【色やマナーは?】数珠入れ・数珠袋9選 女性用や代用できる作り方も紹介
仏様との縁をつなぐ仏具とされている数珠。
数珠を入れるのに必要な数珠袋は、巾着型や男性用など様々なデザインが販売されています。
種類も多いため、柄や色のマナーなど選び方に迷う人もいるかもしれません。
この記事では数珠袋の選び方や作り方、数珠を使う時のマナーも紹介。
宗派によって数珠袋の柄や色にマナーがあるのかも解説します。
手作りの数珠入れで代用したい人もぜひチェックしてください。
葬式や通夜で必要な数珠袋
葬式などの法事で必要な数珠を保管する数珠袋。
数珠袋に入れることで数珠の紛失、傷や汚れがつくのを防ぐことができます。
それだけでなく、数珠入れは数珠などの仏具を置く座具にもなるため持っておくと安心。
数珠入れの使い方を知っていると所作が上品な人、数珠を丁寧に扱う人として好印象を持たれるでしょう。
数珠を使う時のマナー
数珠は持ち主のお守り・分身でもあるため貸し借りは避けましょう。
席を離れる時は椅子や畳の上に置かず、カバンなどにしまうかハンカチの上に置くのがマナーです。
持ち方としては、略式数珠(片手数珠)の場合は基本的に左手で持ちます。
仏前で手を合わせる時は左手のみに数珠を掛けて合掌するか、合掌した両手に数珠を通す方法も。
本式数珠は宗派で数珠の形が異なるため、自分の宗派の持ち方を確認しておきましょう。
数珠入れの色やマナーは? 女性用はある?
基本的に、数珠袋の柄や色にマナーはありません。
そのため、おしゃれな柄など好みのデザインを選べます。
しかし、中には「宗派紋」という家紋が入った数珠袋もあるため事前に確認しておくと安心。
慶事用には暖色の華やかな柄、弔事用には柄のない黒いものにするなどシーンで使い分けるのも良いでしょう。
また、数珠袋には男性用や女性用の区別もありません。
ただし、数珠入れは入れる数珠の大きさによって選ぶ必要があります。
一般的には、男性用の数珠は10mm~12mm、女性用は6mm~8mm前後とされているため、その大きさを目安に選ぶと良いでしょう。
数珠入れの選び方
ここからは数珠入れの形や男性用サイズ、留め具の種類といった選び方を紹介します。
宗派で柄や色にマナーがあるのかもチェックしましょう。
封筒型や巾着型など形状で選ぶ
数珠入れの形は、大きく分けて封筒型と巾着型があります。
封筒型はマチが薄いものが多く、小ぶりなカバンに入れてもかさばらないのが魅力。
留め具の種類が豊富で、自分に合ったデザインを選べます。
巾着型は収納性が高いのが特徴で、経本などと一緒に持ち運べるのがメリット。
必要な道具をまとめたい人にもおすすめです。
数珠の種類やサイズに合ったものを選ぶ
市販の数珠の多くは宗派を問わない略式数珠で、男性用は女性用よりも少し大きいのが特徴。
男性用の数珠袋を選ぶ時は巾着タイプなど、ゆったりとしたサイズが安心です。
また宗派でデザインが異なり、珠の数が多い本式数珠も大きめの数珠入れで保管しましょう。
留め具の種類で選ぶ
封筒型の数珠入れは留め方にも注目。
マジックテープなどの面ファスナーや、開ける時の音が気にならないマグネットは開閉しやすいのが特徴です。
ファスナーやバネホックは中身を安全に保管できるのが魅力。
蓋に付いたツメを紐などに引っ掛けるフックタイプは、手作りで代用する時も修復しやすいのがメリットです。
数珠やふくさとのセットもおすすめ
数珠がセットになっているものや、金封を包むふくさと兼用できる数珠袋も便利。
数珠と同系、類似色のセット商品は統一感があり、ふくさとの兼用タイプは必要な道具をひとまとめにできるのが魅力。
慶弔の両方で使えるデザインを選ぶと使い勝手が良くおすすめです。
代用できる?手作り数珠入れの作り方
型紙の作り方は、数珠より少し大きめの四角を縦に2つ書き、その上に蓋用の四角を書きます。
片面接着芯に写したら表布の裏にアイロンで貼り付け、裏布を中表に重ねて型紙の1cm外側を切りましょう。
底の両端を縫い、アイロンをかけて折り目をつけたら型紙の1mm外側をミシン縫い。
角を落としてアイロンがけしながら整形し、ボタンを付けたら手作り数珠袋の完成です。
手作りで代用したい人はこの作り方も試してみてください。
おしゃれな数珠入れ・数珠袋9選 男性用も
数珠袋の選び方や作り方が分かったところで、次はおすすめ商品を紹介。
おしゃれなデザインや男性用の数珠入れもチェックしましょう。
庵心堂 (e-namu) 選べる3点セット 女性用念珠
豊富なカラー展開が魅力の数珠と数珠入れ、ふくさの3点セット
庵心堂から販売されている、数珠と数珠入れ、ふくさの3点セットです。
13種類のおしゃれなカラーから数珠を選ぶことができ、数珠袋はちりめんを使用した9種類。
ふくさも明るいピンクから落ち着いた風合いの藍色まで多様に用意されています。
必要な仏具をまとめて揃えたい人におすすめの数珠袋セットです。
- 外形寸法 幅15cm 高さ9cm
- 素材 二重ちりめん
御朱印帳 袋 収納袋 金色華紋唐草 金襴
繊細な金の刺繍が施された美しいデザインが魅力の数珠袋
数珠入れとしてはもちろん、経本や御朱印帳入れとしても活躍する巾着袋。
やさしい色合いの生地に華紋唐草模様が描かれ、繊細な金の刺繍が施された美しいデザイン。
使うほどにしなやかな触り心地を楽しめる、プレゼントにもおすすめの上品な数珠袋です。
- 外形寸法 幅20cm 高さ26.5cm
- 素材 金襴生地
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数珠袋 念珠袋 高級御念珠入 かつら サヤ型 印伝調
縦に数珠を入れる封筒タイプの数珠入れ
こちらはシンプルで高級感のあるデザインが特徴の数珠袋。
黒を基調としたサヤ型の数珠入れで、縦に数珠を入れる封筒タイプです。
固めのレーヨン生地を使用した丈夫な作りで、幅10cmほどのためカバンにもコンパクトに収納できます。
- 外形寸法 幅10cm 高さ16cm
- 素材 レーヨン
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ホック式ちりめん数珠入れ 日本製
中身が飛び出す心配が少ない、バネホック式の数珠入れ
金属製のホックを押し込んで留めるバネホック式の数珠入れ。
中身が飛び出す心配が少なく、開け閉めする時に音が立ちにくいのも特徴です。
日本製のちりめんを使用した、男性にも女性にも使いやすいシンプルなデザインも魅力。
大きめサイズの数珠も入るため、男性用の数珠袋を探している人にもおすすめです。
- 外形寸法 幅11cm 高さ17cm
- 素材 レーヨン
数珠入れ 数珠袋 西陣織 金襴 選べる 女性用
職人が一つ一つ手作りした数珠入れ
京都の伝統的な西陣織の生地を使用した、繊細で上品な印象の数珠入れです。
バネホック式を採用した封筒型で、職人が一つ一つ手作りしたこだわりの逸品。
かわいい小花やシックな黒地の桜舞も選べるため、弔事用と慶事用を合わせて購入するのも良いでしょう。
- 外形寸法 幅16cm 奥行1cm 高さ8.5cm
- 素材 西陣織金襴、合成繊維
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数珠入れ 数珠袋 西陣織 金襴 選べる 男性用
龍や虎などのデザインが目を惹く数珠入れ
こちらも西陣織の数珠袋で、龍や虎などのかっこいいデザインが選べる男性用。
バネホック式で開け閉めしやすく、音を気にせずに使えるのもポイント。
デザインにこだわりがある人、柄の入った数珠入れを探している人におすすめです。
- 外形寸法 幅16cm 奥行1cm 高さ8.5cm
- 素材 西陣織金襴、合成繊維
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仏縁堂 高級御数珠入 紬
落ち着いた風合いが魅力の数珠袋
さらっとした触り心地が魅力の、紬を使用した数珠袋。
開閉しやすく、比較的安価なマジックテープの面ファスナータイプです。
男性用の数珠も入る大きさで、落ち着いた風合いも魅力。
口コミではコスパの良さ、シックなデザインが高く評価されています。
- 外形寸法 幅16cm 高さ10cm
- 素材 紬
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数珠・念珠入れ 数珠袋 男女兼用 曙唐草緞子
シンプルな二つ折りタイプの数珠入れ
繊細な曙唐草緞子の模様が特徴の、封筒型数珠入れ。
明るい黄色やピンク、男性用としても使いやすい深みのある紺などのカラーが揃っています。
家族分を揃えたり、弔事用と慶事用を使い分けたりするのにもおすすめ。
留め具がない二つ折りタイプで、手作りで代用したい人は作り方の参考にするのも良いでしょう。
- 外形寸法 幅16.5cm 高さ9cm
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数珠入れ 数珠袋 半月形 西陣織 金襴
高級感のある西陣織の金襴生地を使用した数珠袋
半月形のおしゃれでかわいいデザインが魅力の数珠袋。
高級感のある西陣織の金襴生地を使用した逸品で、京都の職人が手作りで仕上げています。
8mmの女性用の略式数珠が入るサイズで、音を立てずに開閉できるフック式。
引っ掛ける紐がちぎれたら、手持ちの紐で代用して修復できるのもポイントです。
- 外形寸法 幅17.2cm 奥行1.4cm 高さ9.6cm
- 素材 西陣織金襴、合成繊維
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まとめ
ここまで数珠袋の選び方や作り方、おすすめ商品を紹介しました。
数珠袋は、宗派による柄や色のマナーはないため、好みのデザイン、使いやすいものを選びましょう。
男性用の大きめサイズやかっこいいデザイン、おしゃれな柄の数珠入れも多く販売されています。
その時に袋の形や留め方といった選び方のポイントを知っておくと便利。
手作りの数珠袋で代用したい人は、紹介した作り方も参考にしてみてください。