穴を開けないつっぱりロールスクリーン 落ちるか心配な人は設置前確認を
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窓周りがよりすっきりとした印象になるロールスクリーン。
オフィスや店舗などでよく利用される物ですが、一般の家庭にもおすすめのアイテムです。
今回は、そんなロールスクリーンの中から、壁に穴を開けないで取り付けできる、つっぱり式のロールスクリーンを紹介。
間仕切りや目隠しとしても便利なつっぱり式のロールスクリーンの特徴や、落ちない取り付け方法の工夫なども解説します。
穴あけ不要のつっぱり式ロールスクリーン
ロールスクリーン・ロールカーテンとは、巻かれた布を引き上げたり引き下げたりして、窓際の光を遮るカーテンのこと。
通常のロールスクリーンは壁や天井に穴を開けて取り付けするので、賃貸物件にロールスクリーンを取り付けることは困難です。
しかし、つっぱり式のロールスクリーンならパントリーや玄関など好きな場所に、穴を開けないで取り付できます。
また、専用部品があれば、カーテンレールにもロールスクリーン・ロールカーテンを取り付けることができます。
賃貸だから諦めていたと言う人にもおすすめです。
つっぱり式ロールスクリーンの種類
まずは穴を開けないで賃貸にも取り付けできるつっぱり式ロールスクリーンの種類を紹介します。
つっぱり式ロールスクリーンは、大きく分けて2種類あります。
一体型
つっぱり棒の部分とロールカーテンが最初から一体化しているのが一体型のロールスクリーン。
あれこれとパーツを組み立てる必要がないため、簡単に取り付けできます。
ただし手軽に設置できる一方で、ロールカーテンのデザイン展開は少なめです。
一体型は1人でも取り付けやすいため、賃貸で一人暮らしをしている人や、DIYが苦手な人にもおすすめです。
バー独立型
バー独立型は、ロールカーテン部分がない状態で売られているロールスクリーン専用つっぱり棒のこと。
一体型と比べて組み立てや取り付けに手間はかかりますが、好きなロールスクリーンと組み合わせて使えるのが魅力です。
また横幅を調節できる伸張タイプも多いので、引っ越しが多い人にぴったり。
デザイン展開が多く、ブラインドなども取り付けできるため、模様替えが好きな人にもおすすめです。
賃貸にも!つっぱり式ロールスクリーンの設置例
シンプルを極めたロールスクリーンならではのインテリア実例を紹介します。
パントリーや玄関などに間仕切りとして取り付けたい人はコーディネートの参考にしてみてください。
小窓やベランダ窓に設置
穴あけ不要のロールスクリーンを、小窓やベランダ窓に設置しても良いでしょう。
リビングなどに自然光を取り入れたいなら、程良く光が入るすだれのようなタイプもおすすめ。
同じブランドやカラーのロールスクリーンを取り入れることで、部屋に統一感を持たせることができます。
玄関収納を隠してすっきり
こちらはつっぱり式のロールスクリーンを、シューズクロークと玄関の間仕切り・目隠しとして使った例。
足元まで隠せる長いタイプがおすすめです。
ごちゃごちゃしがちな収納部分を隠すことで、玄関周りをすっきりできます。
パントリーと洗濯スペースの間仕切りとして
ロールスクリーンは、窓まわりだけでなく間仕切りや目隠しとして使うのもおすすめです。
生地が上部にすっきりまとまるので、仕切りが必要ないときも邪魔になりません。
パントリーや洗濯スペースなどの生活感のある部分をさっと隠すことができ、急な来客などにも素早く対応できます。
階段を仕切って冷暖房効果アップに
最近では、リビング階段と言ってリビングに階段を設け、他の階に行くとき必ずリビングを通るよう動線を考えて設計されている住宅も少なくありません。
そんなリビングには、階段の入り口にロールスクリーンを設置するのがおすすめ。
空間を仕切ることで冷暖房効率をアップさせることができ、電気代の節約に繋がります。
つっぱり式ロールスクリーンの選び方
賃貸にもおすすめの、壁に穴を開けないつっぱり式ロールスクリーンの選び方を解説します。
使う場所や好みに合わせて選びましょう。
遮光性の高さ
つっぱり式ロールスクリーン選びは遮光性の高さに注目。
ロールスクリーン・ロールカーテンには1級~3級まで遮光等級があり、それぞれで遮光の程度が異なります。
家にいても紫外線が気になる、家具の日焼けを防ぎたいなど、日差しを取り入れたくないなら遮光1級や完全遮光タイプがおすすめ。
間仕切りや目隠しとして使うという人はさほど遮光性を考える必要はなく、使いやすいものや好きなデザインで選んでも良いでしょう。
使いやすい操作方法
つっぱり式ロールスクリーンは、巻き上げ方法もいくつかあります。
プルコード式は、主にロールカーテンの下にコードが取り付けられているタイプ。
軽く下に引っ張るだけで操作でき、片手で開け閉めができるのが魅力です。
チェーン式はロールカーテンの側面あたりに輪っか状の長いチェーンがついており、紐を引いて操作するタイプ。
安定感があるため大きいロールスクリーンも操作しやすいほか、静かな点もメリットです。
【100人に調査】つっぱり式ロールスクリーンを購入する際に重視したポイントは?
今回イエコレクション編集部では、つっぱり式ロールスクリーンを3年以内に購入したことのある100人にアンケートを実施。
購入の際、最も重視したポイントについて伺いました。
最も多かった回答は、「サイズ」で30%、2位は「デザイン」と「価格」が同率で19%、3位は「巻き上げ方法」で13%という結果に。
続いて「耐荷重」が12%、「素材」が5%、「種類」が2%でした。
「デザイン」を選んだ人の理由には、「既成のもので好みのデザインが無くオーダーしました。」、「種類」を選んだ人からは「手軽にカーテン代わりにしたかったので一体型」という回答もありました。
【100人に調査】つっぱり式ロールスクリーンの使用満足度を教えて!
続いてつっぱり式ロールスクリーンを使用した満足度についても、アンケートを実施しました。
1位が「満足」45%、2位が「やや満足」37%という結果に。
全体の8割近くの人が、おおむね購入して良かったと感じていることがわかります。
「普通(どちらでもない)」と回答した人は10%。
「不満」「やや不満」と購入に後悔している人は8%でした。
「満足」「やや満足」と回答した人の理由
・ロールスクリーンを使って、映画も見ているから。
・玄関とシューズクローク間の仕切りが出来て便利
・パントリーがごちゃごちゃしているので、来客があったときにはロールスクリーンで隠せるので満足している
・寝室に設置しました。開け閉めがラク。つっぱり式なので取り外しが簡単。
・穴を開けないから賃貸でも使える
「不満」「やや不満」と回答した人の理由
・初期不良なのか、突っ張り棒部のばねがやや弱く、ロールの上げ下げ時に耐荷不足で本体がずれ落ちてしまう点。
・風を通しにくいので換気がしにくいです。
・すぐに壊れてしまった
つっぱり式ロールスクリーンの購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
【取り付け前の注意点】落ちるときの特徴
つっぱり式のロールスクリーン・ロールカーテンは壁に穴を開けないで取り付けるので、落ちるか不安な人もいるでしょう。
ここではどんなときに落ちるのか、落ちない工夫はあるのかなどを解説します。
ロールスクリーンの長さは十分か
つっぱり棒が落ちることによって下にあるものに被害が及んだり、再び取り付けるのが大変だったりした経験がある人もいるのでは。
つっぱりロールスクリーンの落ちない取り付け方法として、長さを確認して正しい方法で設置すれば落ちる心配は少ないです。
短すぎるとロールスクリーンを目いっぱい引っ張ることになるので、耐えられずに落ちてしまうことがあります。
それでも落ちるのが不安という人は、既製品ではなくぴったりサイズをオーダーするのがおすすめです。
壁紙に凹凸はあるか
すべりの良いつるつるとした場所につっぱると、摩擦が弱すぎてロールスクリーンが落ちてしまうかもしれません。
壁に凹凸がない場合、穴の空いた滑り止めシートやコルクシートなどをかませることで、これを防止できます。
もちろん乱雑に扱えば落ちないわけがないので、落ちるのが心配という人は日頃から丁寧に開け閉めするのを心がけましょう。
穴を開けないつっぱりロールスクリーンおすすめ7選
パントリーや玄関などの目隠し・間仕切りとして後付けしやすいロールスクリーン。
ここからは賃貸にも取り付けできる穴あけ不要のつっぱり式ロールスクリーンをいくつか紹介します。
フルネス (Fullness) つっぱりロールスクリーン
ダイヤルで巻き上げ速度を調節できる賃貸向けロールスクリーン
「自然や環境を意識し、ココロとカラダの快適な暮らしを提案する企業」を経営理念とする、主にカーテンレールやブラインドなどの室内装飾を制作している会社、フルネスのつっぱり式ロールスクリーン。
ダイヤルで巻き上げ速度の調節が出来る便利な機能つき。
パステル調の優しい色合いの5色のカラー展開でアイボリー、イエロー、オレンジ、グリーン、ブルーが揃っています。
安いつっぱり式ロールスクリーンを探している人におすすめです。
- 外形寸法
- 幅60cm 丈135cm (取り付け幅 35cm~60cm)
- 幅90cm 丈180cm (取り付け幅 60cm~90cm)
- 幅135cm 丈180cm (取り付け幅 90cm~135cm)
- 幅180cm 丈180cm (取り付け幅 130cm~180cm)
- 素材 ポリエステル
エア・リゾーム (Air Rhizome) つっぱり式ロールスクリーン Brighter
無段階の高さ調節機能付き。暗くなりすぎない遮光ロールスクリーン
穴あけ不要のつっぱり式ロールスクリーン。
優しい自然光を取り入れる程よい遮光性の為、スクリーンを降ろしても暗くなりすぎず、居心地の良い空間を演出します。
生地の高さを自由に調節できる無段階調節機能つきで、間仕切り・目隠しにも便利な使い勝手の良い商品です。
素早く簡単なワンタッチ操作のおかげで、大きな窓でも負担なく使うことが出来ます。
適度に光を通し圧迫感を和らげるので、賃貸の間仕切り用につっぱり式ロールカーテンを探している人におすすめです。
- 外形寸法
- 幅60cm 丈135cm
- 幅90cm 丈180cm
- 幅135cm 丈180cm
- 幅180cm 丈180cm
- 素材 ポリエステル アルミニウム PVC スチール ABS POM
ラグリー (RUGLY) スリムつっぱりロールスクリーン 一級遮光タイプ
賃貸に最適な、穴あけ不要の1級遮光ロールスクリーン
遮光だけでなく断熱効果も期待できるつっぱり式のロールカーテンです。
こちらはドローコードの長さや巻き方、操作方法も選べて、自分に使いやすい仕様にできるのが魅力。
1mm単位でサイズオーダーするタイプで、丈は2mまで対応可能なため、足元まで目隠ししたい玄関にも最適です。
1級遮光タイプでカラーは14色のバリエーションから選べます。
- 外形寸法
- 幅 30cm~180cm
- 丈 30cm~200cm
- 素材 ポリエステル
つっぱりロールスクリーン 非遮光タイプ
シンプルデザインで使いやすい取り付け簡単な非遮光ロールカーテン
賃貸にもおすすめ、つっぱり式で穴あけ不要のロールカーテンです。
こちらは非遮光タイプのロールカーテンで、取り付け方法は幅を調節してレバーでロックするだけ。
見た目はあえてシンプルにし、使いやすさをより追求しているのが特徴です。
つっぱり棒をくるくる回してずれる心配なく、しっかり設置できるので1人暮らしの人にもおすすめです。
- 外形寸法 幅30cm~230cm 高さ30cm~260cm
- 素材 ポリエステル
ロールスクリーン 小窓用 和風 つっぱり棒付き
和風デザインでインテリアに馴染む穴あけ不要のロールカーテン
すだれのような見た目が特徴的なつっぱり式のロールカーテンです。
和モダン住宅や和室の障子代わりに取り付けても違和感がなく、おしゃれに仕上がります。
またつっぱり棒は2本付属していて、好みに合わせた設置方法が可能。
防水タイプのため、キッチンや玄関廊下の小窓はもちろん、浴室にロールスクリーンを取り付けたい人にもぴったりです。
- 外形寸法
- 幅 35cm
- 丈 135cm
- 素材 PVC
リホーム (Re:Home) 国産 ロールスクリーン 1mm単位オーダーサイズ 断熱 遮光 遮熱
1mm単位でサイズオーダーできる穴あけ不要の遮光ロールカーテン
こちらは全生地にUVカット・断熱性が備わっているつっぱりロールカーテン。
北欧風や和モダンをはじめ、さまざまなインテリアにマッチする101色のカラー・柄バリエーションから選べます。
幅2mの間仕切りや目隠しにも対応可能。
完全遮光やある程度採光できるものなど、商品によって遮光の程度も違うので、きっと自分が求めるロールスクリーンが見つかります。
- 外形寸法
- 幅 30cm~200cm
- 丈 30cm~250cm
ラグリー (RUGLY) ロールスクリーン専用 つっぱりテンションバー
好きなロールカーテンと組み合わせる壁に穴を開けないつっぱり棒
穴あけ不要でロールカーテンを取り付けられる、ラグリーのつっぱりテンションバーです。
バーの対応サイズさえ守れば、ロールスクリーン部分は同じメーカーでなくても大丈夫。
好みのデザインからインテリアに合わせて自由にロールスクリーンを選べます。
模様替えが趣味という人や、インテリアにこだわりがある人におすすめです。
- 外形寸法 幅61cm~90cm 奥行4.7cm(ブラケット含まず) 高さ4cm
- 素材 アルミニウム、POM樹脂、ABS樹脂
- 耐荷重 5kg
通販サイトの最新ランキングも参考にする
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
まとめ
壁に穴を開けないで、賃貸にも取り付けできるつっぱり式ロールスクリーン・ロールカーテンを紹介しました。
穴あけ不要なつっぱり式ロールスクリーンは、ビスで固定するタイプのスクリーンと比べると活用の幅が広いアイテム。
玄関などに一時的に目隠しが欲しい時や、カーテンからロールスクリーンに変えてみたいと考える人にもぴったりです。
落ちるか心配な人は落ちない工夫も参考に、最適なロールカーテンをゲットしてください。