ソファーの汚れを防止する方法 防水スプレーの選び方や汚れの落とし方も
お気に入りのソファーも毎日使っていると、だんだんと汚れの付着や劣化が気になってくるもの。
汚れが付きにくくなるように手入れしておけば、劣化が早まるのを防止してきれいに使い続けられます。
この記事では、ソファーの汚れを防止できるおすすめの防水スプレーや、スプレー以外の予防方法を紹介。
布や本革、フェイクレザーなど、素材別の汚れの落し方や手入れ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ソファーの汚れ、劣化の原因とは
ソファーに付着する汚れの原因は、汗や皮脂、食べこぼし、ホコリなどさまざまな種類があります。
これらの汚れを放置していると、ダニやカビ、黄ばみが発生に繋がり、ソファーの劣化が早まるので注意が必要です。
また、汚れが溜まると、臭いやベタ付きが発生して居心地の悪い空間になることも。
日頃から手入れを怠らず、きれいで清潔な状態をキープしておくのがおすすめです。
ソファーの汚れ防止には防水スプレーがおすすめ
ソファーの汚れ防止グッズとしておすすめなのが、手軽に使える防水スプレーです。
防水スプレーをかけると水分を弾きやすくなるため、汚れや食べこぼしが付いたときも簡単に落とせます。
きれいな状態を保てるので汚れによる劣化を防止でき、ソファーの寿命を伸ばせるのがメリットです。
ソファー向け防水スプレーの選び方
ソファー向け防水スプレーの選び方を紹介します。
布や本革など、素材に合うものや機能を比較しながら防水スプレーを選びましょう。
ソファーの素材に合うものを選ぶ
布や革など、さまざまな素材に使いたい場合には、繊維に膜を張る通気性に優れたタイプがおすすめです。
シリコンの膜を表面に張るようなタイプは、本革やフェイクレザーなどの汚れ対策に適しています。
事前に防水スプレーの対応素材をチェックしましょう。
効果の持続性に注目
防水スプレーは効果の持続性にも注目しましょう。
持続時間が長いものなら、手入れの回数を減らすことができます。
座ったり寝転がったりするときの摩擦による防水効果の薄れも、効果の持続性が高いスプレーだとカバーしてくれて便利。
ソファーで過ごす時間が多いという家庭にも適しています。
速乾性も確認
防水スプレーを使うときの手軽さを重視したいなら速乾性に注目しましょう。
速乾性に優れているとスプレーをかけたあとすぐに使えるので、毎日忙しい人にもおすすめです。
効果の持続時間が長くなるほど乾燥時間も長くなる傾向にあるため、ライフスタイルに合わせて使いやすいタイプを選びましょう。
安全性をチェック
子供やペットのいる家庭では、安全性にもしっかりとこだわりたいものです。
人体に影響のない素材を使っているか、購入前にしっかりチェックしましょう。
誤って吸い込んでしまって、呼吸困難やアレルギー反応を起こさないよう、安全に使えるものを選ぶのがおすすめです。
ソファー向け防水スプレーの効果的な使い方
防水スプレーの効果を存分に発揮するためには、正しい使い方を知っておくことが大切です。
使用前に、ソファーを掃除してゴミを取り除き、きれいな状態にしておくのがポイント。
全体にムラなくスプレーして、しっかりと乾燥させることで防水効果が長持ちしやすくなります。
ソファー向け防水スプレーを使う際の注意点
防水スプレーの吸い込みによる事故を防止するため、作業をするときは風通しの良い場所を選びましょう。
室内で使用する場合は、換気をしながら行うのがおすすめです。
吹きかけるスプレーの量は、ソファーの表面がしっとりする程度が適しています。
かけすぎるとシミの原因になるので注意しましょう。
【100人に調査】ソファの汚れ対策ってどうしてる?
ここまで、ソファー向け防水スプレーの選び方や使い方を紹介しましたが、実際にソファーの汚れ対策をしている人はどのくらいいるのでしょうか。
今回イエコレクション編集部では、家にソファがある100人に向けてアンケートを実施しました。
最も多かった回答は、「している」で93%、次点で「していない」は7%という結果に。
「している」を全体の9割以上が選んでいて、日ごろから手入れを行っている人は多いことが分かります。
「していない」と答えた人の回答では、「対策法が分からない」という声が複数ありました。
どのような対策をしている?
続いて、ソファーの汚れ対策方法についても伺いました。
最も多かった回答は、「洗えるカバーをつける」57%、2位は「汚れが目立ちにくい色のソファを選ぶ」26%、3位は「ソファに使える防水スプレーで対策」5%という結果に。
「その他」には「汚れたら拭く程度」「ソファーの上で小さな子どもやペットが飲食しないようにする」などの声がありました。
「洗えるカバーを付ける」を選んだ人は「2枚カバーがあるので汚れても即交換できる」「防水シートを座面へ敷いたところにマルチカバーを被せる」などの工夫をしている人もいるようです。
また「ソファに使える防水スプレーで対策」を選んだ人からは、「防水スプレーと革用の汚れ落とし、ツヤダシを定期的に行なっています」という声も。
ソファーの汚れ対策に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
ソファーの汚れ防止に役立つ防水スプレー7選
ソファーの汚れ防止に使える、おすすめの防水スプレーを紹介します。
布や本革、フェイクレザーなど、さまざまな素材に合わせた商品を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
スリーエム (3M) スコッチガード™ 防水スプレー 1分で撥水 170ml SG-S170
1分で防水効果が発揮される、即効性と手軽さを兼ね備えた防水スプレーです。
水性汚れや油性汚れのほか、泥汚れもしっかりと弾いてくれるのが特徴。
UVカット効果もあるため、紫外線による色あせも防止してくれます。
ソファーを窓際に置いている人でも使いやすく、おすすめです。
- 容量 170ml
- 使える素材 布
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グラスヴェール リペーリング 300ml
食べこぼしや油汚れ、泥や水などにも対応可能な、ソファーを保護してくれる防水スプレーです。
布のソファーはもちろん、傘や靴などにも安心して使えるのが魅力。
水分や汚れをコロコロと弾いてくれる優れもので、ソファー以外にも、幅広い布製品に使えておすすめです。
- 容量 300ml
コロニル (Collonil) 防水スプレー 1909シュプリームワックススプレー 200ml
防水効果とツヤ出し効果をプラスできる、皮革素材のソファーに適した防水スプレーです。
革の光沢を活かす、しなやかで美しい風合いに仕上げてくれるのが特徴。
ブレンドオイルが含まれているため、スムースレザーやコードバンで作られたアイテムの手入れにも使えます。
- 容量 200ml
- 使える素材 皮革(スムースレザー・ツヤあり)
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M.モゥブレィ (M.MOWBRAY) スエードカラーフレッシュ 保革・防水スプレー
シューケア製品のトップブランド「M.モゥブレィ」の、起毛皮革に適した防水スプレー。
天然系成分が配合されているため、色あせと乾燥を防いで鮮やかな色合いをキープしてくれます。
また、無色なのでスプレーしたあとも目立ちにくく、どんなカラーのソファーに使えるのでおすすめです。
- 容量 220ml
- 使える素材 スエード、ヌバックなどの起毛皮革
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ラストオリウム (RUST-OLEUM) ネバーウェットネオ(Never Wet NEO)
布の通気性を失わず、強力な撥水効果を発揮する防水スプレーです。
繊維一本一本の表面をコーティングしてくれるため、飲み物をこぼしてしまったときもきれいに拭き取れます。
布ソファーの手入れを楽に行いたい人におすすめです。
- 容量 325ml
- 使える素材 皮革、スウェード、ポリエステル、木綿・エステル混紡品、キャンバス布
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セメダイン (CEMEDINE) 機能性スプレー 防水スプレー多用途+長時間 420ml HC-010
革から布まで幅広い種類の素材に使えるのが嬉しい、高機能な防水スプレーです。
防水・防汚効果のほか、透湿性や撥油効果も期待できるので食べ物系の汚れもしっかりガードしてくれます。
撥水効果が長持ちしやすいので、手入れの頻度を抑えたいときにもぴったりです。
- 容量 420ml
- 使える素材 牛革、スウェード、ヌバック、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、アクリル、アセテート、綿、麻、リネン、ウール
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コロンブス (COLUMBUS) アメダス420 撥水・防水・防汚スプレー
フッ素系撥水・撥油剤のコーティングでホコリやゴミ、油分といった汚れも付きにくくなる防水スプレーです。
水は通さず、空気は通す仕組みなので通気性を損なわないのが特徴。
スプレーした際にしっかりと付着しやすいので、空気中の成分の浮遊が軽減されているのもポイントです。
- 容量 420ml
- 使える素材 ツヤ革、起毛革などの天然皮革やその他の革製品、布、人工皮革
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防水スプレー以外でソファーの汚れを防止する方法
ソファーを汚れから守れる、防水スプレー以外のアイデアを紹介します。
カバーやソファーの選び方など、さまざまなアイデアを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
防水や洗えるカバーを付ける
防水・撥水効果のあるソファーカバーを付ければ、汚れの付着を防ぎながら簡単に手入れできて便利です。
こまめに洗いたいなら着脱しやすいもの、丸洗いできるものがおすすめ。
汚れが付いてしまったときはすぐに洗えるので、いつでも清潔な状態をキープできます。
防水・撥水ソファーカバーのおすすめはこちら
汚れが目立ちにくいソファーを選ぶ
汚れが目立ちにくいカラーリングのソファを選ぶのも、一つのアイデアです。
汚れが目立つ白いソファーだけでなく、黒やブラウンの布製ソファーは意外とホコリや毛玉が目立ってしまいます。
グレーやベージュなど、くすんだカラーは汚れが目立ちにくくおすすめです。
ソファーの汚れの落とし方・手入れ方法【素材別】
汚れの落し方を素材別に紹介します。
布や本革、フェイクレザーなど、素材によって手入れ方法も違うので、ぜひ参考にしてください。
ファブリック(布)ソファー
汚れの落とし方
布製のソファーの汚れは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を布に含ませて絞り、表面を叩くように拭き取って落としましょう。
汚れが浮いてきたら、ぬるま湯を含ませた布で洗剤を拭き取り、自然乾燥させます。
また、汚れは擦ると広がってしまうので注意が必要です。
食べこぼしは、ティッシュや柔らかい布ですくい取ったあと、きれいに拭き取っておきましょう。
定期的な手入れ
布ソファーの定期的な手入れは、隙間に入り込んだホコリやゴミを取り除くのがポイント。
柔らかいタオルやブラシを使って汚れをかき出したり、掃除機で吸い取ったりしてきれいに掃除します。
硬めのタオルやブラシを使ったり、強く擦ったりすると生地が傷んでしまうため注意しましょう。
本革ソファー
汚れの落とし方
デリケートな本革ソファーは、汚れが付いてしまうとシミになったり変色したりするため、早めに落とすのが大切です。
少量のクリーナーを布に取って汚れをきれいに拭き取ったら、乾いた布で乾拭きしましょう。
飲み物をこぼしてしまったときは、最初に布で叩くようにして水分をきちんと拭き取ってから、クリーナーを使って汚れを落とします。
定期的な手入れ
本革ソファーの定期的な手入れは、汚れを落としながら革に栄養を与えてあげるのがポイントです。
布とクリーナーでホコリや汚れを落としたら、専用のプロテクトクリームを塗って乾かし、乾燥によるひび割れを防ぎましょう。
フェイクレザーソファー
汚れの落とし方
扱いやすいフェイクレザー製のソファーは、汚れが付いたときの手入れも簡単です。
汚れが付いてしまったときは、布やタオルで拭き取るだけできれいになります。
しかし、そのまま放置すると染み付いてしまうため、すぐに対処するのがおすすめです。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた水やクリーナーを使い、水拭きと乾拭きで落としましょう。
定期的な手入れ
フェイクレザー製ソファーの定期的な手入れは、使っていくうちに蓄積する皮脂汚れをすっきりと落とすのがポイント。
中性洗剤を溶かしたぬるま湯を布に含ませて皮脂汚れをしっかりと拭き取ったら、水拭きと乾拭きで仕上げましょう。
まとめ
今回は、ソファーの汚れを防止できる防水スプレーを紹介しました。
布や本革、フェイクレザーなど、素材に合わせてさまざまな防水スプレーが展開されています。
また、ソファーの変色や劣化などのトラブルを防ぐには、日頃から汚れが付きにくいようにきちんと対策しておくのが重要です。
この記事を参考に、お気に入りのソファーをダニやカビ、汚れから守りきれいに使い続けましょう。