学習机をリメイクしよう! 本棚やキッチンワゴンなどアイデア例やDIY方法も紹介

子供が成長すると思い出の詰まった学習机を使わなくなることがよくあります。
捨てるのはもったいないなと感じるなら、リメイクしてみるのがおすすめです。
この記事では、大人や大学生でも使える学習机のリメイクアイデアを紹介。
リメイクシートでキッチンカウンターにしたり、テレビ台やドレッサーにしたり、小さくしたりするアイデアもあるので、ぜひ参考にしてください。

使わない学習机をおしゃれにリメイクしよう

子供が入学のタイミングで購入した本棚付き学習机。
大学生や大人になってからは使っていないという家庭も多いでしょう。
特に男子だと、子供らしいデザインがより一層使いにくく感じるかもしれません。

そんな学習机は、リメイクでよみがえらせることができるのです。
小さくしてドレッサーとして使ったり、キッチンカウンターにしたりと、アイデア次第では簡単なリメイクも可能。
この機会に、学習机をおしゃれにアレンジしてみましょう。

【100人に調査】もったいない!学習机のリメイク方法は?

他の人は子供の頃の学習机をどのように利用しているのでしょうか。
今回イエコレクション編集部では、3年以内に大学を卒業した人、もしくはその親を対象にアンケートを実施しました。
最初の質問は、学習机を卒業したタイミングについてです。
一人暮らし・実家暮らしを合わせて1番多いのが「高校生」まで、次いで「大学生」まで。
そして3番目に多かったのが「現在でも書き物・PCデスクとして使用している」という人です。
少数意見ですが、小学生や中学生で学習机を卒業している人が意外といたのに驚きました。

使わなくなった学習机は、現在どうなっているのでしょう。
「燃えるゴミ・粗大ゴミとして処分」したという人は39%、「そのまま書き物・PCデスクとして使用」している人が35%。
そして「リサイクル」に出した人、「そのまま他の家具として使用」している人も8%ほどいるようです。
学習机は大きくて重たいので、家に置いたままうまく活用するのも良いでしょう。

最後に、学習机・PCデスクとして使うのをやめた理由についての質問です。
1番多かった理由は「大人っぽいものに買い替えたかった」26%、次いで「おさがり・寄付すると決めていた」16%、3番目に多かったのが「汚れたり曲がったり、机が劣化していた」14%でした。
その他の理由としては、「机として機能していないが、使い道がないためただ置いている」という人も。
学習机は小さい頃から使うものなので、自分の好みや体格に合わなくなる、劣化してしまうのは仕方がないことです。
せっかくなので、放置しがちな学習机も自分好みにリメイクしたり、寄付したりとうまく活用してみましょう。

学習机のリメイクアイデア

大人はもちろん大学生男子・女子におすすめの、学習机のリメイクアイデアを紹介します。
作業台やダイニングテーブル、ドレッサーにテレビ台などいろいろなアイデアをぜひ参考にしてください。

キッチンの作業台やキッチンワゴンに

学習机はキッチンカウンターのような作業台にリメイクすることができます。
キッチンの雰囲気に合わせて、リメイクシートなどを貼り簡単に見た目をアレンジするのもいいでしょう。
また、勉強机のキャスター付き引き出し部分は、キッチンワゴンとしても活用できます。

ダイニングテーブルやガーデンテーブルに

脚の形状がシンプルなデザインの学習机なら、天板を簡単にリメイクするだけでダイニングテーブルやガーデンテーブルに大変身。
ペンキを使ってインテリアに合うダイニングテーブルにすれば、見た目の雰囲気もガラッと変わって、学習机には見えにくくなるでしょう。

部屋のテイストに合わせたテレビ台に

勉強机はダイニングテーブル以外に、高さのあるテレビ台としてもリメイク可能。
部屋のテイストに合わせてペイントしたりリメイクシートを貼ったりすることで、インテリアに馴染むテレビ台になります。
引き出しワゴンもリモコンやちょっとした小物の収納スペースになって便利です。

おしゃれなドレッサーに

大学生や大人になったら、勉強机をドレッサーへリメイクするのもおすすめです。
ペイントやリメイクシートで簡単にアレンジすれば、おしゃれなドレッサーとしてそのまま使えます。
本棚がついている場合は取り外すとすっきりとしたデスクになり、引き出しワゴンはたくさんのコスメ収納に役立つでしょう。

使い勝手のいいパソコンデスクに

大学生や大人なら、勉強机をパソコンデスクとしても活用できます。
そのままでも使えますが、引き出しや天板下の収納部分をリメイクして、プリンターやルーター収納にアレンジするとさらに使い勝手がよくなるでしょう。
パソコンデスクは大人でも使いやすいように、落ち着いた色合いにペイントするのもおすすめです。

勉強机の本棚をおしゃれな収納棚に

勉強机の本棚部分を収納棚にリメイクするアイデアもあります。
例えば、本棚にキャスターを付ければ移動可能なキッチンカウンターにもなり、天板を付けて作業台にすることも可能。
いろいろな場所での収納に活用できるのでおすすめです。

リメイクに向いている学習机のポイント

学習机はデザインやサイズもさまざまです。
その中でも、特にリメイクに向いている学習机のポイントを紹介しましょう。
まず第一に、シンプルなデザインの学習机がおすすめ。
凝った作りのものはリメイクしにくい場合があります。

本棚や照明などを外した後にすっきりしているものだと使いやすいでしょう。
また、品質のいい学習机であるかもチェック。
高品質なものは子供が長年使っていても反りや割れがなく、傷も目立ちにくいのでリメイクしやすいはずです。
もちろん、リメイク後に使いたい場所に適したサイズの学習机であるかどうかも大切なポイントです。

勉強机のDIYに必要な道具は?

勉強机をDIYする時には、いくつかの道具を用意しておきましょう。
本棚や照明などを取り外す時には電動ドリルがあると作業がスムーズです。
また、ペイントする時は塗料やハケ以外に、表面をならすための紙やすりを用意しましょう。
簡単にリメイクシートを貼るだけなら定規やカッター、カッティングマット、ヘラなどを事前に準備しておきます。

簡単にできる勉強机のDIY方法

ここで、簡単にできる勉強机とワゴンのDIY方法を紹介。
ペンキで塗って大人や大学生にも使いやすいものにしたり、リメイクシートでキッチンカウンターにアレンジしたりする方法を解説します。

ペンキで塗り直せば大人や大学生も使える作業台に

子供っぽい印象の勉強机も、ペンキで塗り直せば大学生や大人が使いやすい作業台・パソコンデスクに変身します。
インテリアに合う色のペンキを選んで、天板から本棚、引き出し、ワゴンまでしっかり塗って変身させましょう。
勉強机にペンキを塗る場合は、まず紙やすりで表面を削っておくのがおすすめ。
細かな傷がある場合もやすりでなめらかにします。

また、木材に仕上げのコーティングが施されているとペンキがうまく乗らない場合があるので、削って落としておきましょう。
ペンキはハケやローラーを使って一定方向に塗るのがコツ。
2度塗りすることでムラが少なくきれいな作業台・パソコンデスクに仕上がります。

リメイクシートでキッチンカウンターをおしゃれにDIY

リメイクシートを使うと簡単に勉強机の雰囲気を変えられます。
木目模様や大理石調、ヴィンテージ風などいろいろなデザインがあるので、ペイントではできないリメイクができるでしょう。
また、リメイクシートならインテリアに馴染むキッチンカウンターをDIYする時にも便利です。

そんなリメイクシートをきれいに貼るためには、ハケやヘラを使うのがおすすめ。
リメイクシートは粘着シートになっているため、空気を入れずに端から貼っていくことが大切です。
貼りたい場所にシートを合わせながら剥離紙を少しずつ剥がし、ハケやヘラを使って空気を抜きつつ貼っていくのがポイントです。

ひとまわり小さくしたいなら業者へ依頼

学習机をひとまわり小さくして再利用したい場合もあるでしょう。
しかし小さく加工するのは簡単なことではありません。
そのため、学習机を小さくするなら業者へ依頼するのがおすすめです。
家具をリメイクする業者はいろいろあるので、どんな風に小さくしたいのか考えながら、ネットなどで依頼先を探してみるといいでしょう。

まとめ

今回は、使わなくなった学習机をリメイクするアイデアを紹介しました。
学習机はキッチンカウンターやワゴン、ドレッサーにテレビ台などさまざまなものにリメイクできます。
また、リメイクシートを使えば簡単に見た目をアレンジできるので、おしゃれなキッチンカウンターにしたい時にも便利です。
業者に依頼して小さくリメイクしてもらうのもいいでしょう。
思い出の学習机やワゴンを長く愛用するなら、ぜひ使いやすくリメイクしてください。