赤ちゃんヘルメットで転倒防止 必要?いらない?ヘッドガードのデメリットとは
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赤ちゃんヘルメット・ヘッドガードは、室内でのケガを防止するのに役立つ転倒グッズです。
しかし、使用したことのない人も多く、「かわいいだけで実際はいらないのではないか」と思っている人もいるでしょう。
そこで今回は、室内用ベビーヘルメットのメリット・デメリットやいらないのかについて詳しく解説。
さらに、手作り感のあるかわいいものなど、Amazonなどで購入できるおすすめの赤ちゃんヘルメットを紹介します。
赤ちゃんヘルメットで転倒時のケガを防止【ヘッドガード】
赤ちゃんヘルメット・ベビーヘルメットは、赤ちゃんが転倒した際の頭のケガ防止に役立つアイテムです。
赤ちゃんは、頭が大きくバランスが取れない、筋力が弱いなど、転びやすい理由をいくつも抱えています。
万が一を踏まえて、赤ちゃんの頭を保護する赤ちゃんヘルメットをかぶっておけば、室内で転倒したときに安心です。
また、このメリットを活かし、防災グッズのひとつとして持っておくのもいいでしょう。
赤ちゃんヘルメットとリュック式ヘッドガードの違い
赤ちゃんヘルメットとリュック式ヘッドガードの違いはなんなのでしょうか。
赤ちゃんヘルメットとリュック式ヘッドガードは、どちらも赤ちゃんが転倒したとき頭を怪我をしないようにするためのアイテム。
リュック式ヘッドガードはクッションを背負う形になるため、背中も一緒に守ってくれます。
ただし、赤ちゃんヘルメットは前方向から頭部を守れますが、ヘッドガードは前方のガードができません。
ベビーヘルメットはいらない?デメリットは?
ベビーヘルメットは、肝心の赤ちゃんが頭につけるのを嫌がったり、蒸れによる不快感を感じたりすることがデメリットです。
普段から帽子をかぶることを嫌がる赤ちゃんは装着が難しいかもしれません。
ヘルメット・ヘッドガードの必要性を感じている人は、デメリットを考慮しつつ、普段から根気強く慣れさせていきましょう。
【100人に調査】ベビーヘルメットのデメリットを教えて!
今回イエコレクション編集部では、ベビーヘルメット購入者100人にアンケートを実施。
使用時のデメリットについて伺いました。
アンケートの結果、1位は「赤ちゃんが装着を嫌がる」で48%、2位は「蒸れる」で20%、3位は「サイズが合わなくなる」で11%でした。
「赤ちゃんが装着を嫌がる」を選んだ人の理由には、「頭に被るもの全般を嫌がるようになってしまった」、「蒸れる」を選んだ人からは「蒸れてかぶれてしまったことがあります」という回答もありました。
また「サイズが合わなくなる」については、「赤ちゃんの成長につれて買い替えをしなくてはならない」という回答もあるので、一時的に使えるものという点も考慮しておきましょう。
【100人に調査】ベビーヘルメットはいらない?
続いてベビーヘルメットを使用した満足度についても、アンケートを実施しました。
1位が「満足(購入して良かった)」27%、2位が「やや満足(どちらかといえば購入して良かった)」31%という結果に。
全体の5割近くの人が、おおむね購入して良かったと感じていることがわかります。
「普通(どちらでもない)」と回答した人は20%。
「不満(いらないと感じた)」「やや不満(どちらかといえばいらないと感じた)」と購入に後悔している人は22%でした。
「満足」「やや満足」と回答した人の理由
・歩くのがおぼつかない時に頭を守るのに活躍した
・走行中ではないが、子供が乗車した状態で自転車が倒れてしまったことがあり小さな擦り傷程度で済んだ
・つかまり立ちが安定するまではよく後ろに転んでしまうので、ベビーヘルメットを着用することで頭部を守ることができてよかった
・赤ちゃんは急によろけたりしてしまうので不安ですが、ずっと隣に居るのも難しく、少しでも安全材料が欲しかったので心強かったです
・成長によってサイズが変わって何回か買い替えることになったが、もしもの時に備えて安全面を考えることができたので良かった
「不満」「やや不満」と回答した人の理由
・着用するのが嫌だったのかずっと泣くのでほぼ使用しませんでした
・成長が早く、サイズが合わなくなる
・とにかくメンテナンスが面倒で使いづらかった
「満足」「やや満足」では、実際にベビーヘルメットが役立ったことや怪我の予防になる安心感を回答していた人が多く、ベビーヘルメットによるメリットは大きいようでした。
一方、「不満」「やや不満」では、やはり赤ちゃんが頭につけるのを嫌がってしまう点で回答している人が多いようです。
赤ちゃんヘルメット・ベビーヘルメットの選び方
サイズ、重さ、対象年齢、素材など、赤ちゃんヘルメットは種類もさまざま。
まずは選び方のポイントから解説します。
赤ちゃんの頭に合うサイズを選ぶ
赤ちゃんヘルメットはサイズが合っていないとぬげたりズレたりしてしまいます。
転倒時に赤ちゃんヘルメットが外れてしまってはケガを防止できないので、赤ちゃんの頭にフィットするサイズを選んでください。
また、赤ちゃんの頭のサイズは成長するごとに大きく変化するため、サイズが合わなくなったらその都度買い換えることをおすすめします。
できるだけ軽いものを選ぶ
ベビーヘルメットを選ぶときは重さにも注目しましょう。
ベビーヘルメットは赤ちゃんが装着するものなので、基本的には軽量に作られています。
しかし、できるだけ軽いものを選ぶことで赤ちゃんへのストレスを軽減でき、安心して長時間着用させることができます。
商品ごとに重さを比較して、なるべく軽いものを選ぶことがポイントです。
対象年齢を確認
ヘルメット・ヘッドガードは、商品ごとに対象年齢がさまざま。
対象年齢が合わないものはうまく使えないケースがあるため、記載されている対象年齢と赤ちゃんの年齢が合うものを選ぶのがおすすめです。
ただし、赤ちゃんの成長スピードは個人差が大きいことから、対象年齢はあくまでも目安。
対象年齢とともに、サイズもしっかりチェックしましょう。
赤ちゃんに優しい材質が使われているか
赤ちゃんは季節を問わず、室内でもたくさんの汗をかきますが、特に頭は大量の汗で濡れているような状況もしばしば。
そのため、ベビーヘルメットは通気性のいい素材を選ぶ必要があります。
また、肌触りのいい材質やコットン生地など、赤ちゃんに優しい素材が使われているかどうかチェックするのも大切です。
つけ心地のいいものなら赤ちゃんも喜んでつけてくれるでしょう。
安全基準マーク付きだと安心
さらに安心安全を求める人は、ホルムアルデヒド試験合格、CEマーク取得など、安全基準マーク付きのベビーヘルメットを選んでください。
安全基準マークは厳しい試験や基準に合格していることから、安全性の高いものとして判断できます。
ベビーヘルメットを口に含んだり舐めたりしてしまう赤ちゃんも少なくないので、安全性を考慮するためにも安全基準マークがあるかどうか要チェックです。
かわいい・おしゃれなデザインにも注目
赤ちゃんヘルメットはかわいいものやおしゃれなものなど、デザインが豊富です。
写真映えする素敵なベビーヘルメットが多く販売されているので、お気に入りのデザインが見つかるはず。
「帽子を嫌がるから、ベビーヘルメットはいらないかも」と思う人も、子供が好きな動物のデザインや好きなカラーを選ぶことで、つけてくれる可能性が高まります。
使用感は口コミをチェック
赤ちゃんヘルメットの使用感を知りたい人は、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどの口コミをチェックしましょう。
口コミは実際に使用した感想や、使い心地、デメリット、赤ちゃんの様子などがわかるため、商品を選定するうえで大変参考になります。
ベビーヘルメットのいる・いらないで悩んでいる人も、ぜひ口コミをチェックしてみてください。
【100人に調査】ベビーヘルメットを購入する際に重視したポイントは?
ベビーヘルメットを購入する際、最も重視したポイントについても伺いました。
最も多かった回答は、「安全基準」で24%、2位は「サイズ」で20%、3位は「デザイン」と「材質」が同率で14%という結果に。
続いて「価格」が12%、「重量」が10%、「その他」が1%でした。
「安全基準」を選んだ人の理由には、「やはり安全性を重視しなければ、下手をすると命に関わるから」、「材質」を選んだ人からは「着けていても違和感の少ないもの」という回答もありました。
ベビーヘルメットの購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
赤ちゃんヘルメット・ベビーヘルメットおすすめ
ここからは、Amazonなどで購入できる室内用赤ちゃんヘルメット・ベビーヘルメットを紹介します。
手作り感のあるもの、かわいいデザインなども要チェックです。
アンジェロラックス (angerolux) クラウン ベビー ヘルメット
クラウンの形がかわいいベビーヘルメットは、日本の工場で1つずつ手作りで製造されていることが特徴です。
赤ちゃんの肌に触れる部分は肌触りのいいガーゼ素材を使用。
中綿にはたっぷりの綿を詰め込んでいるため、転倒時の頭への衝撃やケガ防止に活躍するでしょう。
手作りならではの温かみを感じられるおすすめのベビーヘルメットです。
- 外形寸法 幅13cm 奥行25cm 高さ16cm
- 材質 綿、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
- 重量 118g
- 対象年齢 7ヶ月~2歳頃
楽天市場で見る
amazonで見る4,951円
Yahoo!ショッピングで見る
アンドココ (&COCO) 赤ちゃん ベビーヘルメット セーフティ 子供 ヘルメット ウサギ耳付き
写真映えする赤ちゃんヘルメットが欲しい人は、うさぎ耳がかわいいアンドココのヘルメットがぴったり。
軽量かつコットン100%の素材を使用していることから負担が少なく、肌がデリケートな赤ちゃんにも最適です。
Amazonでは、軽いから嫌がらずにつけてくれるとの口コミも。
ヘルメットはいらないかなと思う人も、一度は試してもらいたいおすすめのベビーヘルメットです。
- 外形寸法 高さ53cm 頭周り40cm~50cm
- 材質 綿
- 重量 80g
楽天市場で見る
amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
サッドガード (Thud guard) ハイハイヨチヨチ専用ヘルメット
7ヶ月から使える、耳付きデザインの赤ちゃん用ヘッドガードはAmazonなどで大好評。
室内の家具に頭をぶつけたり、転倒時の衝撃を和らげたりしてケガを防止します。
こちらの商品にはCEマークがついていることもあり、信頼できるものを選びたい人におすすめ。
口コミでは、赤ちゃんが動き回っても無傷な毎日を送っているとのことで、室内でもケガの心配なく安心して遊ばせることができます。
- 外形寸法 幅17cm 奥行20cm 高さ20cm
- 材質 ポリエステル、ライクラ、ナイロン、フォーム
- 重量 95g
- 対象年齢 7ヶ月~2歳頃
ケラッタ イブル (ibul) ごっつん防止ヘルメット
好奇心旺盛な赤ちゃんは室内を自由に動き回るため、親が安心して遊ばせられるように頭周りをしっかりガードするヘルメットを選ぶ必要があります。
こちらの赤ちゃんヘッドガードは360度頭を保護しつつ、耐衝撃性も兼ね揃えていて、安全性が高いものを購入したい人に最適。
軽量かつ通気性もいいので、機能的なものを探している人にもおすすめです。
- 外形寸法 頭周り42cm~50cm
- 材質 綿、ポリウレタン、ポリエステル
- 重量 65g
- 対象年齢 6ヶ月~24ヶ月
ベビーヘルメット 赤ちゃん 子供 キッズ ヘッドガード
楽天で高い評価を誇るベビーヘルメットは、全部で19種類のデザインの中から選べるのが最大の魅力。
かわいい動物柄や北欧風のおしゃれなものまで、豊富なデザインを展開しています。
ヘルメットはいらないかな、とダメもとで購入した人の口コミでは、赤ちゃんが違和感なく使えて、ぶつかっても痛がらないと、実際の使用感を高く評価していました。
- 外形寸法 高さ16cm 頭周り58.5cm
- 材質 綿
ベビーヘルメット 赤ちゃん 子供 クッション 転倒防止ごっつん防止
累計2万個もの売り上げを記録している大好評の赤ちゃんヘルメット。
先輩パパママの口コミをもとに次々と改良を重ねた企業努力により、通販サイトで大好評を得ています。
あご紐はマジックテープ、裏地はメッシュ素材、デザインはかわいい色味や柄を採用したことで、家族に優しい赤ちゃんヘルメットが完成しました。
孫に買ってよかったと口コミでも好評なので、プレゼントにもおすすめです。
- 外形寸法 高さ13cm スポンジ厚み3cm 頭周り42cm~58cm
- 材質 綿、スポンジ
- 重量 50g
赤ちゃん転倒防止クッション・リュックおすすめ
最後に、おすすめの赤ちゃん転倒防止クッション・リュックを紹介。
背中までガードしてくれるかわいい転倒防止クッションが欲しい人は要チェックです。
BRILBE 転倒防止 ベビーヘッドガード
BRILBEのヘッドガードはリュック式で背中までしっかり守ってくれるタイプです。
3DメッシュとPP綿の柔らか素材で通気性も良く、蒸れやすい赤ちゃんの頭や背中にもぴったり。
軽量で赤ちゃんの負担になりにくいうえ、肩紐は自由に調節できるため、さまざまな体型・月齢の赤ちゃんに対応します。
鹿と蝶のかわいいデザインから好みのものを選びましょう。
- 外形寸法 幅19cm 高さ35cm 厚さ5cm
- 材質 ポリエステル
- 重量 130g
- 対象年齢 6ヶ月~24ヶ月
アイラブベビー (I LOVE BABY) 背負ってクッション
よちよち歩きやつたい歩きをはじめた赤ちゃんにおすすめなのが、アイラブベビーの背負ってクッション。
リュック型で写真を撮りたくなるほどかわいらしく、怪我防止に役立つため大人にも赤ちゃんにもメリットがあります。
デザインはうさぎとくま、てんとう虫の3種類で、カラーも選べます。
また、こちらは胸の辺りにベルトがついているため、簡単に取れる心配もありません。
- 外形寸法 幅19cm 高さ34cm 厚さ8cm
- 材質 ポリエステル
- 重量 150g
- 対象年齢 6ヶ月~12ヶ月
LOUPLE 転倒防止クッション ヘッドガード
はちとくま、うさぎの3種類から選べる転倒防止のリュック型ヘッドガードです。
クッション部分は4.5cmもの厚さがあり、転んだときの背中や頭への衝撃をしっかり吸収してくれます。
中のゴムは強度があるため切れにくいだけでなく、ふわふわの布で覆ったベルトで固定するため、赤ちゃんのストレスも軽減。
汚れても洗濯機で簡単に手入れが可能です。
- 外形寸法
- うさぎ・クマ 幅20.5cm 高さ31.5cm 厚さ4.5cm
- はち 幅19cm 高さ35cm 厚さ5.5cm
- 材質 ポリエステル
- 重量 160g
- 対象年齢 6ヶ月~22ヶ月
まとめ
今回は室内用の赤ちゃんヘルメット・ベビーヘルメットについて、いるのかいらないのか、デメリットや選び方などを詳しく解説しました。
赤ちゃんヘルメットやヘッドガードは、転倒時の頭への衝撃やケガ防止に役立つ必要性の高いアイテムです。
赤ちゃんが喜ぶかわいらしいものや手作り感のある温かいものなどデザインも豊富。
Amazonなどで購入できるおすすめのベビーヘルメットや口コミを参考に、納得できるものを選んでください。