梅干しを漬けるのにおすすめの容器7選 梅漬けの一般的な作り方も解説
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そのまま食べるのはもちろん、料理に酸味を加えたい時のアクセントとしても活躍する梅干し。
市販の梅干しも美味しいですが、自宅で漬けた自家製の梅干しはまた違った美味しさ、味わいがあります。
この記事では、梅を漬ける時期や梅干し容器の選び方、おすすめ商品を紹介。
梅漬けの一般的な作り方も動画付きで解説します。
元々梅干しを作っている人や、これから作ってみたい人もぜひチェックしてください。
梅を漬ける時期は? 梅干しと梅漬けの違いも
一般的に梅がスーパーや百貨店などに出るのが6月のはじめで、その頃が梅を漬ける時期とされています。
梅干しと梅漬けがありますが、仕込み方は同じで梅干しの場合は塩漬けした後に天日干しをして完成。
梅を塩漬けにしてそのままにするのが梅漬けで、塩漬け以外でも梅を漬けた状態で干していないものを梅漬けということがあります。
本記事で取り上げる梅漬けの一般的な作り方もぜひチェックしてください。
梅干しを漬ける容器の素材
梅を漬ける時期が分かったところで、次は梅干し容器の素材を紹介。
かめやホーロー瓶、避けた方が良い素材などそれぞれの特徴を見ていきましょう。
陶器・磁器のかめ
甕(かめ)は広口の陶磁器で、酸や塩に強いのが特徴です。
丈夫で手入れがしやすく、熱湯消毒も可能。
厚みもあるため、温度変化を受けにくいのも梅干しを漬ける容器にぴったり。
重量があり動かしにくいため、大型のものを扱う時は注意しましょう。
ホーロー瓶
鉄やアルミニウムなどの金属にガラスでコーティングをしたホーロー瓶。
酸や塩に強いため梅干しを漬ける容器に適しています。
菌が繁殖しにくく、におい移りが少ないのもメリット。
急な温度変化や衝撃に弱く、傷がつくと錆びるため扱いに注意が必要です。
ガラス瓶
ガラス瓶はにおいや色が移りにくく、透明のため中身が見やすいのが魅力です。
梅干しの数や液の量、カビが浮いていないかなどを確認できるのも便利。
光の影響を受けやすいため、暗い場所に置いたり布を掛けたりして対策しましょう。
プラスチック・金属容器は避ける
プラスチックは扱いやすいですが、酸や塩に弱く、においや色移りがしやすい素材です。
プラスチックやジップロックを使う場合はすぐに食べきれる量にとどめましょう。
また金属も酸と塩分に弱く、容器が傷んで腐食することがあるため避けてください。
梅干し入れの選び方
素材の特徴に加えて、次は梅干しを漬ける容器の選び方を解説します。
1kgや2kgなどの梅の量、密閉性といったポイントをチェックしましょう。
1kg? 2kg? 漬ける梅に合わせた容量
容器の容量はL(リットル)で表記され、商品によっては梅の量の目安が合わせて書かれているものもあります。
容器の容量は、1kgや2kgなどで表される梅の量の2倍程度がおすすめ。
大粒の梅なら2.5倍から3倍ほど余裕を持っても良いでしょう。
取り出しやすい口の広さ
梅干しを漬ける容器は口の広さも重要なポイントです。
口が広いと材料を出し入れしやすく、重石をのせやすいのもメリット。
瓶類はかめに比べて口が狭いため、選ぶ時はなるべく広口タイプを選びましょう。
密閉できるもの
しっかりと容器を密閉できるかどうかも要チェック。
雑菌が入るのを防ぎ、においが広がらないようにするためにも蓋付きや重石をのせやすい容器が安心。
かめは蓋がずれやすいため、ラップや紙を敷いてから蓋をする方法もおすすめです。
必ず食品用を使う
大前提として食品用の容器を使いましょう。
食品用以外の容器は食品衛生法の規制の対象外で、梅干しの酸などで化学物質が溶け出す可能性もあります。
長期保存に向いているかも含め、容器の品質や注意事項を事前に確認しましょう。
梅漬けの一般的な作り方
梅干しよりも水気が多く、フルーティーな香りを楽しめる梅漬け。
ここからは梅干しよりも簡単にできる梅漬けの一般的な作り方を紹介します。
まず梅をよく洗い、ヘタを取ったらよく絞った布で丁寧に拭きましょう。
次に梅の18%の量の塩を用意し、ポリ袋に梅と塩を入れて口をふさいで混ぜ、空気を抜いて密封します。
この時に袋を二重にすると安全です。
梅酢が出て塩が溶け込むまで毎日袋を振り、半年ぐらい経ったら梅酢を抜いて袋を交換しましょう。
梅を漬ける時期は一般的に6月頃から。
作り方を覚えてぜひ挑戦してみてください。
梅干しを漬けるのにおすすめの容器7選
梅干し入れの選び方、梅漬けの一般的な作り方が分かったところで次はおすすめの容器を紹介。
かめやガラス瓶、1kgや2kgの梅を漬けるのに適したものなど、ポイントを踏まえて見ていきましょう。
漬物容器 かめ 丸かめ 3.6リットル 10000153
レシピ付きで手軽に漬物を楽しめる漬物容器
梅干しやぬか漬け、味噌など、さまざまな漬物を楽しめる丸かめです。
レシピもセットになっているので、届いてからすぐに漬物を楽しめます。
雰囲気のあるデザインで、長く使いたい人におすすめです。
- サイズ 直径20.5cm 高さ24cm
- 容量 3.6L
- 材質 陶器
- 重さ 3.5kg
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ヤマキイカイ 漬物容器 蓋付切立瓶 5号 9L H-12
梅干しや梅酒をたっぷり手作りできる大型サイズのかめ
梅干しや梅酒づくりなど様々な漬け方をしたい人におすすめの、9L容量のかめです。
小さめの梅なら5kgほどまでまとめて漬けることが可能。
蓋付きで重さのある大型サイズのため、置き場所を確保してから購入しましょう。
- サイズ 直径27cm 高さ30cm
- 容量 9L
- 材質 陶器
- 重さ 5.6kg
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高木金属工業 漬物容器 ホーローストックポット丸型20cm HSP-20
室内置きでも違和感のないデザインが魅力のホーロー製梅干し容器
高木金属工業から販売されている、取っ手付きのホーロー製梅干し容器です。
こちらは高さ20cmほどの丸型タイプで、幅27cm以上の広口のため梅干しや漬け物の材料の出し入れにぴったり。
においが移りにくく、手入れがしやすいのもおすすめポイントです。
- サイズ 幅27.8cm 奥行22cm 高さ20.2cm
- 容量 6L
- 材質 ほうろう用鋼板、ポリエチレン
- 重さ 1.1kg
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野田琺瑯 (Noda Horo) ホワイトシリーズ ラウンドストッカー18cm WRS-18
インテリアに馴染むシンプルなデザインがおしゃれな梅干し容器
ホーローメーカーとして有名な野田琺瑯の梅干し容器。
1kgから2kgの梅を漬けられる4.5L容量で、蓋と容器の両方に取っ手が付いているのも便利。
口コミではしっかりした作りや扱いやすい重さ、スタッキングできる機能性など、品質が高く評価されています。
- サイズ 幅25.5cm 奥行21cm 高さ18.5cm
- 容量 4.5L
- 材質 ホーロー、ポリエチレン
- 重さ 1.35kg
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石塚硝子 アデリア (ADERIA) MCコンテナー ガラス保存瓶 レードル付き 3L 815
梅干しだけでなく梅酒作りにも最適なレードル付きの保存瓶
ガラスやプラスチック製の商品を製造する石塚硝子の保存瓶です。
丈夫でにおい移りの少ないガラス製で、ステンレスの蓋と取っ手がスタイリッシュなデザイン。
1kg程度の梅を漬けるのに最適で、レードル付きのため梅酒を作りたい人にもおすすめです。
- サイズ 直径16.9cm 高さ22.3cm
- 容量 3L
- 材質 ガラス、ポリプロピレン、ポリエチレン、ステンレス
- 重さ 1.25kg
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星硝 (SEISHO) セラーメイト チャーミークリアー L1 221121
一人暮らしでの梅干し作りにおすすめの小容量梅干し容器
ガラス瓶を中心に扱う星硝から、比較的コンパクトなソーダライムガラスの容器を紹介。
少量の梅を漬けるのに便利で、漬けた後に食卓に出す保存容器にもぴったり。
蓋も容器も透明なため、中身の状態を確認しやすいのも使いやすいポイントです。
- サイズ 直径11.5cm 高さ17cm
- 容量 1.3L
- 材質 ソーダライムガラス、アクリル樹脂、ポリエチレン
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星硝 (SEISHO) セラーメイト 取手付密封びん 4L 220339
チェックしやすくガラス製のためにおいうつりがない梅干し容器
星硝の、2kgの梅を漬けられる4L容量の取っ手付きガラス瓶です。
脱気機能付きで密閉性に優れ、耐久性も高いため梅干しの長期保存に最適。
口コミでは開け閉めのしやすさに加え、デザイン性の高さが高評価を得ています。
- サイズ 直径17.5cm 高さ29.5cm
- 容量 4L
- 材質 ソーダライムガラス、シリコンゴム、18-8ステンレス
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まとめ
今回は、まだ梅干しを漬けたことがない人に向けて、梅を漬ける時期や梅漬けの一般的な作り方も解説しました。
1kgや2kgの梅に適した容量、蓋の仕方も梅干し作りの参考にしてみてください。
紹介したおすすめ商品は一部ですが、かめやホーロー瓶、ガラス瓶など、梅干しを漬ける容器の素材も様々。
自分が使いやすい容器を見つけて、梅漬けや梅干しを楽しく、美味しく作りましょう。