コーキングガンおすすめ12選 使い方や100均アイテムの活用方法も紹介
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ホームセンターや通販サイトでも販売されているコーキングガンは、家庭のさまざまな場所の補修・改造作業に使えます。
コーキングガンとシーリング材を使えば、DIYで自宅の水回り、ひび割れや穴埋めを補修することが可能に。
今回は、コーキングガンの種類や選び方のポイント、プロ用などのランキングで人気の商品や100均アイテムを活用したコーキング方法を紹介します。
改造作業に役立つコーキングガンとは
気密性や防水性を高めるために隙間を埋める改造作業のことを、コーキングやシーリングと言います。
コーキングガンとは、このような作業をする時に使うシーリング材を吐出する工具のことです。
壁と浴槽のつなぎ目や、タイルや壁のひび割れをシーリング材で埋めたいときに使えば、手を汚さずに補修できます。
コーキングガンは、プロからはもちろん、DIYが好きな人からも重宝されるアイテムです。
コーキングガンの使い方
ここからは、コーキングガンの使い方を説明します。
作業に入る前には必ずビニール手袋を装着しましょう。
シーリング材を購入して、使える状態にしたら液だれしないようにコーキングガンにセットします。
セットできたら、コーキングガンのトリガーをゆっくり引いて、シーリング材を吐き出させましょう。
シーリング材の先端をカットするときに、注入したい部分の幅よりも、少し細めにカットするのがポイントです。
コーキングガンの種類
コーキングガンは、手動式と電動式、エアー式の3つに分けられます。
使い方や値段など、それぞれの特徴を知って、使いやすいものを選びましょう。
値段を抑えるなら手動式
手動式は、トリガーを手動で引きながら作業を行なうもので、力の入れ加減で分量や幅の調整が可能。
使い方は慣れるまでコツがいりますが、値段が安く、購入しやすいのが嬉しいポイント。
はじめてコーキングガンに挑戦するという人や、作業箇所が小さい場合におすすめです。
楽に作業できる電動式
プロ用にも多い電動式は、調整しなくても均等量のシーリング材が出るため、効率よくキレイに仕上がるのが最大のメリット。
何度もトリガーを引く手間がないため使い方も簡単ですが、手動式と比べると値段が高く、重量があります。
作業範囲が広い場合や、仕上がりの美しさ重視の人におすすめです。
圧力で押し出すエアー式
コンプレッサーに繋いで、エアーの圧力でシーリング材を吐出するエアー式もあります。
圧力を調整することで、吐出量を自在に変えられるのがポイント。
仕上がりが美しく電動式より値段も控えめですが、コンプレッサーに繋ぐため携帯性がやや劣ります。
コーキングガンの選び方
ここからはコーキングガンを選ぶときのポイントを紹介します。
コスパや品質など、コーキングガンの選び方のポイントを見ていきましょう。
シーリング材の容量に合うサイズを選ぶ
ホームセンターなどで販売されているシーリング材は、330mlが一般的で600mlや800mlの大容量の商品もあります。
コーキングガンは、シーリング材をセットして使うため、シーリング材の容量とコーキングガンのサイズが合うものを選びましょう。
プロ用のものなら品質も安心
100均でもコーキングガンやシーリング材が販売されていることがありますが、品質に安心感があるのは、やはりプロ用。
壁や浴室などの住環境で使用した場合は、特に補修のあと長く使うケースが多いたm、品質にはこだわりたいところです。
フィルムパック対応でゴミを減らす
シーリング材はチューブ型が一般的ですが、エコタイプのフィルムパック製品もあります。
ゴミを減らせるのがメリットですが、フィルムパックに対応したコーキングガンが必要。
サイズは豊富なので、シーリング材との互換性を確認してから購入することをおすすめします。
液だれ防止機能や回転機能があると便利
最近は、高機能なコーキングガンも販売されています。
液だれ防止機能は、トリガーを解除するとすぐにシーリング材の吐出がストップするのが特徴。
施工に失敗が少なく、シーリング材の無駄も省けるのがポイント。
回転機能は、作業箇所に合わせてノズルを回転させられるので、姿勢に無理がなく、効率良く作業できます。
コスパにこだわるなら値段と質を比較
コスパの良い商品が欲しいときは、値段と質の両面をチェックしてバランスの良いものを選ぶのがおすすめ。
機能や基本スペックをランキングのレビューなどでしっかりチェックしておきましょう。
シーリング材では耐久性や原産国なども要チェックです。
失敗したくない人は口コミやランキングもチェック
通販サイトの口コミ評価やランキングサイトなどで、使い方の難易度、商品のメリットやデメリットをチェックするのも良いでしょう。
購入する商品の候補をいくつか絞っておくのもおすすめ。
実際に使ったことがある人に使い勝手を聞くのも参考になります。
手動式コーキングガンおすすめ6選
初めてコーキングガンを使う人はまず手動式の商品を見ていきましょう。
ここからは、コーキングガンのなかでも値段が安い手動式のおすすめ商品を紹介します。
パオック (PAOCK) ビクロス (Bcross) コーキングガン JM-100
ノズル切断具とシーリング材の注入穴が空けられるツールがセットになっています。
特別な道具を用意しなくても、シーリング材を購入するだけですぐに使用可能。
圧倒的な軽さで、長時間使っても手が疲れにくいところも嬉しいポイントです。
- 重量 0.4kg
- 適応容量 330ml
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amazonで見る988円
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ピーシーコックス (PCCOX) ウルトラフローガン カートリッジ 330ml
フレームとハンドル部分に金属を使用していて、粘度が高いシーリング材を使っても曲がりにくいのが特徴です。
耐久性が高く、長く使える商品を探している人にぴったり。
回転機能付きなので、補修場所が複雑でも楽に作業できます。
- 外形寸法 幅35cm 高さ21.5cm
- 重量 0.9kg
- 適応容量 330ml
- 回転機能付き
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amazonで見る6,451円
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山本製作所 (YSC) カートリッジガン YCG-2300HC
スライドバーを採用して、ハンドル部分の耐久性をアップさせたコーキングガンです。
回転機能付きで、ハンドルがビス止めされているため、回転作業が多くても緩みにくいのが特徴。
使う頻度が高い人も安心して使えるのも嬉しいポイントです。
- 外形寸法 幅37cm
- 重量 0.8kg
- 適応容量 330ml
- 回転機能付き
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タジマ (Tajima) コンボイスーパー CNV-SP
建築工具を多数取り扱うタジマの手動コーキングガンです。
液だれ防止機能や回転機能を搭載した高機能な商品。
使い勝手の良い商品を探している人におすすめ。
高品質でデザイン性が高く、プロ用を使用している人にも評価が高い商品です。
- 外形寸法 幅38cm 奥行6cm 高さ19cm
- 重量 0.7kg
- 適応容量 330ml
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amazonで見る2,255円
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タジマ (Tajima) コンボイJ エコパック CNV-JECOPA
プラスチック製カートリッジホルダーを採用し、フィルムパックタイプのシーリング材が使用可能なコーキングガン。
使用後のパックの取り出しやすさにも定評があります。
押し出す力があるため、硬めのシーリング材にもぴったり。
また、液だれ防止機能付きで、無駄がなくエコなのもポイントです。
- 外形寸法 幅43cm 奥行7.5cm 高さ20cm
- 重量 0.6kg
- 適応容量 760ml
- 液だれ防止機能
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amazonで見る2,818円
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ハンディクラウン (HANDY CROWN) 回転式 コーキングガン ジャンボ 3691620000
回転機能付きのため作業箇所を選ばない上、タテ・ヨコ持ち替えずに連続作業できる優れもの。
容量の大きなシーリング材を使いたい人におすすめです。
スチール製なので耐久性に優れ、シーリング材の粘度を問わずに使えます。
- 外形寸法 幅45.5cm 奥行21cm 高さ7.5cm
- 重量 0.8kg
- 回転機能付き
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電動式コーキングガンおすすめ3選
プロ用に愛用している人が多く、ランキングでも人気の電動式。
電動なので、広範囲をスピーディーに施工が可能。
使い方が難しくなく、美しく仕上がるおすすめの電動式コーキングガンを紹介します。
マキタ (makita) 充電式 コーキングガン CG180DZ
コーキングガンの中でもランキング上位で、プロの愛用者も多いマキタの人気商品。
充電式で携帯性に優れています。
回転機能や液だれ防止機能だけでなく、夜間や暗所でも作業しやすいLED搭載や2段階の速度調整機能付き。
使い勝手が良いので、1つあると何かと重宝します。
- 外形寸法 幅40.4cm 奥行10.8cm 高さ28.1cm
- 重量 2.3kg
- 適応容量 300ml
- 液だれ防止機能、回転機能、高輝度LED付き
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amazonで見る20,239円
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タジマ (TJMデザイン) 充電式 コーキングガン コンボイエレキテル CNVEJ
トリガーが手動感覚で扱いやすく、手動のコーキングガンから電動へステップアップしたい人に注目の商品です。
軽量でコンパクトボディで、固いコーキング材や長い距離のコーキング作業も疲れづらいため、女性にもおすすめ。
回転機能や液だれ防止機能も付いています。
- 外形寸法 幅41.4cm 奥行6.7cm 高さ22.5cm
- 重量 1.2kg
- 適応容量 330ml
- 液だれ防止機能、回転機能付き
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パナソニック (Panasonic) 充電 シーリングガン EZ3610LA1J
電動工具とは思えないスタイリッシュな外観が魅力のパナソニックの電動コーキングガン。
押出力の調整ができるため、電動式に慣れていない人でも使いやすいのが魅力です。
シーリング材残量表示機能や、液だれ防止機能も付いています。
- 外形寸法 幅50.1cm 奥行14.2cm 高さ25.9cm
- 重量 2.2kg
- 適応容量 400ml以下
- 液だれ防止機能、シーリング材残量表示機能付き
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エアー式コーキングガンおすすめ3選
エアーの圧力でシーリング材の吐出量が調節しやすいエアー式コーキングガン。
電動式より値段も控えめなエアー式コーキングガンのおすすめ商品を紹介します。
エスコ (ESCO) コーキングガン エアー式 EA123VA-3A
プラスチック製でコーキングガン本体の重量が、わずか0.2kgのコンパクトで超軽量タイプ。
力の弱い人でも使いやすく、手が疲れにくいのが特徴。
視認性の高い鮮やかな赤色が、作業現場での紛失を防いでくれるのもポイントです。
- 外形寸法
- 本体 幅23.5cm
- 筒 幅21.5cm 奥行5cm
- 重量 0.2kg
アネスト岩田 (ANEST IWATA) DIY用 エアーコーキングガン TL7101
トリガーを引くのをやめると内部の残圧が排気され、コーキング材がピタっと止まり無駄がありません。
液だれせずきれいに仕上げたい人に最適。
圧力を変えるときはつまみを引く必要があり、作業中に勝手に変わってしまう心配がないのもおすすめポイントです。
- 外形寸法
- 本体 幅28cm 奥行9cm 高さ30cm
- 筒 幅22cm 奥行5cm
- 重量 0.9kg
- 適応容量 300ml~330ml
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amazonで見る9,700円
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ピーシーコックス (PCCOX) ジェットフローガン3 カートリッジ JF3330C
シーリング材を直線に出すだけでなく、ゆず肌施工やシーラー吹き付け施工もできる汎用性の高さは、エアータイプならではです。
使い方も簡単なので、使い慣れれば多用途に使える便利な商品。
さまざまな補修を行うプロにもおすすめです。
- 外形寸法 幅34cm 高さ35.5cm
- 重量 1.4kg
- 適応容量 330ml
100均アイテムを使ったコーキング方法
ここからは、100均で買えるアイテムを使ってはがれた壁紙をコーキングする方法を紹介します。
まずは、補修を行いたい箇所にドライヤーやアイロンをかけてめくれた部分を直しましょう。
次に、雑巾をきつめに絞って、壁紙や壁についた汚れをしっかり拭きとります。
壁紙用ののりと補修用ののりを、できるだけ空気が入らないようにヘラとハケを使って壁紙と壁の間に貼り付けましょう。
仮で固定した壁からはみ出たのりを雑巾で拭きとったら、マスキングテープを貼って数日放置。
壁紙がしっかり乾いたことを確認して、壁との間の隙間にコーキング剤を塗って完了。
コストを抑えたいなら、100均アイテムでのコーキングもおすすめです。
まとめ
今回は、おすすめのコーキングガンとその選び方、100均アイテムを使ったコーキング方法を紹介しました。
簡単に修復作業が行えるコーキングガンは、手動式・電動式・エアー式があり、スペックもさまざま。
コーキングガンは商品によって仕様が異なるので、補修したい箇所や頻度に合わせて必要なものを選ぶのがポイントです。
ランキング上位のものやプロ用などを活用して、ぜひ家庭でのDIYにも挑戦してみてください。