浴槽下の掃除方法 エプロンの外し方やカビだらけのお風呂の黒ずみの取り方も

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#浴槽下

きれいなバスタブの写真
出典:Pixabay

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お風呂掃除をこまめにしていても、お風呂に入るとカビの臭いがするのは、ユニットバスの浴槽下やエプロンの裏側が汚れているからかもしれません。
中には浴槽下のエプロンの外し方や掃除方法がわからないという人もいるでしょう。
今回はエプロンの外し方と風呂釜の掃除方法や黒ずみの取り方を解説。
おすすめのグッズやカビキラー、オキシクリーンなどのカビ取り洗剤も紹介します。

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浴槽下・エプロン裏側の掃除は必要?

浴槽エプロンは風呂釜の凹凸を隠してすっきり見せるとともに、保温の役割も担っています。
そのためエプロンの裏側は温度や湿度が高く、カビが繁殖しやすい環境。
取り外しできるエプロンと浴槽の隙間には汚れた湯が入り込み、汚れを栄養分として雑菌やカビが繁殖します。

さらに、放置して時間が経過したカビは根を張るため、除去しにくくなることも。
カビだらけのお風呂は見た目が悪いだけでなく、人体にも影響を及ぼすのでカビ取りが必要です。

お風呂の浴槽下がカビだらけになる原因

カビが繁殖する要素は「温度」「湿度」「栄養」の3つ。
暖かく湿ったお風呂場に汚れが加わると、それを栄養分としてカビが繁殖してしまうのです。

ヘドロや小さなカビ

浴槽下や排水口に溜まった髪の毛に垢や石けんかすが絡みついて雑菌やカビの温床となり、ヘドロに変化していきます。
そして、お風呂のヘドロが溜まると排水口の流れが悪くなったり、悪臭の原因になることも。
風呂釜の下や排水口のヘドロを放置したままではお風呂がカビだらけになってしまうため、こまめな掃除と早めの対策が必要です。

石けんかす

浴槽や洗面器に付いたざらざら汚れの正体は石けんかすです。
石けんかすとは、皮脂などの油汚れと石けんに含まれる脂肪酸が、水道水のミネラル分と結合したものの通称です。
汚れたお湯がエプロンの隙間から流れ込むと、風呂釜の下にも石けんかすが発生して溜まります。
油を含むため水に溶けず、乾くと一層落とすのが大変です。

皮脂や垢汚れ

お風呂のお湯は見た目にはそんなに汚れていなくても、体から出た皮脂や垢汚れが溶け込んでいるため、放置すると雑菌が繁殖します。
また、お湯をきれいに流したつもりでも、浴槽に皮脂や垢が付着している恐れがあります。
汚れたお湯がエプロンと浴槽の隙間から風呂釜の下に入り込むことでさらに汚れが蓄積し、雑菌やカビの栄養になるのです。

ユニットバス浴槽下の種類

ユニットバスのエプロンには、取り外しできるタイプと外せないタイプがあります。
取り外しできるタイプか外れないタイプか見分け方がわからないという人は、以下を参考に外し方を確認してください。

取り外しできるタイプ

エプロンを取り外しできるタイプは、浴槽の右側または左側に外し方を書いたシールが貼られていることが多いです。
ただし、メーカーやモデルによってはシールがなくても取り外しできるタイプがあるため、外し方や掃除方法はユニットバスの取扱説明書を確認しましょう。
もちろん無理に外そうとすると壊れる恐れもあるので、注意してください。

手が届かない外れないタイプ

ユニットバスの中でも浴槽が壁や床に埋め込まれているタイプや、エプロンがゴムパッキンで固定されて外れないタイプは、汚れが入る隙間がないため外側の掃除のみで大丈夫。
一見外れないタイプに見えても、メーカーによってはエプロンの下部がネジ止めされていたり、手をかける場所があったりするため、外し方や掃除方法は取扱説明書を参照してください。

浴槽下の掃除・黒ずみの取り方に必要なもの

エプロンの裏側のつけおきや、手の届かない浴槽下の掃除やカビ取りに必要な道具を紹介します。

ゴム手袋・マスク・ゴーグル

ヘドロやカビ、カビ取り洗剤を素手で触らないよう、掃除の際はゴム手袋をはめましょう。
また、洗剤やカビ取り剤から目を守るため、メガネまたはゴーグルも必要です。
カビの胞子やカビ取り剤の成分を吸い込んでしまわないよう、マスクも着用しましょう。

ブラシ・スポンジ・ウエス

エプロンや浴槽の汚れやカビをこすり落とすときには、スポンジやブラシが必要です。
目地や隙間の汚れには、力が入れやすい持ち手付きのブラシもおすすめ。
手が届かない浴槽下の汚れやヘドロ掃除には柄が長いブラシを用意しましょう。
また、拭き掃除や仕上げに水気を拭き取る際はウエスがたくさんあると便利です。

中性洗剤

軽い汚れの掃除や日常使いには、オールマイティーに使える中性洗剤がおすすめです。
水垢や皮脂汚れ、石けんかすや小さいカビなどの幅広い汚れも、早い段階であれば中性洗剤で落とせます。
普段からこまめに中性洗剤で掃除しておけば、お風呂がカビだらけになるのを予防できるでしょう。

カビキラー・ハイターやオキシクリーン

何年もエプロンを開けたことがなかったり、カビだらけになってしまったりしたら、カビ取り剤の使用するでしょう。
実は、頑固な汚れや黒ずみの取り方にも、カビキラーやハイターなどの塩素系漂白剤を使う掃除方法が効果的です。
エプロンや部品、床のつけおきには、オキシクリーンのように素材や肌に影響がない酸素系漂白剤がおすすめです。

手が届かない浴槽下の外し方・掃除方法

エプロンを取り外しできるユニットバスについて、浴槽下の掃除方法や黒ずみの取り方を詳しく解説します。
掃除やカビ取りは、必ず換気扇を回すか窓を開けてから行いましょう。

エプロンを外す

まず、エプロンが取り外しできるタイプであることを浴槽のシールや取扱説明書で確認します。
ゴム手袋をはめてエプロン下のくぼみの部分を両手で持ち、上に持ち上げながら手前に引き出します。
エプロンがネジ止めされている場合は、ドライバーでネジを外します。
外したエプロンは壁を傷つけないよう、床に寝かすか浴槽内に立てかけます。

エプロン裏はカビ取り漂白剤でつけおき

エプロンの裏側には汚れたお湯がかかり、黒カビが繁殖している場合があります。
ブラシでこする黒ずみの取り方でも隅々に小さなカビが残りやすいため、オキシクリーンなどの漂白剤でつけおきするのがおすすめです。
手が届かない浴槽下をブラシで掃除している間に、風呂釜でつけおきしておくと掃除がスムーズでしょう。

お湯で浴槽下の汚れを落とす

浴槽下に溜まった大きなゴミやヘドロ、髪の毛などをお湯で洗い流します。
カビは高温に弱いため、50°C~60°Cの湯を使いましょう。
排水口が詰まらないよう、流れてきたヘドロやゴミはその都度取り除きます。
汚れは中性洗剤とスポンジやブラシでこすり落とし、手やブラシが届かない浴槽下は、柄の長いブラシを使いましょう。

浴槽下に洗剤や漂白剤をかける

浴槽の下や外側にカビ取り洗剤・漂白剤をかけて数分間放置します。
塩素系のカビキラーやハイターは注意と使用時間を守ってください。
重曹や酸素系の漂白剤であれば、長めに放置しても大丈夫です。
カビが根付いて落ちない部分の黒ずみの取り方は、洗剤の上からティッシュを貼り、さらに洗剤をかけてラップを貼る方法を試してみましょう。

ブラシで擦って洗い流す

カビキラーやハイターをシャワーで流すと同時に、つけおきでゆるんだ汚れ・カビも洗い流します。
洗剤や汚れ残りがないよう、しっかり流してください。
水流で落ちない汚れはブラシでこすり落としてから洗い流しましょう。
黒ずみや汚れ残りがひどい場合は、もう一度洗剤を付けて掃除します。

乾燥・ウエスで拭き上げる

掃除が終わったら、ウエスなどでエプロンとエプロンの内側の水気をよく拭き取り、浴槽下をしっかり乾燥させてエプロンを取り付けましょう。
水気を残したままエプロンを戻すとカビが再発する原因になってしまいます。
浴槽下は乾きにくいため、半日くらいかけてしっかり乾燥させましょう。

外せないタイプはどう掃除する?

エプロンが外せないタイプのユニットバスは、汚れたお湯が入り込む隙間がないため、外側の掃除だけで大丈夫です。
軽い汚れなら中性洗剤をかけ、ブラシやスポンジでこすって流します。
汚れや黒ずみがひどい場合はカビ取り剤を吹きかけ、説明書の時間通りに放置して洗い流しましょう。
仕上げに乾いたウエスで水気を拭き取り乾燥させてください。

風呂釜エプロンの掃除頻度は?

取り外しできる風呂釜エプロンの大掃除は、半年に一回程度の頻度で行うと清潔感を保てます。
タイミングとしては、カビが繁殖しやすい梅雨前と、秋の長雨の前に掃除するのがおすすめ。
エプロンを取り外しできるタイプも外れないタイプも、毎日の簡単な掃除に加え、週1程度のしっかり掃除でカビや汚れの付着を防げます。

浴槽下を清潔に保つ方法

浴槽下をカビだらけにせず、できるだけ清潔に保つには、やはり普段からこまめな掃除をすることが大切です。
毎日取り組みたい掃除方法としては、クエン酸スプレーと掃除ブラシを使って皮脂汚れや石けんかすを落とす方法がおすすめ。
簡単で毎日の入浴後でも習慣として取り組みやすく、雑菌やカビの繁殖を防げるでしょう。

浴槽下の掃除グッズおすすめ5選

エプロン裏や浴槽下の掃除やカビ取りに便利なおすすめグッズを集めました。
手が届かない浴槽下の掃除に便利な柄付きブラシといった道具と、カビ取り用のカビキラーやオキシクリーンも紹介します。

ナチハマ (Nachihama) バスブラシ 伸縮タイプ 8010

長い柄が浴槽下まで届き、ゴムの微粒子で汚れやカビを掻き出す伸縮ブラシ

長い柄で、手が届かない浴槽下までらくらく掃除できる、伸縮バスブラシです。
ブラシはゴムの摩擦力と油を吸い寄せる吸着力が特徴的なエポクリン加工が施され、普段の掃除であれば洗剤なしで汚れを落とせます。
頑固な浴槽下の汚れやカビもしっかり掻き出したい人におすすめです。

  • サイズ
    • ブラシ 幅6.5cm 奥行8cm 高さ16cm
    • 柄 長さ46cm~63cm
  • 素材 ポリプロピレン、オレフィン系エラストマー、ポリエステル、ゴムラテックス

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マーナ (marna) お風呂の掃除5点セット mn-kirei5set

普段の掃除からカビだらけの浴槽下掃除まで使えるお風呂掃除5点セット

日常使いから浴槽下の掃除まで使える、マーナのお風呂掃除5点セットです。
広い範囲や細かい場所に使える2種類のブラシで、目地や排水口のネットの汚れもきれいに落とせます。
手が届かない浴槽下には柄が長く、ヘッドが動いていろんな面にフィットするブラシが便利。
仕上げにスキージーで水滴をとれば、カビまで予防できます。

  • サイズ
    • ブラシ 幅12.2cm 奥行7.4cm 高さ8.9cm
    • ミニブラシ 幅3.7cm 奥行20.4cm 高さ4.2cm
    • スポンジ ダブル 幅8.2cm 奥行15.5cm 高さ4cm
    • 柄付きスポンジ 幅15.3cm 奥行52.2cm 高さ5.1cm
    • スキージー 幅20.9cm 奥行16.8cm 高さ1.7cm
  • 素材
    • ブラシ・ミニブラシ ポリプロピレン
    • スポンジ ポリウレタン、ナイロン
    • 柄付きスポンジ ポリプロピレン、ポリウレタン
    • スキージー ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー

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ジョンソン (JOHNSON) カビキラー 特大サイズ

カビの根まで浸透して落とし、除菌効果も高いカビ取りスプレー

強力な浸透力で根を張ってしまったカビもすっきり落とす、カビキラーの特大サイズ。
カビ落としに欠かせないお掃除手袋付きです。
ゴムパッキンの黒カビを落とし、カビ臭の原因となる菌やバクテリアもしっかり除菌します。
手やブラシが届かない浴槽下にもスプレーできて便利ですが、安全のため説明書に従い、必ず単独で使用してください。

  • 内容量 1000g

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花王 (Kao) 強力カビハイター ハンディスプレー 特大 1000ml

泡が垂れずに密着、カビの根まで撃退するカビ取りスプレー

1000mlの特大サイズでお得に使える強力カビハイター。
黒カビの根まで届いて撃退する、強力カビハイターのスプレータイプです。
エプロン裏側や風呂釜の凹みにもしっかり泡が密着して、カビの根を撃退。
密着成分配合なので、垂直面にスプレーしてもしっかりとどまって効果を発揮します。

  • 内容量 1000ml

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グラフィコ (GRAPHICO) オキシクリーン (OXICLEAN) 1500g

エプロン裏側や排水口ネットのつけおきにおすすめの酸素系漂白剤

酸素系漂白剤オキシクリーンは、外したエプロンや排水口ネットのつけおきに最適。
黒ずみの取り方もオキシクリーンのつけおきで簡単にできます。
塩素や界面活性剤不使用なので安心して使えて、こまめにエプロン裏を掃除したい人におすすめ。
除菌や消臭もできるため、定期的なつけおきでバスタイムが快適になります。

  • 内容量 1500g

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まとめ

今回はエプロンを外せるタイプか外せないタイプかの見分け方、エプロンの外し方や掃除方法、黒ずみの取り方について解説しました。
ユニットバスのエプロン裏側に隠れた風呂釜のヘドロやカビを放置すると、カビが根付いて繁殖しやすくなります。
掃除の際は、手が届かない浴槽下のヘドロも掻き出す柄付きブラシや、エプロンのつけおきに便利なオキシクリーンなどがあると便利です。
この機会に、お風呂のカビを根こそぎ撃退しましょう。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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