スノーボード板おすすめ9選 種類や選び方を解説、初心者向けスノボ板も紹介

ウインタースポーツの定番であるスノーボードでは板選びが重要。
この記事ではスノボ板の構造をはじめ、目的の滑りに合わせた種類・形状やスノボ板の長さの選び方を解説します。
さらに、バートンやサロモンなど有名ブランドのおすすめ商品や保管方法なども紹介。
サイズ、形状、デザインを確認しながら、長く愛用できるアイテムを吟味して選んでください。

スノーボード板の構造とサイズの選び方

スノーボード板の基本的な構造と、サイズや長さの選び方を解説します。
まず、スノボ板の構造は前方をノーズ、中央をウエスト、後方をテールと呼びます。
選び方として、ウエスト部分の幅は「ブーツサイズ-1cm」を目安にしましょう。

また、スノボ板の選び方で重要な「長さ」について。
一般的な長さは「自分の身長-15cm」といわれます。
身長別には、180cm前後の人は自分の身長-20cm、170cm前後なら-15cm、150cm前後なら-10cmを目安にしましょう。

スノーボード板の種類と特徴

スノボ板の基本の種類と特徴を確認しましょう。
初心者または中級者以上、トリックまたはフリーライド向きなど、レベルや目的に合わせて選びます。

初心者におすすめのディレクショナルツイン

テールよりノーズが長く、ノーズとテールが同じ形状のディレクショナルツイン。
どんなスタイルにも対応するフリースタイル用です。
ディレクショナルとツイン双方のメリットが感じられる、初心者にもおすすめの種類です。

スピード重視の人向きのディレクショナル

ノーズがテールより長く、ノーズとテールが異なる形状のディレクショナル。
風を切って高速で滑るフリーライド用の板で、長くて細めの形状が特徴。
スピード重視の人や中級者以上向きのスノボ板です。

トリックを身に着けるならツインチップ

トリック系の滑りを楽しみたい人には、取り回しの良さが魅力のツインチップがおすすめ。
ノーズとテールの長さと形状が同じで、小回りが利きます。
ジブやグラトリをする時、スイッチで滑る場合も違和感が少なく済みます。

スノボ板のおすすめの選び方

種類だけでなく板の反り具合や幅、デザインなど、滑りのスタイルに合わせた選び方や好みに合わせた選び方を確認しましょう。

滑りのスタイルに合う形状を選ぶ

• キャンバー

板裏の中央部が反りかえり、真横から見るとWのように見えるキャンバー。
くせも少なく、基本動作を身に着けたい初心者や板選びに迷った際におすすめです。
バネのように大きく跳ね、キレのあるターンが可能で、各ブランドの取り扱いが多い点も魅力の一つ。

• ロッカー

ウエストから先端部にかけて緩やかに反ったロッカー。
ノーズが雪に潜ることなく、高速滑走や安定した滑りを楽しめるので、こちらも初心者におすすめ。
また、引っ掛かりにくさを活かした乗り系トリックでも性能を発揮します。

• ダブルキャンバー

ロッカーとキャンバーを合わせたようなダブルキャンバーは、ゲレンデの状態に左右されず滑りやすい形状です。
板中心部はロッカー形状で、操作性の高さと逆エッジのなりにくさがメリット。
テールとノーズがキャンバー形状のため、反発も感じられます。

• ハイブリット

スノボ板のハイブリッドとは、一般的にロッカーとキャンバーを組み合わせた形を指します。
中間部分がキャンバー構造で、フラットタイプと比較すると反発力やフリーラン時の安定感があり、キャンバーのメリットを感じられます。

• フラットキャンバー(ゼロキャンバー)

板の中心付近が雪面にぴったり付くような形状のフラットキャンバー。
ゼロキャンバーとも呼ばれます。
トゥエッジとヒールエッジの切り替えが楽に素早く行える点がメリット。
中心部分がフラットでノーズとテールがロッカーのように反り返った、フラットロッカータイプもあります。

板の幅をチェックする

スノーボード板の幅とは、一般的に中央部のウエスト幅を指します。
幅が広いと安定感のあるライディングができるため、ジブやグラトリ用にも太めの板が多くあります。
一方細い板はコントロール性が高く、ターンの切れ味や高速走行がメリット。
初心者には太すぎず細すぎない幅がおすすめです。

板の硬さに注目する

柔らかめの板は少ない力で滑ることができて、初心者や女性におすすめ。
普通に滑る時だけでなく、グラトリやジブでの扱いやすさもメリットです。
硬めの板は高速滑走時に滑りやすく、強い反発を利用した高さのあるトリックも可能です。

デザインにこだわる

スノボ板の大きな魅力の一つであるデザイン性。
サイズや滑りに合う形を把握したら、好みのデザインを選んで気分を盛り上げましょう。
ブランドロゴがシンプルに施されたものや、ウエアとカラーを合わせたファッショナブルな組み合わせもおすすめです。

バートンやサロモンなどのブランド

アメリカ発の老舗スノーボードブランド「バートン」。
性能の高さに定評があり、ブーツやアパレルまで幅広い商品展開です。
スキー、スノーボードともに自社ブランドで開発販売をする「サロモン」も、ハイスペックなモデルがたくさん。
ブランドごとの特徴を比較して選んでみましょう。

スノーボード板おすすめ9選

バートンやサロモン、ヨネックスなど、有名ブランドのスノボ板9モデルを紹介します。
種類や形状を比較しながら、滑りを楽しめるアイテムを選んでください。

011 アーティスティック (zerooneone Artistic) ダブルフライ (DOUBLE FLY) スノーボード メンズ 21-22

サーフボードに使われる超軽量フォームコアを芯材に使用し、011独自の新しいコアで最軽量化を実現したダブルフライ。
ウエスト周りのフレックス&トーションを柔らかめにしているため、操作性能がアップしています。
くせが少なくさまざまなスタイルを楽しめるアイテムです。

• サイズ
  • 板長さ148.5cm ウェスト幅24.6cm
  • 板長さ150cm ウェスト幅24.8cm
  • 板長さ151cm ウェスト幅24.7cm
  • 板長さ152cm ウェスト幅24.8cm
  • 板長さ154cm ウェスト幅24.9cm
  • 板長さ156cm ウェスト幅24.9cm
• 板の形状 キャンバー

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ノーベンバー (NOVEMBER) アーティスト (ARTISTE)スノーボード 21-22

ノーベンバーの高品質な国産スノーボード板。
ベストセラーモデルをフルモデルチェンジした一品で、カービング時のグリップ力などを強化しているため、フリーライディング性能の高さを感じられます。
ボードには厳選した広葉落葉樹を年単位で乾燥させて組み上げており、バランス精度が高くばらつきの少ないボードが完成しました。

• サイズ
  • 板長さ138cm ウェスト幅23cm
  • 板長さ142cm ウェスト幅23.4cm
  • 板長さ146cm ウェスト幅23.8cm
  • 板長さ148cm ウェスト幅24.2cm
  • 板長さ150cm ウェスト幅24.5cm
  • 板長さ152cm ウェスト幅24.7cm
  • 板長さ154cm ウェスト幅24.9cm
  • 板長さ158cm ウェスト幅25.1cm
• 板の形状 キャンバー
• 種類 ツインチップ(ジブ・グラトリ用)

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エフティーシー (FTC) ファナティック (FANATIC) スノーボード メンズ レディース 21-22

1987年創設のFANATIC SNOWBOARDS。
6角形のハニカム構造をノーズとテールのコアに配置し、軽量でしなやかな乗り心地、反発力も安定感もあるバランスの良いボードを追求しました。
大きく描かれたロゴのデザインもおしゃれです。

• サイズ
  • 板長さ144cm 幅23.2cm
  • 板長さ149cm 幅24.6cm
  • 板長さ153cm 幅24.8cm
  • 板長さ156cm 幅25.2cm
• 板の形状 ハイブリットキャンバー
• 種類 ディレクショナルツイン(フリースタイル用)

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サロモン (SALOMON) サイト (SIGHT) スノーボード メンズ レディース 21-22 L41525400

同じくブランドロゴが大きくプリントされている、サロモンの「SIGHT」。
バインディング内側はキャンバー構造、外側はロッカー構造のため、反発力とランディング時の安定性が高く、かつ浮力も感じられるバランスの良いアイテム。
柔らかめのフレックスは、初心者でも扱いやすいスノボ板でしょう。

• サイズ
  • 板長さ147cm ウェスト幅24.4cm
  • 板長さ150cm ウェスト幅24.5cm
  • 板長さ153cm ウェスト幅24.6cm
  • 板長さ156cm ウェスト幅24.8cm
  • 板長さ159cm ウェスト幅25cm
  • 板長さ155cm(W) ウェスト幅25.6cm
  • 板長さ158cm(W) ウェスト幅25.8cm
  • 板長さ162cm(W) ウェスト幅26cm
  • 板長さ166cm(W) ウェスト幅26.2cm
• 板の形状 ハイブリッドキャンバー
• 種類 ディレクショナルツイン(フリースタイル用)

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ヨネックス (YONEX) スムース (SMOOTH) メンズ レディース スノーボード 21-22 SM21

ヨネックスの「SMOOTH」は、一般からプロボーダーまでをカバーするオールラウンドボード。
ノーズ&テールにハニカム構造、周りには衝撃耐久性に優れた独自のISOコアで囲い込むSTOMPTECH3.0構造を採用。
新素材ナノメトリックXTと合わせ、強い反発力とコントロール性能、安定性を両立しています。

• サイズ
  • 板長さ138.5cm ウェスト幅23.1cm
  • 板長さ142.5cm ウェスト幅23.4cm
  • 板長さ146.5cm ウェスト幅23.8cm
  • 板長さ150.5cm ウェスト幅24.3cm
  • 板長さ152.5cm ウェスト幅24.5cm
  • 板長さ154.5cm ウェスト幅24.6cm
  • 板長さ158.5cm ウェスト幅24.9cm
• 板の形状 キャンバー
• 種類 ディレクショナル(フリーライド用)

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ナイデッカー (NIDECKER) ベータ (BETA APX) スノーボード メンズ 21-22

1887年創設、ヨーロッパで最も歴史のあるスノーボードブランドNIDECKERのスノボ板を紹介。
雪上でサーフィンを楽しむように、自由なスタイルを実現できるナイデッカー「BETA APX」。
SURFY CAMROCK形状採用のため、パウダーでの浮力を感じつつ、圧雪でのカービングも楽しめます。

• サイズ 板長さ153cm、158cm
• 板の形状 パウダーロッカー
• 種類 ディレクショナル(フリーライド用)

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バートン (BURTON) キルロイツイン (KILROY TWIN)キャンバー スノーボード メンズ 21-22 195331

老舗スノボブランド「バートン」のキャンバーツインチップは、硬いウッドと柔らかいウッドを交互に重ねる構造で、パフォーマンス性が増しつつ軽量化を実現。
トリック系まで幅広いスタイルに適しています。
バートンのキャロルツインは、満足度の高いスタイルが楽しめて初心者にもおすすめのスノボ板です。

• サイズ
  • 板長さ135cm ウェスト幅23.5cm
  • 板長さ145cm ウェスト幅24.5cm
  • 板長さ148cm ウェスト幅24.8cm
  • 板長さ152cm ウェスト幅25cm
  • 板長さ155cm ウェスト幅25.2cm
  • 板長さ159cm ウェスト幅25.5cm
• 板の形状 キャンバー
• 種類 ツインチップ(ジブ・グラトリ用)

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エフエヌティーシー (FNTC) TNT-C メンズ レディーススノーボード 21-22

スノボを楽しむコンセプトで開発された、FNTCのハイブリッドキャンバー。
足と足の間を柔らかくし、板のしなりとねじれを簡単に使えるような構造です。
軽い荷重で楽に曲がる乗り心地を実感できるため、グラトリを練習したい人にもおすすめのスノボ板。

• サイズ
  • 板長さ139cm ウェスト幅23cm
  • 板長さ143cm ウェスト幅23.2cm
  • 板長さ147cm ウェスト幅24.5cm
  • 板長さ150cm ウェスト幅24.6cm
  • 板長さ153cm ウェスト幅25cm
  • 板長さ157cm ウェスト幅25.6cm
• 重量 2.3kg/139cm、2.4kg/143cm、2.5kg/147cm、2.7kg/150cm、2.8kg/153cm、2.9kg/157cm
• 板の形状 ハイブリッドキャンバー
• 種類 ツインチップ(ジブ・グラトリ用)

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エフエヌティーシー (FNTC) TNT-R メンズ レディーススノーボード 21-22

シックな色合いでデザイン性も高い、FNTCのTNT-R。
TNT-Rはグラトリに必須である板のしなりに重点を置いているため、初心者でも簡単にしなりを効かすことができます。
さらに、しなった後の安定感も抜群で強い反発力があり、最高のパフォーマンスに近づけるでしょう。

• サイズ
  • 板長さ139cm ウェスト幅23cm
  • 板長さ143cm ウェスト幅23.2cm
  • 板長さ147cm ウェスト幅24.5cm
  • 板長さ150cm ウェスト幅24.6cm
  • 板長さ153cm ウェスト幅25cm
  • 板長さ157cm ウェスト幅25.6cm
• 重量 2.3kg/139cm、2.4kg/143cm、2.5kg/147cm、2.7kg/150cm、2.8kg/153cm、2.9kg/157cm
• 板の形状 ダブルキャンバー
• 種類 ツインチップ(ジブ・グラトリ用)

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スノーボード板の保管・手入れ方法

スノボ板を長く大切に使えるよう、保管や手入れの方法を確認しましょう。
シーズン中は板表面の汚れを水で落とし、落としきれない汚れはリムーバーで取ってワックスを塗るのが基本。

シーズン後のメンテナンスとしては、ブーツを固定するバインディングを外し、ビスやねじ部分のサビを落として浸透潤滑剤などを塗ります。
ソールの汚れも落としてワックスを塗り、エッジの鉄部分のサビを取ってください。
スノボ板は高温多湿や直射日光の当たる場所は避け、湿気取りと一緒に保管するとよいでしょう。

まとめ

スノボ板のサイズや種類の選び方と、サロモンやバートンなど有名ブランドのおすすめ商品を紹介しました。
自分だけのスノボ板は希望の滑りを実現するだけでなく、気分をより盛り上げるためにも欠かせないアイテムです。
お気に入りのスノボ板を手に入れたら、ぜひこまめにメンテナンスして長く愛用しましょう。
自分にぴったりの種類のスノボ板を選んで、思い思いの滑りを楽しんでください。