重い毛布・加重ブランケットおすすめ8選 ウェイトブランケットのデメリットも
軽さを重視した毛布もありますが、睡眠にこだわる人たちが注目しているのが「加重ブランケット」と呼ばれる重い毛布です。
この記事では加重ブランケットを使うメリットや注意点、上手な選び方について解説。
西川の商品や夏に使えるものなど、心地のよい眠りに導いてくれるおすすめの加重ブランケットもあわせて紹介します。
加重ブランケットの特徴
加重ブランケットとは、中綿の内側にガラスやプラスチックなどの細かいビーズを充填して重量を持たせた毛布のこと。
毛布は軽いもので800g~1500gほどですが、加重ブランケットはおよそ4kg~5kg。
中には7kgや9kgといったものまであります。
海外でも安眠グッズのひとつとしてよく使われるアイテムで、精神医療などの場で活用するための研究も多数行われています。
重い毛布を使うメリットとデメリット
重い毛布を使うメリットは、ずっしりとした重みで身体をほどよく圧迫することで、心地よい安心感が得られること。
マッサージやハグをしているときに似たリラックス感があり、「ぐっすり眠ることができた」という人もいます。
ただし、重すぎるものを選んでしまうと寝返りなどがしにくくなり、逆に眠りが妨げられてしまう可能性もあるので、自分の体格に合ったものを選ぶことが大切です。
また、高齢者や乳幼児、呼吸器などの持病がある人、圧迫感が苦手な人は使用を避けましょう。
重い毛布・加重ブランケットの選び方
はじめて重い毛布を買うときに、チェックしたいポイントを紹介します。
快適な眠りのために大切なことなので、押さえておきましょう。
用途に合ったサイズや重さ
まず確認したいのは、サイズと重さです。
サイズについては、就寝時に使うなら、なるべく通常のシングル毛布に近い大きさがよいでしょう。
膝掛けに適した小さめサイズもあります。
加重ブランケットの重さは、使う人の体重の10%前後が適切な重さ。
慣れない人はやや軽めのものを選ぶのがおすすめです。
夏用などの素材を決める
加重ブランケットの表地の素材もチェックしましょう。
よく使われているのは、ポリエステルなどの化学繊維です。
すべすべした肌触りですが、季節によっては暑く感じられるかもしれません。
夏なら、吸湿性に優れたコットンや接触冷感加工を施した生地を使ったものがおすすめです。
触り心地の良いものを選ぶ
加重ブランケットに限らず、毛布であれば肌触りのよさはとても重要です。
加重ブランケットに多いのは、フランネルと呼ばれるふっくらとした触感の生地を使ったもの。
ほかには羊の毛のようにもこもこしたボアや、木綿などのようにさらりとした肌触りの生地も使われています。
丸洗いできるかもチェック
肌に触れるものだけに洗えるかどうかは気になるポイントです。
重い毛布は中にガラスビーズが入っているため、洗濯機では洗えません。
大半の商品は汚れた箇所だけを部分洗いするという手入れ方法になります。
しかし、中には手洗いなら可能というものもあるので、どうしても洗いたい人はチェックしてみましょう。
抗菌・防臭加工されていると安心
丸洗いができないものが多い加重ブランケットは、なるべく清潔に使い続けられるものを選ぶと安心です。
表地に抗菌、防臭加工などが施されたものがおすすめ。
汗などによる臭いや雑菌の発生を気にせず、快適に使えるでしょう。
ただし生地加工されているものでも、定期的な陰干しなどの手入れは大切です。
毛布のデザインにも注目する
長く愛用するためには気に入ったデザインを選ぶことも大切なポイント。
使っていて気分が上がるようなおしゃれな毛布なら、毎晩眠るのが楽しみになるでしょう。
クローゼットなどに収納せずベッドの上に置いたままにしておく場合は、インテリアとの相性も考えて選ぶことがおすすめです。
西川などのメーカー・ブランド
ブランド名で毛布を選ぶのもひとつの方法です。
「西川」など知名度のあるブランドの商品なら、多くの人に選ばれている実績があるので安心して購入できます。
ブランド名だけで選ぶのではなく、商品説明や口コミなどで情報をなるべくたくさん集めて検討することも大切です。
【100人に調査】重い毛布・加重ブランケットを購入する際に重視したポイントは?
今回イエコレクション編集部では、重い毛布加重ブランケットを3年以内に購入したことのある100人にアンケートを実施。
購入の際、最も重視したポイントについて伺いました。
最も多かった回答は、「肌触り」で28%、2位は「価格」と「サイズ」が同率で17%、3位は「重さ」で15%という結果に。
続いて「価格」と「デザイン」が同率で8%、「手入れのしやすさ」が5%でした。
「サイズ」を選んだ人の理由には、「大きいサイズの重い毛布が選んだ決め手でした。」、「重さ」を選んだ人からは「ずっしり感のあるものを選びたかったから」という回答もありました。
【100人に調査】重い毛布・加重ブランケットの使用満足度を教えて!
続いて重い毛布や加重ブランケットを使用した満足度についても、アンケートを実施しました。
1位が「やや満足」42%、2位が「満足」34%という結果に。
全体の7割近くの人が、おおむね購入して良かったと感じていることがわかります。
「普通(どちらでもない)」と回答した人は13%。
「不満」「やや不満」と購入に後悔している人は11%でした。
「満足」「やや満足」と回答した人の理由
・サイズが大きいため寝がえりをうっても足が出たりしないし、重さが心地よくて直ぐに眠りにつけます。
・重い方が安心感を感じますし、何よりも寝返りした際にもずれにくいです
・寒くて途中で目が覚めることが少なくなった。
・冬になると熱が逃げないので体が冷えることなく、ポカポカとした中で寝ることができるからです。
「不満」「やや不満」と回答した人の理由
・洗った時に乾かすのが大変だからです
・やはり、軽くて暖かいほうがよかった。重くてやや、苦しく感じました。
重い毛布や加重ブランケットの購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
重い毛布・加重ブランケットおすすめ8選
Amazonや楽天で購入できる重い毛布のおすすめを紹介します。
西川など有名ブランドのものをはじめとして、夏や冬に使えるものなどピックアップしました。
MR.BLUE メリーライフ (MERRYLIFE) オモイ毛布 ウェイトブランケット 重い毛布
ブランケット専門メーカーが作るシンプルな重い毛布
ブランケットの専門メーカー「MERRYLIFE」の加重ブランケット。
フランネルの肌触りが心地よい一品です。
中に入っている極小のガラスビーズが身体にじんわりと圧力をかけ、心を落ちつかせてくれます。
ビーズと一緒にポリエステル綿も充填されていて、ビーズが一方向に偏ってしまうことがありません。
好みに応じてサイズや重さを選べるのも魅力。
シンプルなデザインもインテリアにも馴染みやすく使いやすいです。
- サイズ 120cm×180cm、140cm×190cm、150cm×200cm
- 重量
- 120cm×180cm 5.4kg、6.8kg
- 140cm×190cm 4.5kg
- 150cm×200cm 6.8kg
- 素材 ポリエステル、ガラスビーズ
MR.BLUE メリーライフ (MERRYLIFE) クール・ウェイトブランケット
重いのに暑苦しくない加重ブランケットは夏にぴったり
上記の加重ブランケットに、接触冷感効果をプラスした一品。
暑くて寝苦しい夏の夜も快眠へ導いてくれるのでおすすめです。
コットンを思わせるようなさらりとした肌触りもポイント。
口コミでも「薄くて適度な重さなので落ちつく」など、よい評価があります。
臭いが気になる人は、しばらく天日干しなどをしてから使うとよいでしょう。
- サイズ 120cm×180cm、140cm×190cm
- 重量
- 120cm×180cm 5.4kg
- 140cm×190cm 6.8kg
加重布団 WEIGTON ウェイトブランケット 重い布団 加重ブランケット シングル
吸水性・吸湿性に優れた綿を使用 肌に優しい加重ブランケット
綿100%の表地を使った一品。
さらりとした触感と肌への優しさが魅力です。
全体に丁寧なキルティング加工が施されていて、中のガラスビーズが寄ってしまうことがありません。
常に身体に優しくフィットする、包み込むような使い心地を楽しめます。
サイズが一般的なシングルの布団と同じなので、豊富な種類からカバーを選択できるのもポイント。
夏も冬も季節に合わせて使うことができます。
- サイズ 150cm×210cm
- 重量 4kg、5kg、6kg
- 素材 綿、ポリエステル、ガラスビーズ
楽天市場で見る
amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
Pamyo ウェイトブランケット シングル
肌に優しい綿素材 適度な重さの加重ブランケット
身体のラインにフィットして全身を包み込んでくれる加重ブランケット。
寝つきが悪い、リラックスしたいなど睡眠の質の向上を期待できる便利なアイテムです。
通気性や吸水性に優れた綿素材は、寝汗や蒸れなども解消し、心地いい睡眠を与えてくれるのが魅力。
睡眠以外にも読書やくつろぎ時間に掛けておくだけでもおすすめです。
- サイズ 150cm×210cm
- 重量 7kg
- 素材 コットン
MR.BLUE メリーライフ (MERRYLIFE) ウェイトブランケット 重い毛布 加重ブランケット 掛け布団
肌触りの良いリバーシブル仕立てが心地よいおしゃれなウェイトブランケット
こちらは、リバーシブル仕様のウェイトブランケットです。
マイクロファイバーフランネルとピーチスキンを採用した2つの面は、どちらも肌触り抜群。
内部にはガラスビーズとポリエステル綿が充填され、程よい重さがあります。
カラーは、ネイビーやワインレッドなどおしゃれなものを用意。
おしゃれなバイカラーの組み合わせもできます。
- サイズ 120cm×180cm
- 重量 5.4kg
昭和西川 2枚合わせ 毛布 シングル
加重ブランケットより軽くて使いやすい重い毛布
寝具ブランドの老舗「昭和西川」の一品です。
こちらは中にビーズの入った加重ブランケットとは違いますが、ふかふかした感触の毛布を2枚合わせにしてあるため、ボリューム感は十分。
中の空気層が断熱の役割を果たすので、保温力も抜群です。
「ビーズの入った加重ブランケットは重すぎるけれど、ある程度重い毛布が欲しい」という人におすすめ。
洗濯機で丸洗いができる点も大きな魅力です。
- サイズ 140cm×200cm
- 重量 1.8kg
- 素材 ポリエステル
MR.BLUE メリーライフ (MERRYLIFE) ミニサイズ重力ブランケット ミニサイズ ウェイトブランケット 重い毛布
ひざ掛けにぴったりのミニサイズ加重ブランケット
膝掛けとして使うのにぴったりの、ミニサイズの加重ブランケットです。
大きなサイズの加重ブランケットは重いため、持ち運びが不便な点がデメリット。
その点こちらは小さくて軽いので、扱いやすいのが魅力です。
デスクワーク時や休憩時、車での移動中など、ちょっとリラックスしたい時に手軽に使える一品です。
シンプルなデザインで、リビングに出したままでもインテリアに馴染むところもポイントです。
- サイズ 100cm×70cm
- 重量 1.7kg
- 素材 ポリエステル、ガラスビーズ
楽天市場で見る
amazonで見る
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fondan プレミアムマイクロファイバー加重ブランケットS FDPFHB-14190
身体を包み込んでくれるような適度の重さが魅力のブランケット
程よい重さで睡眠時に癒しを与えてくれる加重ブランケットです。
シルクのような肌触りの良い極細繊維で保温性も高く、寝つきの悪い人でも快適にくつろげます。
適度な重さで全身を包み込んでくれるので、安心感を得られるのが魅力。
また、静電気防止加工や抗菌防臭加工などが施されていて、ストレスなく使えます。
重みのあるブランケットを探している人におすすめです。
- サイズ 140cm×190cm
- 重量 5.2kg
- 素材 ポリエステル、ガラスビーズ
通販サイトの最新ランキングも参考にする
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
加重ブランケットの収納と処分方法
加重ブランケットを収納するときは、湿気でカビないよう通気性のよい保管バッグなどに除湿剤を入れて保管しましょう。
下にすのこを敷くのもおすすめです。
また古くなった加重ブランケットを処分する場合は、基本的に粗大ゴミ扱いになります。
細かく裁断した毛布を燃えるゴミとして回収する自治体もありますが、中にガラスビーズが入っている加重ブランケットの場合はおすすめできません。
具体的な処分方法は、自治体ホームページなどで確認しましょう。
まとめ
眠りにこだわる人から注目される重い毛布。
ほどよい重みがじんわりと身体を圧迫し、マッサージやハグのようなリラックス感を感じさせてくれます。
心地よい眠りのためには、用途に合ったサイズと自分の体格に合った重さを選ぶことが大切です。
西川をはじめ、いろいろなブランドの加重ブランケットが通販でも販売されています。
重い毛布を取り入れて、睡眠の質を上げてみてはいかがでしょうか。