【自分で】裾上げテープ9選 デニム・ジーンズやカーテンに アイロン不要タイプも
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ジーンズのズボンの裾を自分で直したいけれど、家にミシンがないという人や手芸が苦手でできないという人もいるでしょう。
そんな時におすすめなのが裾上げテープです。
使い方は簡単で、アイロンを使って接着するだけなので、手縫いが苦手な人でも手軽に裾直しができます。
今回は、裾上げテープのおすすめ商品を紹介します。
裾上げテープは、洗濯可能な強力タイプやアイロン不要なタイプなど種類も豊富。
ズボンやスカートはもちろん、カーテンなどの裾上げにも活躍するでしょう。
記事の後半では、裾上げテープの剥がし方も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ジーンズやカーテンに便利な裾上げテープとは
裾上げテープは、自分でズボンやスカート、カーテンなどの裾を上げたい時に便利なアイテム。
アイロンの熱を使って接着するテープで、セリアやダイソーなどの100均でも購入できます。
使い方が簡単なため、手芸初心者やミシンを持っていない人でも手軽に裾上げできるのがメリットです。
洗濯可能なものも多く、接着力が強力なタイプならジーンズやカーテンなどの厚地でもしっかり裾上げできます。
アイロンを持っていない人におすすめのアイロン不要タイプも販売されていて、使い方の選択肢があるのも魅力。
また、上手な剥がし方を知っておけば、失敗しても修正できるので気軽に挑戦できるでしょう。
裾上げテープの種類
まずは、裾上げテープの種類について解説します。
片面タイプや両面タイプをはじめ、アイロン不要のものもあるので、自分に合ったタイプを選びましょう。
初心者でも簡単な片面ノリタイプ
片面ノリタイプの裾上げテープは、折り返した生地の上からテープを貼っていくので、ズボンの裏側はテープが見えた状態の仕上がりになります。
テープの位置を確認しながら貼れるので、失敗しにくく初心者におすすめです。
また、耐久性があり、強力に貼り付けできるので、洗濯しても剥がれにくいのがメリット。
裏側の仕上がりは特に気にならないという人におすすめのタイプです。
自然な裾上げができる両面ノリタイプ
両面ノリタイプの裾上げテープは、折り返した裾の生地と生地の間に挟んで貼り付けるので、見た目がすっきりします。
カーテンを両面タイプで裾上げすれば裏側の仕上がりもきれいなため、風でカーテンがはためいても違和感がありません。
ただし、接着する時はテープの位置が見えにくく片面タイプよりも使い方が難しいため、細かい作業が得意な人やテープを隠してすっきり仕上げたい人におすすめです。
アイロンがない人はアイロン不要な布用両面テープも
家にアイロンがない人や、急ぎで裾上げが必要になった場合には、アイロン不要の裾上げテープがおすすめ。
裾を折り返してテープを貼るだけで、簡単に裾上げすることができます。
水に強いものを選べば洗濯も可能なので、よく着る服を裾上げしたい場合も安心。
また、出かけ先で裾がほつれてしまった時の応急処置にも役立ちます。
裾上げテープの選び方
次に、裾上げテープの選び方について解説します。
洗濯可能な裾上げテープや強力接着タイプなど、さまざまな種類の裾上げテープの中から、必要なポイントをチェックしていきましょう。
洗濯可能な裾上げテープがおすすめ
衣類の裾上げには、洗濯可能な裾上げテープを使うのがおすすめです。
強力に接着でき、なおかつ水に強いので、洗濯しても剥がれにくいのがポイント。
頻繁に洗濯するズボンやスカートなどの裾上げをする時は、裾上げテープが洗濯可能かどうかの確認が大切です。
水洗い可能なタイプやドライクリーニングにも対応しているタイプもあるので、使用する衣類の洗濯表示に合ったものを選びましょう。
裾上げテープの幅や長さで選ぶ
裾上げテープの幅は太いものがおすすめ。
幅が太いと、貼り付ける時に位置が調節しやすく、接着面が大きいので剥がれにくいのがメリットです。
裾上げテープの長さは、ズボンやスカートの裾まわりよりも長めのものを購入しておくことをおすすめします。
伸縮する生地の場合、実際に貼っていくと足りなくなることもあるので、余裕を持った長さのテープを購入しましょう。
裾上げテープの色は裾上げするものに合わせる
薄い生地や白っぽい生地に裾上げテープ使う場合、表側からテープが透けて見えてしまうことがあります。
そのため、裾上げテープは生地と同じ色のものを使うのがおすすめです。
生地と同化するような色合いのテープを選べば、表から見た時も違和感が少なくなります。
裾上げテープはさまざまな色が販売されているので、裾上げする生地に合わせて選びましょう。
デニムやカーテンなど厚手なものには強力タイプがおすすめ
ジーンズ・デニムやカーテンなど分厚い生地のものを裾上げする場合は、粘着力が強力なものを選びましょう。
ジーンズ・デニムや遮光機能のあるカーテンなどの厚手の生地は、アイロンをしても折り目がつきにくく、普通の裾上げテープを使うとすぐに剥がれてしまう場合があります。
そのため、強力に接着できる厚手生地用の裾上げテープを使うのがおすすめです。
【100人に調査】裾上げテープを購入する際に重視したポイントは?
今回イエコレクション編集部では、裾上げテープを3年以内に購入したことのある100人にアンケートを実施。
購入の際、最も重視したポイントについて伺いました。
最も多かった回答は、「強力に接着できるかどうか(厚手の生地向けか)」で33pt、2位は「アイロンが必要・不要かどうか」で30pt、3位は「洗濯可能かどうか」で17ptという結果に。
続いて「色」が10pt、「幅」が8pt、「その他」が2ptでした。
「その他」には「価格」などの声がありました。
「強力に接着できるかどうか(厚手の生地向けか)」を選んだ人の理由には、「動いていると取れてきちゃうことがあったから」、「洗濯可能かどうか」を選んだ人からは「洗濯で外れてしまっては面倒な為」という回答もありました。
【100人に調査】裾上げテープの使用満足度を教えて!
続いて裾上げテープを使用した満足度についても、アンケートを実施しました。
1位が「満足」43%、2位が「やや満足」35%という結果に。
全体の8割近くの人が、おおむね購入して良かったと感じていることがわかります。
「普通(どちらでもない)」と回答した人は12%。
「不満」「やや不満」と購入に後悔している人は10%でした。
「満足」「やや満足」と回答した人の理由
・急いでいるときに便利
・手芸初心者でも手軽に裾上げできる
・裁縫セットが無くても気軽に裾上げができるところです
・ミシンが無いので、簡単にアイロンで裾あげテープで作業が出来て楽にできたので助かりました
「不満」「やや不満」と回答した人の理由
・粘着が弱くて、結局剥がれた
・何度も洗濯していると剥がれてしまい、耐久性にかける
・結局、縫ったほうが早いし、丈夫
おすすめの裾上げテープ6選 | 片面ノリタイプ
ここからは、おすすめの片面ノリタイプの裾上げテープを紹介します。
洗濯可能なタイプや強力接着タイプなどさまざまな種類をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
暮しのポケット ジャムス すそ上げテープ
ズボンの裾上げにぴったりな使いやすい裾上げテープ
手芸用品をはじめ、文房具や日用品などの100均商品を手掛ける株式会社ポケットの裾上げテープです。
こちらはズボン用の裾上げテープで、スラックスなどの裾上げにおすすめ。
片面ノリタイプで、幅が2.3cmと細すぎないため、初心者や手芸が苦手な人でも貼り付けやすいのがポイントです。
ブラックやグレーなど使いやすいカラーが揃っているので、ズボンの色に合ったものを選びましょう。
- 外形寸法 幅2.3cm 長さ120cm
- カラー 黒、紺、茶、グレー、淡グレー
島田商事 すそあげテープ スピーダー 62
洗濯やクリーニングにも安心して出せる裾上げテープ
ボタンやファスナーなど、アパレル縫製資材を取り扱う総合商社、島田商事から販売されている裾上げテープ。
こちらの裾上げテープは、アイロンで簡単に接着できる片面タイプです。
ひきつれ防止の特殊な糸を使用していて、シワになりにくく、貼り付けの時にズレを吸収してくれるのが特徴。
水洗いやドライクリーニングにも対応しているので、接着後の洗濯が心配な人におすすめです。
- 外形寸法 幅2.3cm 長さ120cm
- 洗濯 水洗い、ドライクリーニング
ストレッチすそあげテープ 強力接着
ストレッチタイプの裾上げテープはトレーニングウェアの裾上げにおすすめ
こちらは伸縮する素材を使った裾上げテープで、ジャージやトレーニングパンツといったストレッチ性のある生地の裾上げにおすすめ。
強力接着タイプで、撥水加工が施されているのが特徴です。
汗を吸うスポーツウェアでも気軽に使え、洗濯もできるので安心して裾上げできます。
幅が3cmと太さがあり、しっかり接着できるため、初めて裾上げをする人でも使いやすいでしょう。
- 外形寸法 幅3cm 長さ120cm
- 洗濯 水洗い、ドライクリーニング
- カラー ブラック、ネイビー、アイボリー、グレー、ホワイト、ライトグレー
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クロバー (Clover) ストレッチすそ上げテープ
ニット素材で動きにくさも感じないストレッチタイプの裾上げテープ
クロバーは手芸用品の製造販売を手掛ける大阪のメーカーです。
日本だけでなく、世界中でも手芸用品のブランドとして名を広げています。
こちらの裾上げテープは、ニット素材の伸縮性があるタイプで、ジャージやストレッチ性のあるズボンやスカートの裾上げにおすすめ。
製品パッケージの裏面に詳しい使い方が書いてあるので、初心者でも安心して裾上げできます。
- 外形寸法 幅3cm 長さ120cm
- カラー 白、ベージュ、ライトグレー、ダークグレー、紺、黒
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八商商事株式会社 強力 男のハガレンダー ロングタイプ
裁縫が苦手な人でも簡単に裾上げできる裾上げテープ
こちらの裾上げテープは全長6mのロングタイプで、複数のズボンの裾上げやカーテンの裾上げにおすすめ。
強力な接着ノリを使用していて、ノリが繊維の中まで進入して接着するため、剥がれにくいのが特徴です。
イラスト付きのわかりやすい使い方が記載されているので、手芸をほとんどしたことがない男性でも使いやすいでしょう。
- 外形寸法 幅3cm 長さ600cm
- 洗濯 水洗い、ドライクリーニング
- カラー グレー、クリーム、ネイビー、ブラック
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裾上げテープ 強力すそ上げテープ 超ロングタイプ アイロン接着テープ
11m入りでたっぷり使える裾上げテープは家族が多い人にも
こちらは片面ノリタイプの裾上げテープです。
接着面に粘着糸が編み込まれていて、アイロンで熱を加えることで強力に貼り付けできます。
片面タイプなのでジーンズなどの分厚いズボンの裾上げにおすすめ。
接着する時に、テープを濡らして軽く絞るか、ズボンを霧吹きで濡らすのが使い方のポイント。
濡らすことで、洗濯の際に生じる伸縮を抑えられます。
- 外形寸法 幅2.3cm 長さ1100cm
- 洗濯 水洗い
おすすめの裾上げテープ3選 | 両面ノリタイプ
次に、両面ノリタイプの裾上げテープを紹介。
テープとシートのセットやアイロン不要の裾上げテープなどを集めました。
両面 アイロン接着テープ
生地の色に合わせて選べるスリムタイプの裾上げテープ
こちらは裾上げテープとしても使える洗濯可能なアイロン接着テープ。
両面接着タイプなので、ズボンやスカートの裾上げがきれいに仕上がります。
幅が1cmのため、裾上げのほかアップリケなどの細かい飾りを貼り付けたい時にも使えて便利。
裾上げ用としては幅が細く、初心者には使い方が難しい場合もあるので、不要な生地で練習してから使用すると良いでしょう。
- 外形寸法 幅1cm 長さ8000cm
- カラー ホワイト、ブラック
洗濯しても剥がれないアイロン接着テープ
虫食いや穴の補修にも便利な裾上げテープとシートセット
こちらは、テープタイプとシートタイプがセットになった商品です。
アイロンをかけると接着剤が溶けて繊維の中へ浸透し、繊維と同化するので、縫製したようにきれいに仕上がるのが特徴。
ズボンの裾上げはもちろん、こげ穴や虫食いなどの補修にも使えるため、1つ持っていると便利です。
楽天の販売ページには、わかりやすい使い方が動画で掲載されているのでぜひ参考にしてください。
- 外形寸法 幅1.2cm 長さ1000cm
- 洗濯 水洗い、ドライクリーニング
カワグチ (KAWAGUCHI) 手芸用品 水に強い布用両面テープ
水に強くテープの跡が目立たないおすすめの裾上げテープ
こちらのアイロン不要の布用両面テープは、水に強いため洗濯可能で、超強力タイプなのでジーンズなどの厚地にもおすすめです。
アイロン不要ですが、しっかりと貼り付けたい時はアイロンをあてると、より強力に接着できます。
20mと大容量なのでカーテンの裾上げにも役立ちます。
裾上げをはじめ、巾着やブックカバー、マスクなどさまざま手作り品にトライしやすいのもアイロン不要ならではの魅力。
- 外形寸法 幅1cm 長さ2000cm
- アイロン不要
- 洗濯 水洗い
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アイロンの熱を利用した裾上げテープの剥がし方のコツ
接着したあとに裾上げテープを剥がしたい場合、剥がし方のコツさえつかんでおけば、いざという時も困りません。
接着がズレて貼りなおしたい時や、裾の長さを変えたい時には、正しい剥がし方で修正しましょう。
まず、アイロンで裾上げテープを再びあたためて接着ノリを緩めます。
そしてゆっくりと剥がしていきます。
この時、一気に取ろうとしないのが上手な剥がし方のコツ。
なかなか剥がれない場合は、再度アイロンで熱を加えて試しましょう。
あて布を使い、規定のアイロンの温度を守ることも剥がし方の大切なポイントです。
まとめ
ジーンズ・デニムやカーテンなどの自分での裾上げに便利な、おすすめの裾上げテープを紹介しました。
使い方が簡単な裾上げテープは、アイロンを使うだけできれいに仕上がるため、手芸が苦手な人にも使いやすいのが魅力。
洗濯可能な強力タイプやアイロン不要なタイプなど種類も豊富なので、用途によって使い分けるのがおすすめです。
テープの剥がし方を知っておけば失敗も怖くないので、ぜひこの機会に自分で裾上げテープを利用して洋服などをお直ししてみてはいかがでしょうか。