パーコレーターおすすめ13選 使い方や仕組み、キャンパーに聞くコーヒーのコツも
アウトドアで淹れたてのコーヒーを味わいたくても、必要な器具を全て持って行くのは大変。
そんなときにおすすめなのが、コールマンやジーエスアイ、スタンレーなどでも販売されているパーコレーターです。
今回は、パーコレーターとはどんな器具なのか、コーヒーだけでなく紅茶も淹れられるパーコレータの仕組みや、使い方のコツを解説。
さらに、Amazonなどの通販で購入できるおすすめの小型パーコレータも紹介します。
パーコレーターとは その仕組みも解説
パーコレーターとは、蒸気圧を使ってコーヒーを抽出する器具のこと。
本体、管、バスケット、バスケットふたの4つの部品から成り立ち、使い方はコーヒー粉と湯を入れて火にかけるだけと簡単です。
ドリップとは異なり、火にかけるとパーコレータ内にある管が湯を吸い上げコーヒー粉に浸透して抽出される仕組みで、サイフォンやマキネッタの仕組みにも似ています。
小型ながらも丈夫で壊れにくい素材を使っているものが多く、家庭でも使えるなど汎用性が高いのが大きな魅力です。
パーコレーターの選び方
使いやすく、美味しいコーヒーを淹れられるパーコレーターを選ぶには、仕組みの違いや容量、材質などをチェックするのがコツです。
アウトドアには直火可能なタイプがおすすめ
キャンプなどのアウトドアシーンでは、場所を選ばずに使える直火可能なパーコレータがおすすめ。
電気を使わないので電源を確保する必要がなく、焚き火やガスコンロなど熱源の種類にこだわらない使い方ができる点が便利です。
直火可だと電気式よりも火加減のコントロールは難しいですが、丁寧にコーヒーを淹れられます。
自分で様子を見ながらじっくり抽出したコーヒーを味わいたいという人にぴったり。
使う人数に合う容量や1回あたりのカップ数で選ぶ
パーコレータの容量を決める際は、ソロキャンプなのか家族や友人同士でのキャンプなのか、人数を基準にするのがコツ。
パーコレータの多くは「〇カップ」というように、1回で何杯のコーヒーを抽出できるかが表記されています。
カップ1杯分の目安として、コーヒーの粉12gに対して160ml程度を必要とするため、たくさん飲みたい人は余裕をもって選びましょう。
おしゃれなホーロー、丈夫なステンレスなど材質で選ぶ
ホーロー製のパーコレータは、おしゃれな見た目で飾っておくだけでも楽しめるのが大きな魅力。
保温性も高く、淹れたコーヒーをゆっくりと味わいたい人にぴったりです。
ステンレス製のパーコレータは耐久性に優れているため、長く使い続けられるのが特徴。
手入れもしやすいので、アウトドアでコーヒーや紅茶を淹れる機会が多い人にも適しています。
コールマンやスタンレー、ジーエスアイなどの商品も人気
機能的で使いやすいことから、コールマンやスタンレー、ジーエスアイといったアウトドアブランドのパーコレータも人気です。
本体にロゴがデザインされていたり、独特なフォルムに仕上げられていたりとそれぞれ特徴が異なるので、こだわりの1点を購入したいときにもおすすめ。
普段使っているアウトドアのギアとブランドを揃えてもおしゃれです。
味が変わる? パーコレータの使い方とコーヒーを淹れるコツ
パーコレータの使い方は、まずコーヒー豆を挽いて適切な量のコーヒー粉を準備し、バスケットの中に入れます。
本体に水を入れて沸騰したらバスケットを本体にセットし、火にかけて抽出するのが基本です。
豆の挽き方が細かすぎると粉っぽくなってしまうため、粗挽きがおすすめ。
できたては粉が混じっているので火を止めて少し時間をおき、粉が下に沈んでからゆっくりと注ぐのがコツです。
湯量が多すぎると上手に湯が循環しないため、若干少なめにするのがポイント。
透明なつまみ部分からコーヒーの色を見て、沸騰させる時間を調節して好みの味の濃さにしてください。
コツを押さえて美味しいコーヒーを淹れましょう。
Amazonなどの通販で買えるパーコレーターおすすめ13選
Amazonなどの通販で購入できる、コールマンやスタンレー、ジーエスアイなどのパーコレーターを紹介します。
チヌーク (Chinook) ティンバーライン ステンレスコーヒーパーコレーター 41110
高い機能性のアイテムを提供するキャンピングブランド「チヌーク」の小型のパーコレーター。
本体は継ぎ目のない作りに仕上げられていて丈夫で、ハンドル部分には熱が伝わりにくいようウッド素材が使われているなど使い勝手もばっちりです。
- 材質 ステンレス鋼
- 容量 710ml
- 1回で作れるカップ数 3カップ
パイレックス (PYREX) オールドパイレックス フレームウエアー パーコレーター
耐熱ガラス製のクリアな見た目がおしゃれな、アンティークの小型パーコレーター。
ケトルやティーポットとしても活用できます。
内部の状態が見やすいのでコーヒーの濃度を把握しやすく、自分の好みにぴったりなこだわりの味に仕上げたい人にもおすすめ。
- 外形寸法 幅12.5cm 高さ16cm
- 材質 ガラス、金属
- 1回で作れるカップ数 4カップ
本間製作所 仔犬印 (KOINU) 燕三条 ステンレスパーコレーター
機能的な調理器具を展開する「仔犬印」のパーコレーターです。
ハンドル部分が大きめなので握りやすく、安定して持てるのが特徴。
こちらのパーコレータはシンプルでモダンなデザインも魅力で、アウトドアの時間をおしゃれに引き立ててくれるでしょう。
- 外形寸法 幅11cm 高さ14.5cm
- 材質 18-8ステンレス、アルミ
- 容量 960ml (中子を入れた状態)
- 1回で作れるカップ数 6カップ
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スノーピーク (snow peak) ステンレス パーコレーター6カップ PR-006
人気アウトドアブランド「スノーピーク」から販売されている、スタイリッシュな形状の小型パーコレーター。
耐久性のあるステンレス製なので焚き火の炎でじっくりとコーヒーを淹れる使い方も可能です。
アウトドアで、贅沢なコーヒータイムを楽しみたい人におすすめ。
- 外形寸法 幅11.5cm 高さ19cm
- 材質 18-8ステンレス(0.7mm)
- 容量 900ml
- 1回で作れるカップ数 6カップ
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コールマン (Coleman) ステンレスパーコレーター3 170-8028
家庭でも使える高級感のあるデザインに仕上げられた、「コールマン」のパーコレーターです。
おしゃれなウッド素材のハンドルが付いている本体と、中に入っているストレーナーは丈夫なステンレス素材。
手入れしやすく、持ち運び時も安心です。
- 外形寸法 幅17cm 奥行12cm 高さ23cm
- 材質 ステンレス、天然木
- 容量 1,300ml
- 1回で作れるカップ数 5カップ
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スタンレー (STANLEY) クールグリップキャンプパーコレーター 6カップ
アメリカの老舗ボトルメーカー「スタンレー」の、スマートな形状のパーコレーター。
軽量なので、荷物が多くなりがちな旅行やキャンプ、ハイキングなどにも持って行きやすいのが魅力です。
ハンドルはシリコン製で、火傷の心配なく安全に持てるのも嬉しいポイント。
- 外形寸法 幅20.5cm 奥行11.6cm 高さ21.5cm
- 材質 ステンレス鋼
- 容量 1,000ml
- 1回で作れるカップ数 6カップ
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ロゴス (LOGOS) ステンレスパーコレーター 81210300
こちらは、丸みを帯びたシルエットとさりげなくデザインされたブランドロゴがかわいい、「ロゴス」のステンレスパーコレーターです。
サビや腐食に強く、美しい質感のステンレス素材が採用されており、お気に入りのパーコレーターを長く使いたい人にもぴったり。
- 外形寸法 幅21cm 奥行12.8cm 高さ16cm
- 材質 ステンレス
- 容量
- ケトル使用時 1,300ml
- パーコレーター使用時 1,000ml
- 1回作れるカップ数 6カップ (パーコレータ―使用時)
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ジーエスアイ (GSI) ステンレス コニカルパーコレーター 8CUP 11870057000008
円すい形のクラシックなデザインがおしゃれな、「ジーエスアイ」のステンレス製パーコレーターです。
ハンドルは握りやすい形状に作られていて、焚き火に吊り下げられるハンガー付き。
注ぎ口はしずくが垂れないデザインに工夫されているためコーヒーを注ぎやすいのが特徴です。
- 外形寸法 幅11.5cm 高さ17cm
- 材質
- 本体 ステンレス
- トップ ガラス
- 容量 1,200ml
- 1回で作れるカップ数 8カップ
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ジーエスアイ (GSI) デラックス エナメル パーコレーター8CUP
同じく「ジーエスアイ」から販売されている、ポットのような形状がかわいいホーロー製のパーコレータです。
クリーム色に深緑カラーの縁取りがレトロな雰囲気を演出し、飾っておくだけでアウトドアシーンがおしゃれな雰囲気に変身します。
- 外形寸法 幅14.7cm 奥行22.9cm 高さ20.1cm
- 材質 ホウロウ加工スチール
- 容量 1,200ml
- 1回で作れるカップ数 8カップ
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ファーバーウェア (Farberware) パーコレーター
「ファーバーウェア」のパーコレーターはシンプルなデザインで、アウトドアだけでなく普段から使いやすいのが特徴。
簡単に分解できるうえに食器洗浄機にも対応しているので、隅々まできれいに洗えます。
手入れが楽なパーコレーターが欲しい人におすすめ。
- 外形寸法 幅23.4cm 奥行22.1cm 高さ17.8cm
- 材質 スレンレス鋼
- 1回で作れるカップ数 8カップ
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キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG) パーコレーター12カップ UW-3531
人気アウトドアブランド「キャプテンスタッグ」の、大容量パーコレータ。
家族や友人同士のキャンプでコーヒーや紅茶をたっぷり飲みたいときにおすすめです。
大きめサイズなのでストレーナースタンドを外せば、小さな鍋としての使い方も可能です。
- 外形寸法 幅18.6cm 奥行16.3cm 高さ21.2cm
- 材質
- 本体/ストレーナー ステンレス鋼
- つまみ ガラス
- 容量 1,840ml~2,400ml
- 1回で作れるカップ数 12カップ
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コールマン (Coleman) コーヒーパーコレーター
ダブルコーティングしたエナメルの光沢と、ぽってりとした見た目がおしゃれな「コールマン」のパーコレーター。
底がワイド形状になっていて、置いたときにはしっかりと安定します。
欠けやすい縁部分は、ステンレスで強化されているので持ち運びも安心です。
- 外形寸法 幅24.1cm 奥行20.3cm 高さ16.5cm
- 1回で作れるカップ数 14カップ
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ペトロマックス (PETROMAX) パーコレーターステンレス le28 12891
大人数で集まるキャンプやアウトドアイベントで大活躍する「ペトロマックス」のパーコレーター。
軽量で丈夫な高品質ステンレス素材が使われており、高級感と上品さがただよう見た目も魅力です。
大容量のため鍋の代わりとしての使い方もできます。
- 外形寸法 幅23.5cm 奥行18.5cm 高さ26cm
- 材質 ステンレス
- 容量 4,200ml
- 1回で作れるカップ数 28カップ
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完成したコーヒーを彩るおすすめトッピング
パーコレーターで丁寧に淹れたコーヒーに好きなトッピングを合わせると、アウトドアでのコーヒーがもっと贅沢な風味に感じられます。
マシュマロ
キャンプスイーツとして欠かせないマシュマロは、コーヒーとの相性も抜群。
濃いめのコーヒーと合わせると甘さとコクを楽しめるマイルドな風味にアレンジできます。
バニラアイスクリーム
コーヒーに濃厚さと甘さをプラスできるバニラアイスクリームは、ホットでも冷めても美味しく飲めるのが魅力。
甘く芳醇なバニラの香りでコーヒーが上品に変身します。
生クリーム
生クリームは牛乳とは異なりミルクの風味が濃厚なので、深い味わいのカフェオレにしたいときにぴったり。
コーヒーの濃さと生クリームの量のバランスを調整できるため、コーヒーの苦みが苦手な人にもおすすめです。
紅茶やパスタも作れる? パーコレーターの意外な使い方
パーコレーターはコーヒーだけでなく、紅茶なども美味しく淹れることが可能です。
使い方はバスケットに紅茶の茶葉を入れ、コーヒーと同じように抽出するだけ。
また、バスケットや管などの部品を外して本体のみにすれば、シンプルにポットとしても活用できます。
ポットの部分だけを使ってソースを温め、ソースを取り出してから麺を茹でれば時短でパスタも作れます。
キャンプなどのアウトドアシーンで荷物を少なくできるだけでなく、洗いものの負担も減らせるのが魅力です。
まとめ
今回はパーコレーターとはどんな器具なのか、仕組みや使い方のほか、Amazonなどの通販で購入できるパーコレータも紹介しました。
パーコレータは小型の少人数向けから大容量のグループ向け、ホーロー製やステンレス製など種類がたくさんあります。
普段から気軽に使いたいときは小型で手入れのしやすい仕組みのものがおすすめ。
おしゃれで便利なパーコレーターを使い、アウトドアでコーヒーや紅茶を楽しみましょう。