花束は何日持つ? 渡すまでの保管方法やもらったあと長持ちさせる保存方法

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プロポーズでもらったあとバラやひまわりの花束。
一日放置するだけで花が弱ってしまうこともあるため、長持ちさせたいと考える人も多いでしょう。
また用意する側も、前日に購入して次の日に渡すまでの保存方法を知っていると、よりきれいな状態でプレゼントできます。
この記事では、ブーケの日持ちする期間や一日放置するリスクを解説。
2日後に渡す場合の保管方法や半永久保存方法も紹介します。
プロポーズや結婚式でもらったブーケを残したい

結婚式でもらったブーケやプロポーズで贈られた花束は、いつまでも残したい大切なもの。
どんなに美しい花でもいずれは枯れてしまいますが、もらったあとに自分の手で加工すれば、半永久的に残すことも可能です。
手元に残るものとしてアレンジする場合は、ドライフラワーや草木染めなどさまざまなやり方があるので自分に合う方法を見つけてください。
花束は何日持つ?日持ちする期間の目安

生花と言っても、何日持つのか気になる人は多いでしょう。
もらったあと一晩くらいなら持つだろうと考える人もいるのでは。
しかし実際は、早いと一晩~2日で元気がなくなってしまう花もあるのです。
一方で正しく管理すれば、夏は4日~5日、春・秋は7日~10日、冬は10日~15日程度持つ花もあります。
もらったあとの一日放置は避けて、水や花瓶の適切な保管方法を知り、生花の美しさを長く楽しみましょう。
一日放置は×! 渡すまで長持ちさせる保管方法

ブーケを前日に購入して次の日に渡す予定の人や、2日後に渡すなど、渡すまでの時間があく場合に適した保管方法を紹介。
一晩くらい大丈夫だろうと一日放置は厳禁です。
【前日に購入・次の日に渡す】涼しい環境で保存
前日に購入して次の日に渡すケースや、プロポーズ用に購入して渡すまで時間があく場合は、まず涼しい環境で保管することが大切。
次の日に渡すからと自宅で一晩管理する際、何もせずただ一日放置するのはタブー。
花束は直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避けて、冷暗所に置いておきましょう。
わからない人は、購入時に花屋さんに相談すると安心です。
【2日後に渡す】必ず花屋さんに伝える
当日や前日に購入する時間がとれず、早めに購入して2日後に渡すといったケースもあるでしょう。
渡すまでに日数があく場合、その旨を必ず花屋さんに伝えます。
2日後に渡すその瞬間に、美しい状態にするためです。
その際は保水ゼリーで茎を保護してもらい、花ができるだけ開いていないものでブーケを作ってもらいましょう。
もらったあとの花束の保存方法
プロポーズなどでもらったあとの花束の保存方法を紹介します。
バラやひまわりなど花種に合わせて適切に保管してください。
ラッピングをすぐに外す
生花は新鮮な空気を好むため、もらったあとはラッピングをすぐに外しましょう。
水中で茎を斜めにカットする「水切り」を行う
花が吸水をスムーズに行えるよう、1本ずつ水中で茎を斜めにカットします。
水中で行うのは、断面の乾燥や切り口から空気が入るのを防ぐためです。
毎日もしくは2日に1回は水を換える
こまめな水換えで日持ちを良くします。
その際、花瓶や茎を一緒に洗いヌメリの洗浄をしましょう。
夏場は特に注意が必要で、水を清潔に保つことで細菌の繁殖を防げます。
エアコンの風が当たらない涼しい場所に置く
多くの生花が好むのは5°C~10°Cの室温です。
低温に弱いバラは15°C~25°C。
バラやひまわりに適した環境に置くことでより日持ちします。
もらったあとの花束を長持ちさせる方法

花束をもらったあともできるだけきれいな状態が持つよう、花束を長持ちさせる保管方法を紹介。
身近にあるものを使った保管方法も多いので、すぐに実践できます。
10円玉を花瓶に入れる
銅で作られている10円玉は、花瓶の水に入れることで銅イオンが発生。
細菌やカビの繁殖を抑える効果が期待できます。
10円玉を長時間水に漬けっぱなしにすると腐食の心配もあるので、硬貨の状態を見つつ、日持ちに役立ててみてください。
砂糖水につける
光合成を助ける糖分がたっぷり入った砂糖水に生けるのも花束を長持ちさせる秘訣。
長時間そのままにすると細菌の繁殖を招くことにもなるので、こまめな水換えや根元の断面をきれいに保つなど、基本の手入れが重要です。
上手に砂糖水を活用して花を長持ちさせましょう。
漂白剤を入れる
水300mlに対して1滴と、ほんのわずかに漂白剤を入れることで花束を長持ちさせることができます。
水が腐るのを防止でき、花が日持ちする仕組みです。
漂白剤の入れ過ぎは花に害を与えてしまうため、量には注意しましょう。
切り花延命剤を使う
結婚式の席でもらったブーケや、プロポーズやお祝いでもらった花束など、思い出の詰まった花は確実に日持ちさせたいもの。
そんな時は、市販の「切り花延命剤」を使うのもおすすめです。
栄養分を含んでいる切り花延命剤は、細菌を防ぎながら花束を長持ちさせるのに一役買います。
説明をよく読み、正確に希釈しましょう。
花束のドライフラワーも バラやひまわりはしやすい?

プロポーズやお祝いでもらった花束をきれいに残したい人におすすめの保存方法として、ドライフラワーが定番です。
特に、できるだけその形で残したい人にはドライフラワーがぴったり。
初心者でもチャレンジしやすいのは、プロポーズの花束でもあるバラです。
一方で、水分が多い花や花びらが薄いひまわりなどは一気に水分を抜く必要があり、ドライフラワーにするのは難易度が高めです。
ドライフラワーにする場合は一度花束をバラバラにし、1本ごとに日陰で逆さに吊るすのが一般的な方法。
他に、水分を徐々に蒸発させるドライインウォーターや、シリカゲルなどを使った方法もあります。
ドライフラワーの飾り方アイデアはこちら
ドライフラワー以外の花束のアレンジ方法

ドライフラワー以外にも、ひまわりやバラの花束を長く保存できるおすすめの保管方法はたくさん。
半永久保存できるアイデアも紹介します。
レジンで固めて小物に
レジンを使ったアクセサリーやキーホルダーにするのも、半永久保存できる方法のひとつ。
アクセサリーやキーホルダーは、常に身に着けられる点が魅力です。
材料はネットや手芸店で気軽に購入でき、花束の一部を思い出として手元に残すことが可能。
ドライフラワーにするにはコツのいるひまわりも、レジンアレンジなら気軽にチャレンジできます。
花びら染めで半永久保存も
花びらから抽出した染色液で布を染める花びら染めは、思い出を色として半永久保存できる方法です。
染色液は、クエン酸や酢を加えた水に花びらを漬けて、揉みながら色を抽出します。
ガーゼやレースを一晩漬ければ花びら染めの完成。
花によって色の濃さや風合いが異なり、特にバラはきれいに染まりやすい傾向にあります。
花束を長持ちさせるアイテム
もらったあとの花束を長持ちさせるためのアイテムを紹介します。
花束を長くきれいなまま飾りたい人はチェックしてください。
アースガーデン 切花用延命剤 イキイキ切花延命剤 230ml
キュートなパッケージで花びんと一緒に置いてもかわいい切り花延命剤
花モチーフのデザインがかわいい、アースガーデンの切り花延命剤です。
使い方は、こちらの切り花延命剤を水で40倍に薄めて花びんに入れるだけ。
花びんの中の水をきれいに保つことで、もらった花束を長もちさせてくれます。
- 230ml
レインボー薬品 切花用延命剤 切り花延命剤 480ml
バクテリアやカビから大切な花束を守るおすすめの切り花延命剤
花束をより長く、美しくキープしてくれるレインボー薬品の切り花延命剤です。
切り花がしおれる原因となるバクテリアやカビなどの発生を防止し、切り花に多糖類という養分を与えてくれます。
こちらも希釈タイプですが計量カップ付きなので調節しやすいです。
- 480ml
楽天市場で見る
amazonで見る528円
Yahoo!ショッピングで見る
アイメディア 切り花 栄養剤 お花が長生きする栄養剤 ポンプ式 300ml 1008536
水道水と比べて花が格段に長持ちするアイメディアの切り花栄養剤です。
プロポーズなどでもらった花束はもちろん、仏壇やお墓の花を長持ちさせたい人にもおすすめです。
ポンプタイプのため100mlの水に対して1プッシュするだけと使い方も簡単。
- 300ml
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amazonで見る1,278円
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まとめ
もらったあと花束を長持ちさせる保管方法や、形として残したい時のアレンジ方法を紹介しました。
一日放置しただけでもすぐにしおれてしまう花があるように、生花のブーケは生き物です。
2日後に渡す予定など渡すまでに時間があく場合は、温度や場所に気をつけて保管しましょう。
同じく前日に購入した花束を次の日に渡す際も、しっかり一晩管理して最高の状態でプレゼントしてください。