いちご狩りの持ち物や動きやすい服装を解説 持っておくといいものも紹介

寒さが残る2月、春先の3月や4月、5月以降の暖かい時期まで、子供連れの旅行やカップルのデートで楽しめるいちご狩り。
いちご狩りを快適に楽しむためには、適した服装や持っていくもの、注意点を知っておくと安心です。
この記事では、いちご狩りに向いている服装や持っていくといいもの、便利グッズなどを紹介。
防寒が必要な2月から、暖かくなってくる3月や4月、5月以降などシーズンごとのおすすめコーデも取り上げます。

冬~春が旬!いちご狩りの服装と持ち物は?

冬から春にかけてハウス栽培のいちごは旬を迎え、いちご狩りのシーズンとなります。
いちごハウスの内部は20°C~25°Cほどの温度で、冬場の2月や寒さが残る3月は特に外の気温との差を考えて服装を選ぶことが大切。
服装や季節に応じて持っていくものを事前にチェックしましょう。

いちご狩りに適した服装とは

男女問わずおすすめの服装や、子供連れが持ち込みすると便利な小物などいちご狩りに適した服装を紹介。
靴やバッグの持ち込みで気を付けたいポイントも参考にしてみてください。

汚れてもいい脱ぎ着しやすい服

いちご狩りでは土やいちごの果汁で服が汚れてしまうことも。
いちご狩りのデートや旅行では、男女問わず動きやすく、汚れても気にならない服装がおすすめです。
加えて、脱ぎ着のしやすさも重要なポイント。
冬は特にハウスの中と外とで温度差が激しいため、厚着のままではハウス内で汗をかくこともあります。
簡単に脱ぎ着できるカーディガンやパーカーなどの羽織りものを持ち込み、体温調節しやすい服装で行くと安心です。

歩きやすい靴

いちご狩りをする場所の足元は土か、または歩きやすいように土にビニールを被せて通路が整備されています。
ヒールの高い靴だとかかとが地面に埋まったり、ビニールシートに穴を空けたりする可能性があり、移動しにくいのもデメリット。
いちご狩りで履く靴は歩きやすさを重視して、ローヒールのものや底がフラットで履き慣れた靴、スニーカーなどがおすすめです。

両手が空くバッグ

いちご狩りでは片手に容器を持ち、もう片方の手でいちごを摘みます。
両手が空くよう、バッグは小さいショルダーバッグやボディバッグがおすすめです。
リュックや大きいバッグだといちごに触れて傷つけてしまう、人とぶつかってしまうこともあるため避けましょう。
いちご農園によっては、大きいバッグの持ち込みが禁止されているところもあるので事前に確認しておくと安心です。

子供は帽子もおすすめ

いちご狩りでは、受粉に欠かせないハチを刺激しない服装であることも大切。
黒に反応するハチから髪を守るためにも、帽子を持っていくのがおすすめです。
特に子供はハチを怖がる場合があるので、事前に被っておくと安心。
子供の帽子を選ぶときも、ハチを刺激しにくいなるべく白系の帽子がいいでしょう。
帽子に加え、女性など髪の長い人は結んでおくとハチ対策になり、いちごを食べるときも邪魔になりません。

いちご狩りで持っていくもの

いちご狩りに最低限必要なアイテムは農園側で用意していることが多いですが、必要な持ち物を用意しておくとスムーズです。
デートで女性をエスコートをしたい男性もぜひ参考にしてください。

マスク

いちごにも花粉があるため、花粉症が気になる人はマスクを用意しましょう。
12月から2月にかけての冬場は、特にインフルエンザなどにかかりやすい季節です。
いちごハウスは密閉された空間で人が多いため、感染症対策にもなるマスクを持っていくものに加えましょう。

ウエットティッシュ・タオル

ウエットティッシュがあれば、いちごを食べる前に除菌したり、果汁で手が汚れたときに拭いたりすることができます。
ノンアルコールのウエットティッシュは、口周りの汚れも拭き取れる便利グッズのひとつ。
タオルは洗った手を拭く他、汗を拭いたり、果汁が服につかないように子供の首元に掛けたりするのに使えます。

ビニール袋

農園によっては配布してくれるところもありますが、ビニール袋もいちご狩りに持っていくといいもののひとつ。
ビニール袋が1枚あれば、食べたいちごのヘタを入れておけます。
使ったウエットティッシュなどのゴミもまとめられるので、持ち帰るときもバッグの中を汚す心配がありません。

水・飲み物

暖かいいちごハウスの中では喉が渇きやすいため、水分補給のためにも飲み物が入ったペットボトルや水筒を持っていきましょう。
いちごを食べる際も、いちごの汚れを落としたいときに水があると、さっと洗って食べられるメリットがあります。

日焼け止め

ビニールハウス内は日光がよく差し込み、紫外線も強いため時期を問わず日焼け止めを塗っておくと安心。
紫外線の強さが増す3月、4月以降のいちご狩りは特に注意が必要です。
3月や4月を過ぎてからのいちご狩りでは、帽子や日焼け止めも持っていくものに加え、肌を紫外線から守りましょう。

いちご狩りで持っていくといいもの・便利グッズ

ここからはいちご狩りに持っていくといいものや、便利グッズを紹介します。
いちご狩りのデートや旅行を快適に楽しむためにも、便利グッズをおさえておきましょう。

薬

一度にたくさんいちごを食べ過ぎると、お腹がゆるくなってしまうことも。
特にお腹が弱い人は、自分が普段飲んでいる薬を持っておくと安心です。
その他、移動中に乗り物酔いをして子供が体調を崩すこともあるかもしれません。
いちご狩りを安心して楽しめるように、持っていくといいものリストに薬を入れておきましょう。

持ち込みOKなら練乳

摘みたてのいちごはそのままでもおいしいですが、トッピングを楽しみたい人は練乳をかける方法も。
家族でのいちご狩りで、子供がいちごを酸っぱく感じたときも甘くアレンジできます。
農園によっては練乳が用意されている場合や、持ち込みができない場合もあるので事前に必ず確認しましょう。

クーラーボックス・保冷剤

フレッシュないちごを自宅用やお土産で持ち帰りたい場合は、クーラーボックスや保冷バッグも便利グッズのひとつ。
保冷剤で補うのもおすすめで、いちごの鮮度を落とさずに持ち帰ることができます。
収穫したいちごを持ち帰りできる農園はもちろん、持ち帰りできない場合も販売しているいちごを買って帰るときにも便利です。

いちご狩りで気をつけること

家族やカップルでいちご狩りを楽しむために、服装や持ち物で特に気をつけておきたいポイントをチェックしましょう。

栽培方法に合う服装を

多くのいちご園では、いちごが腰の高さほどにある高設栽培か、従来の土耕栽培が行われています。
土耕栽培の場合はパンツスタイルがおすすめで、ストレッチ性があるとしゃがみやすいでしょう。
対して、しゃがんで摘まない高設栽培のいちご狩りでは丈の長いスカートで汚れない場合も。
事前に栽培方法を確認しましょう。

黒や蛍光色の服に注意!

いちご狩りを快適に楽しむために、ハチを刺激しない服装を選びましょう。
比較的おとなしいミツバチの場合も、黒や蛍光色など強めの色に反応して寄ってくる場合があります。
ハチ対策のためにも黒や黒っぽく見える色は避け、白系の服を取り入れたコーディネートがおすすめです。

匂いの強いもの・香水は避ける

ハチは強い匂いにも反応して攻撃してくることがあります。
いちご狩りの際は、香水や香りの強い整髪剤、制汗剤などの使用を避けるのが安心です。
汗の匂いが気になる人はタオルでこまめに拭き取りましょう。
虫除けスプレーはハウスの外で使用する、匂いが強い持ち物はハウスに持ち込みしないなどの対策をしてみてください。

デートにも! 男女向けいちご狩りコーデ実例

子供連れやデートで楽しむ人も多いいちご狩り。
冬の寒さが残る2月、春先の3月や4月、初夏の5月や6月などシーズン別の男性、女性向けのおすすめコーデを紹介します。
おしゃれな組み合わせで出かけましょう。

2月

外気温との差が激しい2月のいちご狩りでは、簡単に脱ぎ着できるアウターを持っていきましょう。
女性や寒がりな人は、軽くて暖かさを確保できる中綿入りやライナー付きのアウターがおすすめ。
動きやすさを重視したい子供や男性はダウンベストもいいでしょう。
その他、体温調節しやすいマフラーも持っていくものリストに加えると安心。
汗冷えしないように、特に子供には速乾性のあるインナーやTシャツを着せるのがおすすめです。

3月・4月

肌寒さが残る3月や4月のいちご狩りでは、軽めのアウターが大活躍。
男女問わずマウンテンパーカーやデニムジャケットなどがおすすめで、上は薄手のニット、下はチノパンなどの組み合わせもおしゃれです。
子供連れならパーカーとパンツでカジュアルに決めるのもいいでしょう。
カーディガンやパーカーは持っていくといいもののひとつで、暑いときは腰巻できて便利。
紫外線対策に帽子を取り入れるのもおすすめです。

5月・6月

5月や6月になるとハウスと外気温の差がほとんどなくなり、カットソーやシャツなど季節感のある薄手のトップスとボトムスのコーデが楽しめます。
男性はTシャツとライダースジャケットなどもおすすめで、暑さに対応できるコーデが便利。
紫外線と虫対策のためにも男女ともに肌の露出はしすぎず、スカートの下にはレギンスや薄手のストッキングを履くのがおすすめです。
紫外線対策の日焼け止めや帽子も忘れないようにしましょう。

まとめ

今回はいちご狩りにおすすめの服装や持っていくもの、便利グッズを紹介しました。
いちご狩りには持っていくといいものや持ち込み禁止のもの、注意するべきポイントがあります。
子供連れの旅行やデートでいちご狩りを安心して楽しめるように事前に知っておきましょう。
紹介した男女向けのおしゃれなコーデや便利グッズも参考に、いちご狩りを快適に楽しんでください。