のしわを伸ばす方法

まずは簡単にくしゃくしゃの紙のしわを伸ばす方法を紹介します。
コピー紙は伸ばせますが、ファックス用の感熱紙にはアイロンが使えないので注意してください。

アイロンで紙のしわを伸ばす

アイロンでくしゃくしゃの紙のしわを伸ばす方法は、誰しも聞いたことがあるでしょう。
アイロンの温度設定は低~中がベストで、ポスターや画用紙にさっとアイロンをかけていきます。
賞状のように大切な厚紙のしわを伸ばす際は、ハンカチやコピー紙を間に挟んでアイロンするのがおすすめ。
しわの伸び具合をチェックしながら、何度かアイロンをかけたら完了です。

紙を水で濡らしてからアイロンをかける

くしゃくしゃの紙をあらかじめ濡らしてから、アイロンで紙のしわを伸ばす方法です。
こちらも、アイロンの温度設定は低~中くらいがおすすめ。
まず、霧吹きを軽くかけるか、固く絞ったふきんをポスターや画用紙にのせて湿らせておきます。
乾いたハンカチで挟んで、丁寧にアイロンをかけてください。
しわの伸び具合をチェックしながら、何度かアイロンをかけたら完了です。

アイロン以外で簡単に紙のしわを伸ばす方法

ドライヤーやアイロン以外で簡単に紙のしわを伸ばす方法もあります。
自宅にアイロンがなく、ポスターや厚紙やコピー紙のしわを伸ばす方法が知りたい人は必見です。

紙の上に重石を乗せる

アイロン以外で簡単に紙のしわを伸ばす方法として、重石を使ったやり方も。
まず雑誌を2冊用意し、2冊の間にポスターや厚紙を挟みます。
霧吹きで少し濡らしても良いでしょう。
その上に、重石や辞書、水の入ったペットボトルをのせて数日放置します。
まだ伸びていなければ同じ工程を繰り返しましょう。
時間がかかるのが難点ですが、紙を傷める心配がないので賞状など、大切な厚紙のしわ伸ばしにもおすすめです。

水で濡らしてから冷凍庫に入れる

水で濡らしてから冷凍庫に入れるのも、アイロン以外で紙のしわを伸ばす方法のひとつです。
コピー紙などくしゃくしゃの紙を霧吹きで濡らし、ジッパーバッグに入れます。
バッグの口は閉じず、そのまま垂直に立てて1日~2日間ほど置いてください。
そのままでは波打っているので、重石を乗せる方法を応用してしわを伸ばしましょう。

窓に貼る

なんと、窓に貼ることでポスターやコピー紙などくしゃくしゃの紙のしわを伸ばす方法です。
こちらは簡単かつ手軽にできるのがうれしいポイント。
やり方は霧吹きで画用紙やポスターを濡らしたら、そのまま窓に貼り付けるだけです。
窓に結露があるときは拭き取っておいてください。
しばらく放置して、様子を見ながらしわの伸び具合を確認しましょう。

くしゃくしゃの紙のしわはドライヤーで伸ばせる?

アイロン以外で早くポスターや画用紙のしわを伸ばすとき、ドライヤーを使いたい人もいるでしょう。
確かに、くしゃくしゃの紙を霧吹きで濡らしてドライヤーすれば早く乾きそうな気もします。
しかし実は、濡れた紙ドライヤーをつかってしまうと、コピー用紙やポスターが波打ってしまうのです。
きれいに紙のしわ伸ばしがしたいなら、できるだけドライヤーは使わないようにしましょう。

くしゃくしゃの紙をシワ伸ばしする際の注意点

くしゃくしゃの紙のしわを伸ばす際に注意したい点がいくつかあります。
コピー紙や厚紙といった、紙の種類や性質をしっかり見ておきましょう。

紙の材質や性質をチェック

ファックス用紙やレシートとして使われる感熱紙は、熱を加えると変色してしまいます。
アイロンを使ったしわ伸ばしができないので、重石や冷凍庫を使ったしわ伸ばしで対応しましょう。
また、薄葉紙や習字紙のように、破れやすくデリケートな紙は、アイロンで破れてボロボロになってしまうことも。
紙の素材に合わせて、やさしいしわの伸ばし方を選ぶのが重要です。

インクが耐水性か確認しておく

くしゃくしゃの紙は、水を含むことでしわを伸ばしやすくなる特徴があります。
霧吹きで濡らす方法もありますが、インクが耐水性でないとにじんでしまうことも。
そのため、水彩絵の具等で描かれたポスターなどのしわ伸ばしには、当て布をした上で、裏からアイロン掛けするのがおすすめです。
事前に紙の耐水性についてもチェックしておきましょう。

アイロンのスチームを使用しない

水分を含むとしわが伸びやすくなるからといって、アイロンのスチームを使うのはやめましょう。
必ず、霧吹きで先に濡らしておいて、中低温でゆっくりアイロン掛けしてください。
スチームを使ってしまうと、ドライヤーで乾かしたときのように波打ってしまうこともあります。

アイロンはかけすぎないように注意

くしゃくしゃの紙のしわ伸ばしの際は、アイロンのかけすぎにも要注意。
ぴしっと伸ばしたい気持ちもあるとは思いますが、熱いアイロンをなんどもかけてしまうと変色や焦げに繋がります。
もっと伸ばしたい場合は、重石を使った伸ばし方と併用してみましょう。

ポスターや画用紙の丸まりを直す方法

厚紙やポスター、画用紙の丸まりを伸ばすときは、冷蔵庫に入れてしばらく放置するのがおすすめです。
紙が湿って丸まりが取れてきたら、ドライヤーを使って乾かします。
このやり方は、水性を使用していないポスターのみで対応しましょう。
また、ドライヤーの風をあてる際は距離を離して使用するのがおすすめです。

まとめ

ここまで、アイロンで紙のしわを伸ばす方法と、アイロン以外でできる簡単なしわ伸ばしを紹介しました。
基本的に、くしゃくしゃの紙に水を霧吹きして、ドライヤーで乾かすのは避けましょう。
ただし、丸まった紙を冷蔵庫に入れて直す際はドライヤーを使っても構いません。
くしゃくしゃになった紙の性質などを見極め、適切な方法でしわ伸ばしに挑戦してください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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