洗濯機で脱水できないイライラを解決! 何度もすすぎに戻る時の原因と対処法

洗濯機を使う上で、脱水できない、ガタガタ言ってエラーになり、何度もすすぎに戻るというトラブルがあります。
脱水後何度もすすぎに戻ったり、回転が止まったりするのは避けたいものです。
今回はドラム式・縦型問わず、洗濯機で脱水できないでイライラするのはなぜか、その原因を解説。
エラーにならないための片寄り防止など、基本的な対処法も紹介します。

洗濯機が脱水できないでイライラする理由

まずは、ドラム式・縦型洗濯機で脱水できない時の症状、考えられる原因を紹介します。
すすぎに戻るなどイライラする原因を追求して適切に対処しましょう。

脱水エラーに何度もなる

脱水エラーに何度もなる時は、洗濯機の故障やなんらかのトラブルが考えられます。
エラー内容によって異なりますが、蓋の閉め忘れといった初歩的なトラブルの場合も。
説明書に従って対処し、それでも何度も脱水エラーになる場合は、洗濯機を修理する必要が出てきます。

脱水後何度もすすぎに戻る

洗濯をしたあと、脱水後に何度もすすぎに戻るとイライラしてしまいます。
このままでは洗濯を終了できないので、時間ももったいないです。
脱水後何度もすすぎに戻る場合は、片寄りなどなんらかの問題が発生していることを指しています。

ガタガタ音がする

脱水でガタガタ音がすると、イライラしてストレスになるだけでなく、近所迷惑にもなりかねません。
ガタガタ音は、排水トラブルでバランスが崩れている時になりがちです。
また、ブーンというモーター音がする時は給水や排水関連で問題が発生していることもあります。

回転が弱い・止まる

脱水の段階で洗濯機の回転が弱まったり、回転が止まったりすることもあります。
あまりに衣類が多い、片寄りがあるなどが原因で洗濯機の安全装置が働いて止まっているのかもしれません。
そのほか、排水の不具合が起こっている場合もあります。

洗濯機で脱水できない原因

ただイライラするだけでなく、洗濯機で脱水できない原因を考えてみましょう。
ドラム式や縦型洗濯機の脱水できない原因を紹介します。

洗濯機が傾いている

ドラム式も縦型も、洗濯機が傾いていると脱水できない場合があります。
床が水平でなかったり、そうでなくても洗濯機を使っているうちに傾いてきたりする場合も。
洗濯機を使うたびガタガタ音がなっている場合などは、洗濯機が片寄ってないか確認してみてください。

洗濯物の片寄りがある

衣類が洗濯槽の中で片寄ることで、脱水が止まる、すすぎに戻るといったケースがあります。
洗濯物が片寄ると、洗濯槽の回転が激しくなり転倒のリスクが高まるため、脱水機能が停止します。
脱水中にガタガタと異音が聞こえる時は、まず洗濯物の片寄りを疑いましょう。

洗濯物の量が多すぎる

洗濯機で脱水できない原因として、洗濯物の量が多すぎるのが関係しているかもしれません。
洗濯物が多すぎると、洗濯槽の底にあるパルセーターが回りにくくなり、場合によっては脱水ができなくなってしまいます。
たとえ脱水エラーを回避できたとしても、脱水不足になりかねません。

フィルター詰まり

洗濯機で脱水できない時は、フィルター詰まりが起こっているかもしれません。
洗濯物の片寄りを直したり、多すぎる洗濯物を減らしたりしてもエラーが出ている場合、フィルターが詰まっている可能性が高いです。
特にドラム式の場合、下部にフィルターがあるためそこが詰まって排水できなくなっていることがあります。

排水ホース・排水口の詰まり

排水ホースや排水口の詰まりが原因で、脱水できない状態に陥ってしまうことも。
脱水できない時は、排水ホースや排水口にほこり、髪の毛、糸くずなどの異物が詰まっている可能性があります。
またホースのねじれが脱水の妨げとなることもあるので、詰まりと併せて対処してください。

エラーで脱水できない時の対処法

ガタガタしたり、エラーで脱水できなかったりする時の対処法を紹介します。
一つひとつ原因をつぶしていきましょう。

洗濯機の位置を直す

洗濯時にガタガタと音がしてしまう場合は、洗濯機が傾いている可能性があります。
洗濯機には水準器がついているので、それをみながら水平になるよう洗濯機の位置を直しましょう。
床自体が傾いている場合は、下に板などをかませてください。

洗濯物の片寄りを戻す

洗濯物を脱水する時にエラーが出てしまう場合は、洗濯物の片寄りを戻しましょう。
洗濯物は多すぎてもダメですが、実は少なすぎても片寄りが起こります。
すすぎが終わったあとは一度洗濯機を止め、片寄りを解消させてから再度スタートさせてください。

排水口やフィルターの掃除

脱水できない原因が片寄りでもなかったら、排水口やフィルターの掃除をしてみてください。
ブラシなどで排水口とフィルター掃除をしたあと、パイプクリーナーを流しましょう。
排水ホースの詰まりがどうしても取れない場合、ホース自体を取り替えるのもおすすめです。

洗濯物の片寄り対策

洗濯物の片寄り対策としては、洗濯物を多く入れすぎない、少なく入れすぎないのがコツです。
また、洗濯物はドラム式の場合は均一に、縦型の場合はドーナツ状に入れましょう。
洗濯物をネットに入れる場合、ひとつに詰め込まず2個~3個に分けるのも片寄り対策になります。

ドラム式・縦型洗濯機の脱水エラー対策

ドラム式・縦型洗濯機の脱水エラー対策は、普段からできることが主です。
洗濯機は使用方法を守って丁寧に扱うことを心がけましょう。

洗濯機をこまめに掃除する

ドラム式・縦型洗濯機の脱水エラー対策として、洗濯機をこまめに掃除するのが大切です。
洗濯機には衣類から出るほこりや糸くずのほか、髪の毛などが溜まっています。
糸くずフィルターのほか、排水ホースや排水口の掃除は定期的に行いましょう。

洗剤・柔軟剤の量を守る

ドラム式・縦型洗濯機の脱水エラー対策のために、洗剤・柔軟剤の量は守ってください。
洗剤や柔軟剤を入れすぎると、排水口やホースに溶けきれなかった洗剤などが詰まってしまうこともあります。
また、洗濯槽の裏にこびりついてカビや雑菌の元にもなるので要注意です。

洗濯物の片寄り防止アイテム4選

最後に、ドラム式・縦型洗濯機の片寄りに対処できるアイテムを紹介します。
洗濯物の片寄りにで、脱水ができないとイライラしている人は要チェックです。

ダイヤ (Daiya) 洗濯ネット フランドリー (Flaundry) やさしく洗うネット丸型30cm

衣類を守り、片寄りも防いでくれるおすすめの洗濯ネット

Tシャツなら2枚、フェイスタオルなら4枚入れられるダイヤの洗濯ネットです。
ドラム式や乾燥機にも対応しており、衣類の片寄りを防いで回転しやすい丸型に作られています。
洗濯物の片寄りが気になる場合は、複数個使ってください。

• サイズ 直径30cm

楽天市場で見る808円 amazonで見る880円 Yahoo!ショッピングで見る880円

アンジェ (angers) ボンモマン (bon moment) 布団や毛布も洗える ふくらむ洗濯ネット

布団や毛布、バスタオルなど大きめの洗濯物も入る洗濯ネット

丸くふくらむタイプのボンモマンの洗濯ネットです。
こちらは使わない時は両サイドの持ち手を引っ張るだけでスリムにたためて、フックにかけて収納可能。
ロングファスナーの出し入れしやすい仕様で、丸い形になるため洗濯機内での大物の片寄りにも対処できます。

• サイズ 直径70cm

楽天市場で見る1,500円 Yahoo!ショッピングで見る1,500円

ユニケア (UNICARE) 洗濯ボール ドクターランドリー

毛やほこりを取り除き、衣類の絡まりを防げる洗濯ボール

ユニケアの洗濯ボールはほこりや髪の毛、ペットの毛をとってくれるアイテムです。
絡まりを防いでくれるので、洗濯物が繋がって片寄ってしまう時にもぴったり。
それだけでなく、乾燥機に入れれば乾燥の時間も短縮できて便利です。

• サイズ 幅10cm 奥行10cm 高さ9cm

楽天市場で見る3,278円 amazonで見る3,278円 Yahoo!ショッピングで見る2,842円

パナソニック (Panasonic) 洗濯キャップ AXW3215-9SG0

厚手の洗濯物を洗う時のエラー対策に使える洗濯キャップ

パナソニックのドラム式洗濯機に対応している洗濯キャップです。
ななめドラム洗濯機で、布団や毛布といった厚手のものを洗う時に使います。
洗濯物が片寄ることで何度も脱水エラーが出てしまい、イライラする人におすすめです。

楽天市場で見る1,860円 amazonで見る2,131円 Yahoo!ショッピングで見る1,130円

まとめ

ここまで、洗濯機の脱水ができないでイライラする理由とその原因、そして対処法までを紹介しました。
脱水からすすぎに戻るなどのエラーがあった場合、洗濯物の片寄り、洗濯槽の詰まりなどの原因が考えられます。
そんな時は、洗濯物の入れ方や量を調整したり、フィルターや排水口、排水ホースを掃除したりしてみてください。
また、普段から洗剤の量を守って使うのも忘れずに。