スキー・スノボ用ワックスおすすめ9選 ワックスの種類や選び方、塗り方も紹介
スキー板やスノーボード板の手入れに欠かせないワックス。
初心者の場合、どのワックスを選べば良いか分からないという事も少なくありません。
そこでこの記事では、スキー・スノボ用ワックスのおすすめ9選を紹介します。
併せて、ワックスの塗り方や種類、ワックスを塗る頻度なども解説。
より快適な滑りのために、ぜひ参考にして下さい。
スキー・スノボ用ワックスの効果や必要性
スキー板やスノボ板はワックスをかけていない状態では滑りが悪く、雪との摩擦でボードを傷つけてしまいます。
また、ワックスを塗っていない滑走性能の低いスノボ板で練習を続けていると、上達が遅くなってしまう可能性も。
レンタルボードはあらかじめワックスを塗った物を貸してもらえますが、マイボードの場合は、毎年シーズン前にワックスで手入れするのが基本です。
スキー・スノーボード用ワックスの種類
ホットワックスなどに代表される、スキー・スノーボード用のワックスの、おもな種類を2つ紹介します。
初心者におすすめの簡易ワックス
簡易ワックスは、滑る直前でも塗ることができる最も手軽に使えるワックスです。
塗布が簡単でエアロゾルタイプやスティックタイプなど、かけ方の種類も幅が広いため、初心者にもおすすめ。
また、種類も多く好みによって商品を選びやすい点が魅力です。
しかし、後述のホットワックスのようにワックスの効果が長続きしにくいため、塗りなおす頻度が高くなるという特徴もあります。
効果が長持ちするホットワックス
ホットワックスは、スキー・スノーボードの上級者に広く使われている、本格的なワックスです。
効果が長続きしやすく、一般的にはホットワックスを1度塗るだけで数日~1シーズンは快適に滑ることができます。
クリーニング・ベースワックス・ホットワックスのアイロンがけなど、1度の手入れに時間と手間がかかるのが特徴です。
スキー・スノボ用ワックスの選び方
対応する雪質や成分、ワックスの用途など、スキー・スノボ用ワックスのおすすめの選び方について解説します。
用途で選ぶ
スキー・スノボ用ワックスにはクリーニング用・ベース用・滑走用の3種類のワックスがあり、これらの様々なワックスを重ね塗りすることでメンテナンスをしていきます。
クリーニング用ワックスでボードについた汚れを落とした後はベース用ワックスで表面を整え、最後に滑走用ワックスを重ね塗りしてボードの滑りを良くさせます。
幅広い雪質・雪温に対応しているものを選ぶ
スキー・スノーボード用ワックスには、様々な雪質・雪温に対応した商品があります。
場所や天候に左右されず滑るためにも、幅広い雪質・雪温に対応したワックスを選ぶと良いでしょう。
ワックスのかけ方や種類がゲレンデと相性の悪いものだと、すぐにワックスが剥がれたり滑りが悪くなったりといった弊害が起こる可能性があります。
成分に注目する
スキー・スノーボードの滑り心地を良くしたい場合は、スキー・スノーボード用ワックスに含まれている成分にも注目しましょう。
特におすすめなのが、フッ素成分を配合しているスキー・スノーボード用ワックス。
フッ素を配合することによりワックスの揮発性が高まるため、よりなめらかな滑り心地で滑走できるようになります。
トコやガリウムなどメーカーで選ぶ
スキー・スノボ用ワックスは様々なメーカーから販売されていますが、中でも有名なのがトコ、ガリウム、ドミネーターの3社です。
トコはスキー・スノボ用ワックスの老舗で、ドミネーターは競技用ワックスにルーツを持つメーカー。
ガリウムは、国産ブランドでラインナップの豊富さとリーズナブルな価格帯が特徴です。
セット商品もおすすめ
はじめてスノボ板のメンテナンスをする初心者には、ワックスやブラシといったメンテナンス道具が一式揃ったセット商品もおすすめです。
すべての道具を個別で揃えるより安く、手間をかけずに揃えられる点がメリット。
メーカーによっては、スキー場などアイロンがない場所でもワックスがけができるトラベルセットも販売しています。
ワックスがけの頻度やタイミングは?
ワックスがけの頻度はワックスの種類や塗り方によって異なります。
簡単に塗れる簡易ワックスは数日ほどで効果が切れてしまうため、高い頻度でのワックスがけが必要です。
一方のホットワックスは、スノーボードシーズンの始め、スノーボードシーズンの終わりなどにメンテナンスとして使います。
また、購入後初おろしする前のスノボ板へのワックスがけも、忘れずに行いましょう。
スキー・スノボ用ワックスおすすめ9選
スノボ・スキー用ワックスのおすすめアイテム9選を紹介します。
簡易ワックスやホットワックス、セット商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ドミネーター (DOMINATOR) HYPER ZOOM PASTE
ドミネーターのハイパーズームペーストは、気温によって硬度が変化するソフトタイプのワックスです。
0度からマイナス10度まであらゆる雪温に対応しています。
フッ素を配合しているため、なめらかな滑り心地が体感できるでしょう。
- 容量 60ml
- 簡易ワックス
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トコ (TOKO) エクスプレス ミニ
トコのエクスプレスミニは、旅行先でも手軽に塗れる液体タイプの簡易ワックス。
ベンジンやフッ素などを含まない、環境に配慮した成分配合ながら、フッ素配合品と同様になめらかで快適な滑走を楽しめます。
- 容量 75ml
- 適応雪温 0°C~30°C
- 簡易ワックス
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ユニックス (UNIX) 半ねり万能WAX
ユニックスの簡易ワックス「半ねり万能MAX」は、やわらかなワックスのテクスチャが魅力の、コンパクトなポケットタイプ。
ワックスがけ専用スポンジが付属していて、手を汚さずに簡単にワックスを塗布することができます。
- 容量 30g
- 簡易ワックス
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ユニックス (UNIX) ジカ塗り万能 WAX
ユニックスのジカ塗り万能WAXは、全日本スキー連盟も推薦する、高品質な日本製の簡易ワックス。
固形のワックスを溶かさずにそのままボードに塗り広げて使う生塗りタイプで、ワックスのふき取りなどは必要ありません。
- 容量 30g
- 簡易ワックス
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ザードス (Zardoz) ノットワックス ポケットパックG
ザードスのノットワックスは、フェルトにたっぷり染み込ませた液体状のワックスをボードに塗り広げて使う簡易ワックス。
1日~3日ほど滑走性を保つ持続力の高さと、雪の汚れを寄せ付けない防汚性の高さなどが大きな魅力です。
- 容量 15g
- 簡易ワックス
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ガリウム (GALLIUM) スノーボード ワックス GENERAL F220
ガリウムのスノーボードワックスGENERALは、スキー・スノボ用ワックスの初心者でも扱いやすいスプレータイプの簡易ワックス。
滑走前のマイボードのワックスがけや、レンタルボードの滑走性アップにもおすすめのワックスです。
- 容量 220ml
- 全雪質対応
- 簡易ワックス
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トコ (TOKO) オールインワンワックス
トコのオールインワンワックスは、ホットワックスがはじめての初心者にもおすすめの全天候型オールインワンタイプのホットワックス。
浸透性の高いハイドロカーボンワックスを使用していて、ワックスがけの頻度を減らせるのが魅力です。
- 容量 120g
- 適応雪温 0°C~-30°C
- ホットワックス
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ガリウム (GALLIUM) ユニバーサルベースワックス
ガリウムのユニバーサルベースワックスは、ベースワックスとしてはもちろん、クリーニング用や滑走用ワックスにも使える3wayタイプのホットワックスです。
全雪質に対応しているため、あらゆるスキー場で使うことができます。
- 容量 100g
- 全雪質対応
- ホットワックス
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ガリウム (GALLIUM) GENERAL・F Set
ガリウムのGENERAL Fセットは、スキー・スノボ旅行にもおすすめのコンパクトなワックス掛けのトラベルセット。手軽に使えるスプレータイプの簡易ワックスやクリーナーブラシなどで、より美しいワックスがけを楽しめます。
- 容量
- スプレーWAX 100ml
- ミニクリーナー 60ml
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スキー・スノボ用ワックスの塗り方・かけ方
スキー・スノボ用ワックスの塗り方・かけ方を、簡易ワックス・ホットワックスの2種類に分けて紹介します。
簡易ワックスの塗り方
初心者におすすめの簡易ワックスは、塗り方が非常に簡単で扱いやすいのが特徴。
エアーゾルタイプやスティックタイプなど様々な塗り方の商品が販売されていますが、すべての簡易ワックスに共通しているのはワックス以外の道具が必要ないこと。
アイロンやスクレーパーなどを使わず、スプレーやクリーム状のワックスを説明書通りの塗り方でボード全体に塗り広げて乾燥させるだけで、手軽に滑走性の高さを実感することができます。
ホットワックスのかけ方
ホットワックスは、クリーニング用・ベース・滑走用の3種類のワックスを重ね塗りするかけ方が一般的です。
基本のかけ方としては、まず、汚れをふき取った後に固形のワックスを溶かさず塗布します。
その上にワクシングペーパーを当てながらアイロンがけをして、ワックスが乾いたら余分なワックスをブラシなどで削ぎ取って完成です。
ホットワックスのかけ方次第では滑走面にさらに艶が出て、より快適にゲレンデを滑れるようになります。
まとめ
今回は、スキー・スノボ用ワックスの塗り方やかけ方、おすすめ商品などを紹介しました。
スキー・スノーボード用ワックスには手軽な塗り方で使える簡易ワックス、頻度が少ない代わりに1回の工程が長いホットワックスの2種類があります。
スキー・スノボを楽しむ頻度を考慮して、自分に合ったワックスを探してみてください。