ポップガードおすすめ10選 手頃な値段のポップフィルターも紹介

マイクにポップガードが付いている写真
出典:Pixabay

※本ページにはプロモーションが含まれています

歌の配信やゲーム実況など、録音や動画撮影をするときに重宝するポップガード。
ノイズを除去するのに効果的で、特にコンデンサーマイクを使って宅録する人におすすめのアイテムです。
この記事ではポップガードの効果や種類、選び方に加え、宅録におすすめの商品も紹介。
合わせて、スポンジカバーが主流のダイナミックマイクについても解説します。

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ノイズ対策におすすめのポップガード・ポップフィルター

テレビや動画でプロのシンガーのレコーディングシーンを見ると、コンデンサーマイクの前に丸いスクリーンが必ず設置されています。
丸いスクリーンは「ポップガード」や「ポップフィルター」と呼ばれ、録音時のノイズ対策に欠かせません。
本格的なスタジオ録音はもちろん、限られた機材で行う宅録で手軽にノイズ対策ができる便利なアイテムです。

ポップガード・ポップフィルターの効果

ポップガードとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
マイクにポップガードを付けたときの効果について説明していきます。

ポップノイズを除去してくれる

声の宅録でよく問題になるノイズはいわゆる「ポップノイズ」というもの。
「は」行や「ぱ」行などの音を発声するとき、マイクに勢いよく息がかかることで出てしまう「ボフッ」というようなノイズです。
ポップガードをマイクの前に立てることで息がかかるのを防ぎ、ノイズをきれいに除去することができます。

コンデンサーマイクを湿気から守る

喋ったり歌ったりしたときに飛んでしまう唾や息に含まれる水蒸気は、ほこりや湿気に弱いコンデンサーマイクにとって大敵。
ポップガードは、この飛沫や湿った息からマイクを守る役割も果たします。
ダイナミックマイクの場合はなくても大丈夫ですが、コンデンサーマイクには必須と考えておきましょう。

ポップガード・ポップフィルターの素材は2種類

ポップガードは使われている素材で2種類に分けることができます。
それぞれ特徴やメリットが異なるため、自分の好みに合わせて選びましょう。

値段を抑えるなら布製

はじめてポップガードを買うなら布製がおすすめ。
手頃な値段で購入でき、ポップノイズを除去する効果が高いのが特徴です。
弱点は、高音域が減衰してややこもった音になりやすいこと。
布のため洗えるものもありますが、破れないように扱いに気をつけましょう。

音質にこだわるなら金属製

金属製のポップガードは音を減衰させにくく、クリアな音質にこだわりたい人に支持されています。
繰り返し洗っても破れないため、汚れや臭いが気になる人にもおすすめ。
値段は布製に比べて高価な傾向があります。
商品によっては、フィルターの縁に衣服が引っかかりやすいものもあるため注意しましょう。

ポップガード・ポップフィルターの付け方は3種類

素材のほかに取り付け方法も重要で、付け方は大きく分けて3種類。
ここからは付け方の特徴を見ていきましょう。

取り付け方法が簡単なクリップ式

マイクスタンドなどにはさむだけの「クリップ式」は付け方が簡単。
はさむ場所を変えれば簡単に位置の調節ができるため、設置に時間をかけたくない人にもおすすめです。
購入時の注意点として、クリップ部分が対応している厚みも要チェック。
中には傷つき防止のためにクリップ内側にウレタンがついたものもあります。

ネジで取り付けるクランプ式

ネジで締めて固定する「クランプ式」は、クリップ式に比べて幅広い厚みに対応しているのが強み。
マイクスタンドなどに限らず、さまざまな場所に取り付けたい人におすすめのタイプです。
また作りも頑丈なため、長く愛用していきたいならクランプ式をチェックしてみてください。

マイクに直接取り付けるカゴ式(U型)

マイクにすっぽりかぶせるようにして設置する、カゴのような形の「U型」も使いやすくておすすめです。
視界を遮りにくいため譜面などが見やすく、複数人でひとつのマイクを囲んで録音するときにもぴったり。
マイクのサイズによっては取り付けられない場合もあるため、購入前にマイクの直径を必ず確認しましょう。

ポップガードの選び方

素材や取り付け方法のほかにも、ポップガードを選ぶときのポイントがあります。
小さなことですが、使いやすさを大きく左右するためぜひ覚えておきましょう。

ポップガードのサイズも重要

ポップガードのサイズは、小さいものだと直径10cmから12cmほど。
大きいものでは15cm以上のものもあります。
大きいものは飛沫などからマイクをガードする範囲が広がりますが、大きすぎると譜面が見にくいことも。
またマイクに対して口の位置を固定させにくく、ブレの原因にもなるため注意が必要です。

クランプ式・クリップ式はアームのタイプに着目

ガード部分の性能ももちろんですが、アームにも注目してみましょう。
手で自由に曲げられるフレキシブルアームなら、取り付け後の位置調整も簡単です。
ただし、強度が低いと自重で下がってしまうこともあるため要注意。
アームが曲がらないタイプは、しっかり安定した状態で固定できる点がメリットです。

ポップガードの使い方と注意するポイント

ポップガードの使い方は簡単ですが、マイクとポップガード、そしてポップガードと口の間の距離には注意。
あくまで目安ですが、マイクとポップガードの間は3cmから7cm、ポップガードから口までは5cmから15cmほどの距離が適当です。
加えて、ポップガードに手がぶつからないようにすることも大切。
そのほか、金属製のポップガードは裏表を間違えると役割が十分に果たせないため、取り付ける向きに気をつけましょう。

ダイナミックマイクにはスポンジ式のウィンドスクリーン

コンデンサーマイクではなくダイナミックマイクを使うなら、ポップガードは必ずしも必要ではありません。
ダイナミックマイクの場合、ヘッド部にかぶせる「ウィンドスクリーン」というスポンジカバーを使うのが一般的。
中には、ヘッド内に風よけ用のウレタンが入っているダイナミックマイクもあります。
スポンジ素材などが内蔵されていないダイナミックマイクの場合は、ポップガードを使うと良いでしょう。

宅録にも役立つポップガード・ポップフィルターおすすめ10選

ボーカルや実況の宅録に使えるおすすめのポップガードを紹介します。
布製や金属製、マイクに直接かぶせるU型など、さまざまな種類の商品をチェックしましょう。

キクタニミュージック (KIKUTANI) ポップブロッカー PO-5S

楽器や関連グッズ販売の老舗メーカー「キクタニミュージック」の布製ポップガードです。
マイク専用のフィルターを二重に張った高機能設計でクリアなサウンドを実現。
飛沫や湿気からマイクを守り、ポップノイズもしっかりと除去します。
布製ですが、取り外せば水洗いやスプレー除菌ができるのもポイント。
手軽なクリップ式で、アームは2箇所が回転する構造になっているため位置調整も簡単にできます。

  • 外形寸法 フィルター直径10cm 全長31cm
  • 取り付け方法 クリップ式

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ジュピター (JUPITER) ポップガード ポップブロッカー ノイズ防止 直径12cm

ジュピターのポップガードは直径12cmの布製フィルターを使用。
14cmほどの比較的短い仕様のフレキシブルアームは、フィルター位置がずれにくく邪魔になりにくいメリットがあります。
さらに二重式のフィルターでノイズや飛沫のカット効果も抜群。
頑丈なクリップの内側に滑り止め加工が施されているのもポイントで、マイクにしっかりと取り付けることができます。

  • 外形寸法 フィルター直径12cm ネック長さ14cm
  • 取り付け方法 クリップ式

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ケーシー (KC) ポップガード POB-15L

楽器や関連アクセサリーを幅広く手がけるキョーリツコーポレーションのブランド「KC」の一品。
こちらのポップガードは直径15cmの大きめサイズで、コンパクトな10cmのモデルも販売されています。
付け方が簡単なクリップ式で、比較的手頃な値段で購入できるのも嬉しいポイント。
アームとメッシュ部分は角度が変えられる仕様で、使いやすい向きに調節しながら使用できます。

  • 外形寸法 フィルター直径15cm 全長33cm
  • 取り付け方法 クリップ式

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ディコン・オーディオ (Dicon Audio) DCP-2 メタルポップフィルター 丸型

スタンドやダイナミックマイクなど、楽器関連のアクセサリーを扱うディコン・オーディオのポップガードです。
こちらはメタル製で、計算された角度の細かいメッシュが特徴。
息などを効果的に逃がしながら、クリアなサウンドを保つ仕様になっています。
加えてしっかりと安定するクランプとフレキシブルアームも使いやすいポイント。
縁に枠がないデザインのため、気になる人はテープなどで覆う付け方もおすすめです。

  • 外形寸法 フィルター直径13.5cm ネック長さ34cm
  • 素材 金属
  • 取り付け方法 クランプ式

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エスディー・ゲイザー (SD GAZER) PF1 ポップガード ポップフィルター

品質と使いやすさ、耐久性にこだわったエスディー・ゲイザーのクランプ式ポップガード。
手頃な値段で購入できるため、はじめて宅録する人にもおすすめです。
こちらは布製で、フィルター部分は伸縮性のあるネットの2枚張り。
飛沫などから大切なマイクをしっかりと守ってくれます。
口コミでは「必要以上の音の減衰はなく高周波帯域も録れる」といった、機能性の高さが評価されています。

  • 外形寸法 フィルター直径15.5cm ネック長さ36.5cm
  • 素材 繊維製ネット
  • 取り付け方法 クランプ式

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ステッドマン (STEDMAN) Proscreen XL グースネック付きメタル・ポッピングガード 大型

スタジオ録音のアイテムを多く手がけるアメリカの老舗メーカー「ステッドマン」のポップガード。
メタル製のクランプ式で、こちらは直径15cmのXLモデルです。
息を斜め下に逃がすように計算されたメッシュ構造で、ポップノイズを除去するだけでなく抜けの良いサウンドを実現。
メッシュがゴムの縁で覆われているため、引っかける心配もありません。
加えて洗剤で水洗いできる仕様で、破れにくいため長く使えるのも魅力です。

  • 外形寸法 フィルター直径15cm ネック長さ33cm
  • 素材 金属
  • 取り付け方法 クランプ式

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micawber ポップガード ポップブロッカー

シールドやクリップチューナーなどでも知られるmicawberのポップガード。
超精細ネットを2枚張りにしたフィルターで、ノイズや飛沫を強力にカットします。
深く溝が掘られたクランプががっちりとホールドしてくれるため安定感も抜群。
手頃な値段で購入できるだけでなく、使いやすい設計もポイントです。
口コミでも「アームが頑丈」「コスパが良い」など、値段以上の品質の高さが評価されています。

  • 外形寸法 フィルター直径15.5cm ネック長さ36.5cm
  • 取り付け方法 クランプ式

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グランプロ (GRANPRO) ポップガード U型 2B89WCFYQL

こちらは日本の総合楽器メーカー「GRANPRO」の人気商品。
マイクに直接かぶせるU型のポップガードです。
U型はコンパクトで視界が遮られにくいため、PCモニターを見ながら実況をする動画編集者にもおすすめです。
こちらは細かいポリエチレンメッシュの二重張り仕様で、ノイズをしっかりと除去し、クリアな音声を録音可能。
また弾力性のあるゴムを使用しているため、付け方が簡単で調整しやすいのも魅力です。

  • 取り付け可能マイク 直径4.5cm~5.5cm
  • 素材 メッシュ
  • 取り付け方法 カゴ式(U型)

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micawber ポップガード ポップブロッカー U型

プロのシンガーにも愛用されているmicawberのU型ポップガードです。
各音域の出力バランスを計算し、独自に設計された3層のメッシュフィルターが特徴。
これにより、クリアな音質を保ったままポップノイズをきれいに除去してくれます。
付属のゴムバンドで簡単に取り付けでき、直径4.5cmから6cmほどのマイクに対応可能。
汚れた場合はアルコール除菌をして使用できます。

  • 取り付け可能マイク 直径4.5cm~6.0cm
  • 取り付け方法 カゴ式(U型)

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Aokeo Professional ポップフィルター 3層メタルメッシュ

デスクトップマイクや卓上用のマイクアームなどで知られる「Aokeo」のU型ポップガード。
ガーゼと金属網を使用した3層構造で、ノイズや飛沫をカットします。
「audio-technica」や「Rode」など、人気メーカーのコンデンサーマイクに幅広く対応しているのも強み。
湿気などにより変形することがありますが、その場合はドライヤーで少し温めて補正できます。

  • 取り付け可能マイク 直径4.5cm~6.3cm
  • 素材 ガーゼ、金属網
  • 取り付け方法 カゴ式(U型)

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まとめ

ポップガードは、音声の宅録などで問題になるポップノイズの除去に効果的。
唇や舌を動かしたときに出るリップノイズや、服の擦れなどは対策できないため注意しましょう。
主にコンデンサーマイクにおすすめで、ダイナミックマイクにはスポンジカバーを付けるのが一般的。
ポップガードの付け方も種類があり、クリップ式やU型などさまざまあります。
紹介したおすすめ商品も参考にして、最適なポップガードを選んでみてください。



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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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