バーベキューやキャンプにおすすめの火消し壺8選 コンパクトで熱くならない火消し壺や自作できる代用品も紹介
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キャンプで暖を取るときや、BBQでの熱源にも大活躍の炭。
炭火の香りや火が燃える姿はとても魅力的で、アウトドアの必需品です。
ただ、炭を使った後の処理は何かと面倒で、時間がかかります。
正しく処理をしないと、ヤケドや山火事の原因になってしまう他、周囲の人に怪我をさせてしまう可能性もあるため、後処理は怠れません。
火が消えるまで待つ、水をかけるなど、火を消す方法はいくつかありますが、この記事では火消しの手間を軽減してくれる「火消し壺」について特集します。
コンパクトでおすすめの火消し壺や使い方、火消し壺の自作方法や代用品も紹介します。
火消し壺でアウトドアをもっと快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。
キャンプやBBQの後は正しい炭の処理が必須
キャンプやBBQでは、炭の後処理が必須です。
炭の放置や砂に埋める行為は火事の原因になる他、他の人が踏んで火傷を負う危険性もあります。
鎮火した炭は持ち帰るか、炭捨て場に捨てていくなどして正しく処理しましょう。
水を使って鎮火する場合は、蒸気で火傷しないようにバケツに水を張り、ひとつひとつトングで入れるようにしましょう。
水を使うのは時短で手軽ですが、濡れた炭は再生に手間がかかるため、再利用したい人には不向きです。
炭に火をつけたままにして燃え尽きるのを待つという方法もありますが、灰になった炭は再利用できず不経済なうえ、限られた時間の中で冷める時間を待つのはもったいないもの。
そんな時に火消し壺があれば、炭の処理を手軽にすることができます。
火消し壷の魅力
BBQなどで炭火を使う際、必ず必要になる炭や灰の処理。
BBQの後片付けを楽にしてくれる火消し壺の魅力を紹介します。
炭を安全に消火
火消し壺は、中に炭を入れて蓋をしておくだけで、酸素を断って消火してくれます。
入れて放っておくだけで鎮火できるため、時間がないときやキャンプでの就寝前などにもおすすめです。
水をかけたときの蒸気でヤケドする心配もなく、火が消えきらず野や木々に燃え移る危険もありません。
火が消えるのを待つ方法や、水で消す方法は、火が残るリスクや火傷を負う危険性がありますが、火消し壺なら安全に消火できます。
短時間で片付けが出来る
火消し壺の大きな魅力は、片付けが手軽なこと。
完全に火が消えるまでじっくりと待つ必要もなければ、水を用意する手間もありません。
火消し壺に入れるだけの簡単ステップで、短時間で片付けが完了します。
また、火消し壺に入れている間にグリルの片付けなどを進められるため、片付け全体の効率もアップ。
日帰りキャンプや庭先でのBBQなど、片付けが短時間で終わればその分ゆっくりと過ごせます。
消火後の炭は再利用できる
燃え残って消火した炭は再利用できます。
「消し炭」と呼ばれ一度火がついているため、次回のキャンプやBBQでの着火もスムーズ。
炭を一度で捨てるのは勿体ないという人にこそ、火消し壺はおすすめ。
水で消した炭はきちんと乾燥させれば再利用可能ですが、濡れた炭を持ち帰って乾かすのは大変な手間となります。
火消し壺を使うと家に帰ってからの片付けも楽に済みます。
冷める時間はどのくらい? 火消し壷の正しい使い方と注意点
火消し壺に炭を入れるときは、トングでひとつずつ入れていきます。
蓋をして完全に消火するまで待ちましょう。
火消し壺がとても熱くなるため、スタンドの上に設置するなどして、地面が熱くならないようにすると安全で、冷める時間も短くなります。
ペットや子供がいる場合は、不用意に触らないように注意が必要です。
火消し壺本体が冷める時間は1時間以上かかるため、時間に余裕をもって消火を行いましょう。
火消し壷の選び方
火消し壺は陶器、アルミ、ステンレスなど素材もさまざま。
デザインや大きさもメーカーにより異なるため、どのように選べばよいかポイントを確認しておきましょう。
持ち運びしやすいコンパクトなデザイン
火消し壺はキャンプやBBQといったアウトドアシーンで使うことが圧倒的に多いため、持ち運びしやすく、車にも積みやすいコンパクトなデザインが充実しています。
もちろん、大人数でのキャンプや、グリルを複数設置するBBQなどでは大きいサイズが必要になりますが、さほど炭の量が多くなければコンパクトな方が使いやすいでしょう。
特に女性キャンパーはコンパクトで軽量なものが扱いやすくおすすめです。
ロックが出来て丈夫な金属製が人気
火消し壺はロックがないと、車に積んだときなどに倒れて炭が飛び出す恐れがあります。
ロック方法はツメを引っ掛けるタイプ、ネジで留めるタイプなど商品によりさまざま。
ネジタイプは内部の圧力を受けて開閉しづらくなる可能性があり、扱いが難しいとの声も。
初心者は引っ掛けるタイプを選ぶと使い方が簡単。
材質は金属製のものが丈夫で安心です。
自宅での据え置き型にはモダンな陶器もおすすめ
陶器の火消し壺はずっしりと重いため、アウトドアに持ち運ぶには不向きですが、自宅に据え置きする用であれば趣がありおしゃれ。
庭でBBQをよく行う家庭なら、陶器製も候補に入れていいでしょう。
使い込むごとに風合いが増すところや、安定感があるところ、庭先にそのまま置いておけるところなどが魅力。
重厚で長く使えるところもポイントです。
代用品や自作でも火消しは可能
火消し壺を自作するには蓋つきの密閉容器を使います。
コーナンなどのホームセンターで容器を購入し、蓋に穴をあけてツマミを付けただけでも立派な火消し壺の出来上がりです。
ツマミには熱が伝わらないように木製のものを選びます。
同様に使用済みのペンキの缶や密閉容器があれば代用できます。
ペンキ缶などで自作する場合は、外側に直接熱が伝わらないように、サイズを変えて入れ子にするなどして工夫すると良いでしょう。
おすすめの火消し壷8選
国内アウトドアブランドの「ロゴス(LOGOS)」や「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)」といった、キャンパー御用達のブランドをはじめ、おすすめの火消し壺をご紹介します。
ロゴス (LOGOS) バーベキュー ポータブル 火消し壺
ロック式蓋で安心。持ち運びやすいハンドル付き&コンパクトな火消し壺
国内の総合アウトドアブランド「ロゴス(LOGOS)」は、使いやすさや安全性を重視したアイテムが魅力。
こちらはファミリー向けでありながら、コンパクトで持ち運びしやすいデザインが特徴のポータブル火消し壺です。
万が一倒れても安心のロック式蓋を搭載し、車移動が多いキャンパーにもおすすめ。
ハンドル付きで、炭を入れたまま気軽に持ち運べるのもポイントです。
- 外形寸法 外径17cm 高さ21.8cm
- 材質 アルミ
- 重量 1.5kg
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キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG) バーベキュー用 火消しつぼ アルスター M-7570
スタンドを蓋に取り付けて固定できるハンドル付き火消し壺
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)は、使いやすさや購入しやすさを意識した、実用的なアウトドア用品を総合的に手がける国内ブランドです。
「値段が手頃で便利」「コンパクトで運びやすい」などと口コミでも評価されている、キャプテンスタッグの火消し壺。
スタンド付きのため、熱くなりやすい壺の底面が地面につくのを防ぎます。
ロックの際はスタンドを蓋に取付けネジで固定。
収納にも便利な火消し壺です。
- 外形寸法 外径17.5cm 高さ16.5cm
- 材質
- 本体/ふた アルスター鋼板
- スタンド/ハンドル/つまみ 鉄(クロムめっき)
- 重量 0.64kg
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グリーンライフ (GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ HOT-150
火起こしできる排煙機能付き&ロック式の蓋で消火できる2WAYタイプ
こちらのえんとつ型火消し壺は、火起こしもできる2way仕様です。
えんとつの排煙機能を参考にした構造で、炭や新聞紙を入れてコンロの上に置けば、火起こしが簡単に行えます。
ロック付きの蓋で密閉すれば、消火も簡単。
口コミでも火起こしがスムーズにできると好評です。
火にかかる時間を短縮して、快適に気軽にキャンプやBBQを楽しみたい人におすすめです。
- 外形寸法 幅19cm 奥行15.5cm 高さ26cm
- 材質 スチール
- 重量 1.1kg
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ユニフレーム (UNIFLAME) 火消し壺 SUS 665763
水を入れて消火&メッシュカゴごと日干しできるエコな火消し壺
ユニフレームは、金物の町、新潟県燕市の職人がこだわりを持って作るアウトドア用品のブランドです。
こちらはステンレスを使用した、スタイリッシュな火消し壺。
水を入れて消火するタイプで、濡れた炭を再利用できるように、メッシュのカゴが付いています。
消火後はカゴごと日干しでき、水での消火でも炭をダメにしないエコな火消し壺です。
水での消火は壺が熱くなりにくいところが魅力。
小さな子供のいるファミリーにもおすすめです。
- 外形寸法 幅18cm 奥行18cm 高さ18cm
- 材質 ステンレス
- 重量 1.7kg
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キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG) 大型火消しつぼ 火起し器セット M-6625
大人数でのキャンプに。火起こし器とセットの大型火消し壺
複数家族でのBBQや、大人数でのキャンプにおすすめの大型火消し壺。
火消し壺本体と、穴の開いた火起こし器がセットになっているため、キャンプやBBQのはじまりもスムーズに着火できます。
火消し壺にはロック付きの蓋があるため、たっぷり炭を入れても安心。
スタンド付きで、芝生や枯葉が熱くならないように使うことができ、冷める時間も短縮できます。
- 外形寸法
- 火消しつぼ 幅21.5cm 奥行20cm 高さ29cm
- 火起し器 外径18cm 高さ20cm
- 材質
- 火消しつぼ本体/ふた アルスター鋼板
- 火起し器 亜鉛めっき鋼板
- スタンド/ハンドル/つまみ 鉄(クロムめっき)
- 重量 1.7kg
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バンドック (BUNDOK) チャコール缶 BD-440
手頃な価格も魅力。密閉消火式&軽量な金属製のチャコール缶
コスパ抜群の国内ブランドで知られる、アウトドアメーカーの「バンドッグ(BUNDOK)」。
缶の風合いやフォルムなど見た目にもおしゃれなチャコール缶。
オール金属製で軽量なことや、多くの炭を入れやすいところなどが口コミでも評判です。
ロックがシンプルで使いやすいところも魅力で、内部の圧により開閉がしづらくなるというトラブルも防げます。
- 外形寸法 幅25.5cm 奥行18.5cm 高さ27cm
- 材質 表面処理鋼板、フェノール樹脂
- 重量 0.94kg
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キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG) バーベキュー BBQ用 火消しツボ 和膳亭MK-1474
自宅での使用におすすめ。つや感のあるシックな陶器製火消し壺
幅広いアウトドア用品を手掛けるキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)は、自宅での使用に最適な陶器製の火消し壺も取り扱っています。
コロンとしたフォルムと、陶器ならではのつや感が印象的で、据え置きにもおしゃれなデザイン。
重厚な黒がスタイリッシュで、見た目には火消し壺と気づかないため、インテリア性も重視したい人にもおすすめです。
- 外形寸法 外径16cm 高さ13cm
- 材質 陶器
- 重量 1kg
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キンカ 陶器 火消し壺丸 特大 大々 QHK03004
高い耐火性&熱くなりにくい珪藻土製。しっかり密閉する確かな重さも魅力
七輪にも使われている自然素材「珪藻土」の火消し壺です。
珪藻土は火に強い素材で知られ、耐火性を評価され建築資材にも多く使われています。
珪藻土で作られた火消し壺は、炭の消火にも実力を発揮。
重みのある蓋でしっかりと密閉し、金属に比べて熱くならないところが魅力です。
和の雰囲気漂う鮮やかなブルーが、庭先のアクセントにもなります。
- 外形寸法 外径27cm 高さ22cm
- 材質 珪藻土
- 重量 5.5kg
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まとめ
火消し壺は、キャンプやBBQ後の後処理をストレスフリーにする便利なアイテムです。
コンパクトで持ち運びやすく、使い方次第で炭が冷める時間も短縮できます。
コーナンで買える容器で自作や代用するのもおすすめ。
陶器製のものなら見た目にも趣があります。
国内ブランドの「ロゴス」「キャプテンスタッグ」など、多くのアウトドアブランドから販売されている火消し壺。
必要な容量、使用シーンなどをイメージしながら、ぜひニーズに合うものを見つけてください。