おすすめのオペラグラス・双眼鏡11選 コンサート、観劇、野外ライブ、スポーツ観戦に

観劇を楽しむ際の嗜みとして、中世ヨーロッパでセレブにも愛されていたオペラグラス。
天体望遠鏡や顕微鏡に比べて低倍率のため、天体観測や野鳥観察には向いていませんが、スポーツ観戦やライブ観賞、観劇には十分な機能性があります。
ノスタルジックでおしゃれな見た目や、安い価格で手に入れられるところも魅力です。

そこでこの記事では、大好きなスポーツ選手やアーティストのパフォーマンスを、もっと近くで楽しみたい人におすすめのオペラグラス・双眼鏡を特集。
双眼鏡との違いや倍率の選び方を解説するとともに、デザインや機能性の高いおすすめオペラグラス・双眼鏡を紹介します。

オペラグラスと双眼鏡の違い

一見、同じように見える双眼鏡とオペラグラスですが、カテゴリーは一緒でも、その構造は大きく異なります。
双眼鏡は、遠くの対象にもピントが合うよう、光を屈折させたり反射させたりするためのガラスや水晶でできたプリズムが使われています。
そのため、野外ライブやスポーツ観戦など、大規模な鑑賞には高倍率の双眼鏡がおすすめ。

対して、オペラグラスにはほとんどプリズムが採用されていません。
2枚のレンズのみで対象を映し出すシンプルな構造のため、双眼鏡よりも軽量、かつ安価に製造できるのです。
子供のお遊戯会やコンサートなど、ある程度近くを見るには、軽量で手が疲れにくく、シンプルな構造からブレも少ないオペラグラスがおすすめです。

オペラグラス・双眼鏡は長時間持てる軽い物や持ち手つきがおすすめ

コンサートやミュージカル、スポーツ観戦などでは、観劇時間が2、3時間を超えることも珍しくありません。
その間、ずっとオペラグラスを持ち続けると疲れてしまうため、できるだけ軽いものがおすすめです。
レンズの種類やデザインによっても重さは異なるため、実際に手に持ってみて重さを確かめるのがベスト。

通販で購入する場合は、150gよりも軽いかどうかを目安に選ぶとよいでしょう。
中には、持ち手がついていて、腕を上げなくてよいものや、ストラップ付で持ち運びやすいものなどもあります。
使うシーンに合ったデザインのオペラグラス・双眼鏡を選びましょう。

観劇やライブ、スポーツ観戦におすすめなオペラグラス・双眼鏡の選び方

ライブやスポーツ観戦などに使うには、どのような倍率や明るさのオペラグラス・双眼鏡が適しているのでしょうか。
ここからは、オペラグラス・双眼鏡の選び方を紹介します。

オペラグラス・双眼鏡の倍率で選ぶ 小規模の観劇やコンサートなら2、3倍が目安

倍率に迷ったときは、「席から対象までの距離÷倍率」で計算してみましょう。
例えば、市民ホール(ステージまで90m)で行う小規模コンサートに、3倍のオペラグラスを持っていく場合、「90÷3=30」の計算になります。
3倍のオペラグラスを使うと、30mの距離感でコンサートを観賞できるという計算です。
肉眼でもなんとか見えるような小規模のコンサートや観劇なら、2~3倍のオペラグラスもおすすめです。

オペラグラス・双眼鏡の明るさで選ぶ 有効径と倍率を確認

オペラグラス・双眼鏡は明るさも重要です。
特に、照明が暗いコンサートや観劇では、明るくないと目が疲れてしまいます。
オペラグラスは、「対物レンズの有効径が大きく」「倍率が低い」ものほど、明るく見えます。
比較した商品が同じ倍率であれば、対物レンズの有効径が大きいものがおすすめ。
ただし、対物レンズの有効径が大きくなるほど、オペラグラス・双眼鏡自体のサイズも大きくなります。
コンパクトなサイズ感のオペラグラスを探している人は注意しましょう。

野外ライブ会場やスポーツ観戦は4倍以上の倍率のオペラグラス・双眼鏡がおすすめ

ドームコンサートや野外ライブ、スポーツ観戦などで、対象まで距離がある場合は4倍以上の倍率がおすすめ。
席からステージまで60~160mほどあることが多く、160mの距離で4倍のオペラグラスを使えば、40mの近さ(アリーナ席)で見る感覚を楽しむことができます。
また、こうした場合は、10倍以上の高倍率が揃う双眼鏡もおすすめ。
視野が狭くなりブレやすくなるため、

ワイドに見えるオペラグラス・双眼鏡を選ぶ 実視界と見掛け視界

オペラグラスや双眼鏡には、「実視界」と言う、レンズを動かさずに見える範囲が決まっています。
また、「見掛け視界」と言って、景色がワイドに見える角度も製品ごとに決まっており、見かけ視界が広いほど対象を広角に見られます。
コートが横に長いサッカーやラグビー観戦、好きなアイドルを一度に複数人見たいコンサートなどでは、60~65度がおすすめです。
見掛け視界は、「実視界×倍率」で角度が計算できます。

コンサートやライブ、観劇におすすめのオペラグラス・双眼鏡11選

ここからは、子供の発表会や運動会、小規模なホールコンサートにおすすめのオペラグラスや、広いドームコンサートや野外フェス、レジャーなどにも使える本格的な双眼鏡を紹介します。

ミザール (MIZAR) オペラグラス BOH-350

観劇やクラシックコンサートなどにおすすめの、倍率3倍のオペラグラスです。
ノスタルジックな雰囲気がおしゃれなオペラグラスの定番デザインで、優雅な気分を誘う高級感に溢れています。
ハンドル付きで、長時間の使用にも最適。
ピント調整機能が付いており、離れた席はもちろんのこと、至近距離でも使えます。
前列でも、より鮮明に役者や歌手を見たい人にもおすすめです。

• 外形寸法 幅5.3cm 奥行9.8cm 高さ3cm ハンドル9~16cm
• 重量 185g
• 倍率 3倍
• 対物レンズの有効径 25mm

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池田レンズ工業 オペラグラス 双眼鏡 3×23

良質なルーペや双眼鏡なども手掛ける、池田レンズのオペラグラスです。
手のひらに収まるサイズ感と、長時間の使用に適した軽量設計で、持ち運びやすさが魅力。
ネックストラップ付きのため、落下防止、紛失防止にもなります。
ワインレッドやゴールドといった上品なカラーが4色揃っており、オペラやクラシックコンサートなど、フォーマルなシーンにもおすすめです。

• 外形寸法 幅5.5cm 奥行9.8cm 高さ3.1cm
• 重量 150g
• 倍率 3倍
• 対物レンズの有効径 23mm

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ケンコー・トキナー (Kenko Tokina) サファリ (SAFARI) オペラグラス (Opera Glass) 3×25

クラシカルなゴールドのフォルムが上品な、重厚感のあるオペラグラス。
アクロマート(色消し)レンズを使っているため映像が鮮明に見え、ミュージカル観賞や映像とコラボしたライブなどにもおすすめです。
倍率3倍で手振れが少なく、安定した観賞が可能。
中心にあるピント調整ネジで簡単に微調整ができ、見掛け視界は18度。
指揮者の動きや、好きな俳優の動きをピンポイントで追うのにおすすめです。

• 外形寸法 幅5cm 奥行3cm 高さ10cm
• 重量 158g
• 倍率 3倍
• 対物レンズの有効径 25mm
• 実視界 6°

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ナシカ光学 (NASHICA) 3×25 オペラグラス 折りたたみ式

携帯にも便利な、折りたたみ式のオペラグラス。
対物レンズの有効径は28mmと少し大きく幅のあるサイズですが、プラスチック製のため重さはなく、長時間の使用にも適しています。
軽量、明るい、持ち運びに便利なことから、照明が暗めのコンサートや夜間のライブ、室内のスポーツ観戦などにもおすすめ。
かわいいピンクやイエローなど、幅広い世代が使いやすいシンプルなデザインも魅力です。

• 外形寸法 幅11.5cm 奥行6.4cm 高さ2cm
• 重量 65g
• 倍率 3倍
• 対物レンズの有効径 28mm

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ケンコー・トキナー (Kenko Tokina) Pliant 3×25 スリム

メタリックカラーがスタイリッシュでおしゃれな、ケンコー・トキナー(Kenko Tokina)のオペラグラス。
スーツやシャツの胸ポケットにも入る薄型デザインが特徴で、持ち運びのしやすさが魅力です。
場所をとらず軽量なので、子供の運動会やお遊戯会を見るときに使いたいママにもおすすめ。
デザイン性とサイズ感が口コミでも好評です。

• 外形寸法 幅11.5cm 奥行6.4cm 高さ2cm
• 重量 65g
• 倍率 3倍
• 対物レンズの有効径 25mm

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ミザール (MIZAR) ダハ双眼鏡 CB-101

対象から15m以上離れたところから使うよう設計された双眼鏡です。
ピント調整が不要で、動く対象を追いかけたい人にもおすすめ。
手の平サイズでコンパクトなボディですが、さらに折りたたむことができ、持ち運びにも便利です。
見掛け視界は45度で、コンパクトながら、ややワイドに見ることができます。
コンサートやスポーツ観戦用として、オペラグラスよりも少し倍率の高いものが欲しい人におすすめです。

• 外形寸法 幅7.8cm 奥行6cm 高さ4.8cm
• 重量 125g
• 倍率 6倍
• 対物レンズの有効径 18mm
• 実視界 7.5°

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ナシカ光学 (NASHICA) 双眼鏡 7×18 PRETTY スケルトンII ブルー

高品質な望遠鏡や双眼鏡を、福岡の自社工場で一貫して製造するナシカ光学(NASHICA)の双眼鏡です。
プラスチック製で扱いやすく、野外フェスやスポーツ観戦など、アクティブなシーンにおすすめ。
首掛けストラップや収納ケースもついて、持ち運びや保管がしやすい点も魅力。
倍率は7倍のため、コンサートなどでも対象を近く感じられます。

• 外形寸法 幅7.5cm 奥行10.2cm 高さ4cm
• 重量 134g
• 倍率 7倍
• 対物レンズの有効径 18mm
• 実視界 4.7°

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ナシカ光学 (NASHICA) 双眼鏡 SPRIT 8×21 CR-MC

明るさやワイドな視野を求める人におすすめの、ナシカ光学の双眼鏡SPRIT。
マルチカラーコーティングレンズで、スポーツ観戦やコンサート観賞、レジャーシーンにおける景色をより鮮明に、見やすく映し出します。
オペラグラスのようなコンパクトなデザインながら、ドームコンサートなどにも使える8倍率で、遠くの対象をしっかりキャッチ。
操作も簡単なのでノンストレスで使えます。

• 外形寸法 幅7.6cm 奥行10cm 高さ4cm
• 重量 165g
• 倍率 8倍
• 対物レンズの有効径 21mm
• 実視界 7°

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ケンコー・トキナー (Kenko Tokina) DO NATURE 双眼鏡 8X22

贈り物にも喜ばれるかわいいパッケージデザインが印象的な、コンパクトサイズの双眼鏡。
軽量設計ながら、倍率は8倍と本格的です。
対物レンズの有効径もそれなりに大きく、高倍率ながら明るさも期待できます。
レッドやブルーなどのはっきりとしたカラーリングで、子供も使えるデザイン。
「ピントも問題なく、倍率も結構先まで見ることができて、大変満足です。」など、口コミでも好評です。

• 外形寸法 幅8.2cm 奥行10.4cm 高さ4.2cm
• 重量 126g
• 倍率 8倍
• 対物レンズの有効径 22mm
• 実視界 4.6°

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グローブ アプリオ (APRIO) 双眼鏡 10×21 CA-10

高倍率、広角な見掛け視界を求める人におすすめの双眼鏡です。
ステージまでの距離が100mを優に超える広いコンサート会場でも、快適に見える倍率10倍。
見掛け視界も65度と広角なため、アイドルグループのパフォーマンスもワイドに観賞可能です。
サッカーやラグビーなどのスポーツ観戦も臨場感がアップ。
夜でもよく見える明るさも魅力です。
コンパクトで軽量なため、持ち運びしやすいところも嬉しいポイントです。

• 重量 139g
• 倍率 10倍
• 対物レンズの有効径 21mm
• 実視界 6.5°

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Personal-α 双眼鏡 10倍

iPhone7よりもコンパクトな「Personal-α」は、楽天やアマゾンといった大手通販サイトでも選ばれている、人気の双眼鏡です。
光学プリズムを採用し、高精度な作りながら、片手で持てる軽量設計が魅力。
単1電池と同じくらいの重さで、長時間の使用にも適しています。
10倍ズームで、好きなスポーツ選手や俳優を鮮明に映し出す他、明るさや操作性にも優れた、バランスのよい双眼鏡です。

• 外形寸法 幅10.2cm 奥行8.31cm 高さ4cm
• 重量 137g
• 倍率 10倍
• 対物レンズの有効径 22mm
• 実視界 6.5°

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まとめ

野外ライブやドームコンサート、観劇におすすめのオペラグラス・双眼鏡を紹介しました。
見たいものに合わせた倍率や機能性のものを選ぶことで、芸術鑑賞やイベントがもっと快適で楽しいものになります。

子供のお遊戯会や肉眼でも見えるぐらいの規模のコンサートにはオペラグラス、野外ライブやスポーツ観戦など、大規模の場合は双眼鏡がおすすめです。
持ち運びやすさや視界の広さ、デザインなどすみずみまでチェックして、あなたにぴったりのオペラグラス・双眼鏡を見つけましょう。