2022年7月8日更新

飯盒おすすめ11選メスティンやキャンプの飯盒炊飯に最適な商品も紹介

2022 7/08

焚き火台の上でメスティンを使って料理をしている画像 — 出典:Pixabay
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簡単に調理ができる飯盒は、キャンプなどのアウトドアシーンになくてはならない存在です。
飯盒を使った炊飯は、時間や水の量、火加減などで、炊きあがる米の状態が変わります。
今回この記事では、飯盒の種類や選び方に加えて、炊き込みご飯やプリンなど、ガスコンロなしで飯盒を使ったレシピを紹介。
キャプテンスタッグなどの通販で買える飯盒や、手入れの仕方も解説するので、購入を検討している人は参考にしてください。

キャンプに欠かせない飯盒とは? 読み方や魅力を解説

飯盒は、もともとは軍隊で使われていたアルミ製調理器具でした。
現在ではキャンプなどのアウトドアシーンで、お米を炊いたり湯を沸かしたりするのに使われる道具です。
読み方は「はんごう」。
角型のものは、英語での読み方で飯盒の意味を持つ「メスティン」と呼ばれることもあります。
一般的な飯盒の容器は使い勝手の良い縦長。
煮ものやスープ作り、ラーメンなどさまざまな調理に使用され、飯盒を使った料理のレシピなども人気です。

飯ごうの形ごとの特徴

飯ごうにはくつかの形があり、それぞれで特徴が異なります。
購入前に特徴を知って、通販サイトで飯ごうを買うヒントにしてみてください。

兵式飯盒

小学校の飯盒炊飯で使われることが多い、そら豆型の飯ごうが兵式飯盒。
読み方は「へいしきはんごう」で、軍隊で使用されていた名残りで名前が付いています。
米や水の量が直接測れたり、フタをフライパン替わりにできたりするなど、使い勝手に優れているのが特徴。
飯盒炊飯のような、レトロな雰囲気を楽しみたい人に人気です。

丸型飯盒

文字通り読み方は「まるがたはんごう」。
丸型飯盒は安定感があり、均等に熱が伝わるのが特徴。
兵式飯盒ではごはんが焦げてしまう人や、はじめて飯ごうを使う人におすすめです。
シンプルな円柱形のため、手入れがしやすいのもポイント。
兵式飯盒と同じく、水の量が直接測れるようになっているものが大半です。

四角型飯盒

四角型飯盒は、英語の読み方「メスティン」と呼ばれることが増えました。
おしゃれな見た目から、キャンプでの調理だけでなく、小物入れやランチボックスとして使う人も少なくありません。
また、他の飯ごうは上に取っ手が付いているのに対し、四角型飯盒は側面に取っ手があるのが特徴です。

ライスクッカー

ライスクッカーは炊飯用に作られ、焦げ付きにくく火の通りが均等なのが特徴です。
炊き方を気にしなくても、炊き込みご飯などを簡単に炊けるのがポイント。
ガスコンロで使えるものやテフロン加工されたものもあり、家庭での普段使いにもおすすめです。

飯盒の選び方

飯盒は形だけでなく、そのほかの特徴でもさまざまな選び方があります。
飯盒を選ぶときのポイントを紹介します。

人数に合うサイズ

キャンプなどをする人数によって、選ぶ飯ごうのサイズは変わります。
例えば、飯盒炊飯で使う兵式飯盒は大きく分けて2合用と4合用です。
しかし、飯盒炊飯は炊き上げるのに時間がかかるため、人数が多いキャンプでは2合では間に合いません。
まずは人数に合わせたサイズで商品を絞りましょう。

素材で選ぶ

飯盒にはアルミやチタン、鉄、ステンレスなどさまざまな素材が使用されています。
重量や熱伝導率のバランスを考えると、アルミ製がいいでしょう。
軽量重視のチタンや耐久性重視のステンレスなどにステップアップするのは、アルミ製飯盒での炊き方に慣れてからがおすすめです。

重量を確認

キャンプ用品は重量も商品選びのポイントのひとつです。
荷物を減らしたいソロキャンプやツーリング、登山では軽量の飯盒がおすすめ。
軽量のものならチタンやアルミが最適。
鉄製は重いため、軽量のものを探している人には不向きです。

取っ手などの付加機能で選ぶ

使い方をイメージして、付加機能を選びましょう。
飯盒炊飯以外の調理を予定している場合は、取っ手の位置や大きさもチェックポイントです。
深型で鍋向きのものや、テフロン加工で焦げ付きが防止されているなど、機能面でも差があります。

蓋がフライパンになるタイプも

飯盒の蓋にテフロン加工が施されていて、フライパンや浅めの鍋として使えるものもあります。
ご飯を炊く横でおかずや汁物が作れ、キャンプの食事もグレードアップ。
時間短縮にもなり、荷物を減らしたい登山などで特に重宝します。
飯ごうの蓋の使い方は要チェックです。

飯盒の使い方(お米の炊き方)

飯盒でのお米の炊き方を紹介します。
使い方をマスターして、美味しいキャンプご飯を楽しみましょう。

外ぶた・中ぶたを使ってお米を計量

事前にジップロックなどに入れて用意する人が多いですが、もし現地で計量したい場合は飯盒を計量カップ代わりにできます。
外ぶたすり切りで3合、中ぶたすり切りで2合です。
4合炊きたい場合は中ぶたすり切りで2回分入れてください。

水加減は水量線を参考にする

1合につき水は200cc必要です。
水加減は飯盒の本体についている目盛り(水量線)を参考にしましょう。
4合炊飯の場合、下段の目盛りが2合炊飯の水位、上段の目盛りが4合炊飯の水位になっていることが多いです。
飯盒をざる代わりにして洗っても問題ありませんが、とぎ汁は捨てて下さい。

また、中には線がない飯盒もあります。
計量カップがない場合は、お米の上に中指を立てて、第一関節が浸るまで水を入れてみてください。
また、高い山で炊く場合や、水に浸す時間がない場合は気持ち多めに水を入れましょう。

お米を浸して火にかける

火にかける前に30分以上、米が半透明になるまで浸してください。
炊く時は中ぶたを外します。
はじめは弱火~中火で火にかけます。
吹きこぼれてきたら強火にしましょう。
蓋が浮いてくるようなら石で重しをして蓋が開かないようにしてください。
吹きこぼれが減ってきたら弱火にしてパチパチと乾いた音が聞こえるまで炊き、火を止め10分以上蒸らしたら完成です。