キャップや帽子の汗染みの落とし方 野球帽子のひどい皮脂汚れを取る洗い方も

キャップを被る少年たちが山を見ている写真
出典:Free-Photos / Pixabay

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強い日差しを遮って厚さや紫外線から守ってくれる帽子。
実用性だけでなくコーディネートのアクセントとして愛用している人も多いのではないでしょうか。
しかし、暑い時期の使用頻度が高い帽子は、汗による変色や白い粉がつくなどの汗染みの汚れも気になります。

そこでこの記事では、キャップや野球帽子を型崩れさせず洗える洗い方、帽子の汗染みを取る方法や汚れの落とし方、帽子のケアグッズを紹介。
お気に入りの帽子だからこそ、正しく洗濯、ケアをして清潔に長く使いましょう。

目次

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キャップなどの帽子の頑固な汗染み・皮脂汚れ

キャップや帽子などには、額に当たる部分に汗取りがあります。
実は帽子で最も汚れているのはこの汗取りの部分。
女性の場合、よく見るとファンデーションなどがついていることもあります。
額から鼻にかかる部分は皮脂の分泌が多く、ファンデーションが浮き上がって汗取りにつきやすいのです。

子どもや男性の場合も、ファンデーションの汚れ同様に汗取りの部分には汗や皮脂がしみ込んでいます。
主に、白い粉がついていたり黄色に変色したりする汗染み、乾かしても湿っているように見える汗染みなどがついていることが多いです。

帽子(キャップ)の洗濯表示、洗い方をチェック

洗濯表示タグ

洗えない帽子もあるため、汚れた帽子を洗濯する時は洗濯表示を必ず事前に確認しましょう。
洗濯可のマークや手洗い表示があれば自分で洗濯することができます。
ただし、すべてのマークに×印がついている場合洗うことはできません。

洗えない帽子は歯ブラシなどで軽く汚れをこすって、硬く絞った布で拭く程度にとどめましょう。
円の中にPやFなどの表示があったら自宅での洗濯は避けてドライクリーニングに出す必要があります。
また、汗染みによる白い粉は家庭洗いでも十分落ちますが、頑固な汚れや変色した部分が落ちない場合は、クリーニング店に持ち込みましょう。

帽子(キャップ)の洗濯、シミ抜きに必要なもの

帽子を洗うのに必要なものは以下の通りです。

大きめ洗面器や桶

白い洗面器とタオルとブラシ

帽子を洗剤に浸したり、こすり洗いをしたりする時に使います。
帽子、またはキャップがすっぽりと入る大きさの桶や洗面器がなければ、洗面台などにぬるま湯を張って洗うのもよいでしょう。

中性洗剤

person holding purple plastic bottle

帽子の皮脂汚れ、汗ジミを取るのに必要です。
おしゃれ着、デリケート衣類専用洗剤を用意しましょう。

バスタオル

洗ったあとの帽子の水気をとるのに使用。
しっかりと包めるサイズがおすすめで、バスタオルの代わりにフェイスタオルを数枚使う方法もあります。

歯ブラシなどの小さめブラシ

赤い歯ブラシ

黄色に変色した汗染みなどの部分をこするのに便利で、つばやラインの内側など細かいところを洗える小さめサイズがおすすめ。
そのほか、目に見える泥汚れなどをあらかじめこすり落とすのにも使えます。

帽子(キャップ)の洗い方と汗ジミの取り方

自分でキャップを洗濯する場合は、下準備として泥汚れなど目に見える汚れはブラシなどで軽くこすり落としておきます。
洗濯は次の手順で進めましょう。

  1. 洗濯表示通りの温度と濃度でおしゃれ着洗い洗剤を溶かす(汚れが気になる場合は洗剤を直接塗布)
  2. 優しく押し洗いをする
  3. 新しい水、またはぬるま湯に取り替えてていねいにすすぐ
  4. 大きなタオルで優しく押さえるように水気を拭き取る
  5. 陰干しで乾かす

白い粉がついた汗染みは、冷水で注ぐだけできれいになります。
乾かす時は型崩れを防ぐため、丸めた新聞紙に帽子をかぶせたり新聞紙の代わりにザルなどを使うのも効果的。
空気を通し短時間で乾かすのがコツです。
直射日光は色あせや劣化につながるので、必ず陰干しで乾かしましょう。

洗濯はやりすぎ注意 毎日の帽子の手入れ方法

赤いキャップ帽子

自分で洗える帽子でも何度も洗濯を繰り返すと、けば立ちや色褪せ、型崩れの原因になります。
普段から手入れをしていれば、洗濯回数を減らすことができるので実践しましょう。
例えば、ホコリが気になる時は帽子全体をブラシで払います。

汗取り部分のファンデーションや汗染みが気になる時は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤をつけたタオルで汚れとなじませるように拭き、硬く絞ったタオルで水拭きをします。
ひどい汚れがついてしまったら、ベンジンを含ませたタオルでたたくように汚れを移しましょう。

その後はきれいなタオルで水拭きします。
汗ジミ対策として帽子に汗取りシートをつける、除菌スプレーを使うなど普段から手入れして帽子の洗濯回数を減らすのもおすすめです。

野球帽子のひどい汗染みや皮脂汚れの落とし方

野球帽子に付着した汗染みや皮脂汚れの落とし方を紹介します。

  1. まず大きめの洗面器にアクロンなどの毛糸洗い用の洗剤で洗濯液を作ります。
  2. 次に、帽子のひどい汚れを古い歯ブラシなどでこすり洗いしてください。
  3. 帽子を洗い、水を2,3度替えてすすぎます。なお脱水はせず、帽子の水が切れたら陰干しします。

洗濯機ではなく手洗いの方が、野球帽子の色落ちや縮みが起こりづらいのがポイントです。

帽子(キャップ)の洗濯・手入れグッズおすすめ4選

自宅で帽子がスッキリ洗えるおすすめのアイテムや、普段の手入れにあると便利なグッズを紹介します。
帽子の洗濯や毎日のケアの参考にしてください。

キャップウォッシャー 帽子 型崩れ防止

野球帽子やキャップの型崩れを防止し、そのまま干すことも可能

汗などですぐに汚れやすいキャップは型崩れしやすく、洗い方に悩むもの。
このキャップウォッシャーを使うことで、野球帽子を型崩れ防止しながら丸ごと洗うことができます。
4つのバックルで帽子をしっかり固定できるので安心して洗濯可能、
また、柔軟性のあるPPプラスチック素材で洗濯機内部を傷つけにくく、速乾性に優れているのもポイント。

  • 対応サイズ 52cm~59cm
  • 重量 95g
  • 素材 PPプラスチック
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レデッカー (Redecker) 帽子ブラシ ソフト

帽子のカーブに沿った形状&軽量で扱いやすい手入れブラシ

ドイツのハウスキーピング用品ブランド、レデッカー社の帽子専用ブラシ。
帽子のカーブに沿ったブラシでまんべんなくホコリや汚れを払い落としてくれます。
ハンドル部分はストレートなので力の入れ具合をコントロールしやすく、軽量で扱いやすいのが魅力。
1本持っていると、普段の帽子の手入れに非常に便利です。

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ハットランドリー

防腐剤不使用。防臭や防カビ、防虫効果も期待できる帽子用除菌スプレー

100%天然の植物抽出成分(フィトンチッド)で作られた帽子用除菌スプレーです。
一本で除菌、防臭、防カビ、防虫効果がある万能商品。
防腐剤などの薬品を一切使用していないので、子供のかぶる帽子にも安心して使えます。

普段の手入れでは、使用後に1プッシュして陰干しをしておきましょう。
持続性の高い効果が期待できるので、いつでもすがすがしい気持ちでおしゃれに帽子を楽しめます。

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ニューエラ (NEW ERA) キャップ&ハットライナー ロング(抗菌・消臭)

洗いにくい帽子の汗取りに。抗菌や消臭効果が期待できる両面テープ

丸洗いできないキャップや洗うのを避けたい高級なキャップなどには、スウェットバンド部分に汗取りテープを張るのがおすすめ。

キャップ内側の額が当たる部分にテープを張ることで、抗菌、消臭効果を実現してくれます。
汗取りだけでなくファンデーションの付着防止、化粧崩れ防止として使うのも良いでしょう。
両面テープで簡単に取り付けられるため、汚れたらキャップから取り外して、すぐに交換できるのも嬉しいポイントです。

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まとめ

頭皮や顔は皮脂や汗の多い部分で、知らず知らずのうちに帽子に白い粉がついたり変色したりと汚れが付着してしまいます。
汗染みが積み重なる前に、普段からこまめに手入れをすることが大切です。

さらに、自宅で上手に洗濯できれば、いつでも気持ちよく帽子のおしゃれが楽しめます。
洗えないとあきらめていた帽子も、紹介したケア用品や手順ですっきりと洗濯してみてはいかがでしょうか。



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