スモークウッドおすすめ9選 自分で本格的な燻製料理を楽しみたい人におすすめ
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燻製をするときに活躍するのがスモークウッド。
手軽に燻製を作れるため、キャンプや自宅で燻製を作りたい人におすすめです。
燻製作りの材料にはスモークチップもあり、どちらがいいのか迷う人もいるでしょう。
そこでこの記事では、おすすめのスモークウッドを紹介します。
スモークチップとの違いや使い方、途中で消えるときの対処法なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
手軽に燻製を楽しめるスモークウッド
スモークウッドは、コンロなどの熱源を使わずに手軽に燻製できるのが魅力です。
使い方はスモークウッド自体に火をつけて、スモークウッドから出た煙で炙って燻製にします。
線香のように一定の煙が継続して出るため、燻製具合や時間の管理がしやすいのも魅力。
スモークウッドは、ダンボール燻製器にも使えて、冷燻にも使えるのでおすすめです。
スモークウッドとスモークチップの違い
スモークウッドとスモークチップの違いは、形状と使い方です。
スモークウッドは、木の粉末を棒状にしたもので、使い方はスモークウッドに直接火をつけます。
また、スモークチップは木を細かくチップ状にしたものをコンロなどで下から炙る使い方。
スモークチップは比較的短時間で燻製を作れますが、スモークウッドはチップとは違い、時間をかけて燻すのが特徴です。
スモークウッドの温度に適したおすすめの食材
スモークウッドで作る燻製に適した食材は、温度によって異なります。
50度~80度の温度で燻製する温燻ならソーセージやベーコン、ハム、チーズがおすすめです。
また、80度~140度の温度で燻製する熱燻は、チキンや魚が合います。
25度以下の温度で燻製する冷燻であれば、生ハムやドライソーセージ、チーズなどです。
スモークウッドは20度~70度の温度での燻製ができるため、温燻や冷燻ができます。
スモークウッドの選び方
スモークウッドの選び方を紹介します。
自分の使い方や燻製したい食材に合うスモークウッドを選ぶ参考にしてください。
燻製する食材との相性で木の種類を選ぶ
スモークウッドを選ぶときには、燻製する食材との相性で木の種類を選びましょう。
スモークウッドの木の種類別に特徴や相性のよい食材を紹介します。
どんな食材とも合う「ヒッコリー・くるみ」
肉や魚など、どんな食材にも合う木の種類は、ヒッコリーとくるみです。
ヒッコリーのスモークウッドは、欧米ではよく使われている種類で、強い香りが特徴。
くるみのスモークウッドは、濃い色づきが特徴で、香りに癖がありません。
ヒッコリーとくるみのスモークウッドは、好きな味や香りが特にない人や燻製作りがはじめての人におすすめです。
香りの強い「さくら・ウィスキーオーク」
さくらとウィスキーオークは、香りが強いという特徴があるスモークウッドです。
香りが強い種類は、食材の癖を消すだけでなく、旨味も足してくれます。
さくらは豚や羊などの肉類、ウィスキーオークは白身魚のような淡白な食材と相性抜群。
さくらの木で作られたスモークウッドは、他の燻製材とブレンドして使うのもおすすめです。
燃焼時間をチェック
スモークウッドを選ぶときには、燃焼時間も確認しておきましょう。
1本の燃焼時間は、およそ4時間〜5時間です。
食材によって燻製時間は異なるため、5時間以上かかるならスモークウッドをくっつけると継続して燃えるようになります。
短時間で燻製できる食材なら、スモークウッドをカットして使うのもおすすめです。
初心者はカット済みを選ぶ
燻製初心者なら、カット済みのスモークウッドを選びましょう。
スモークウッドは粉砕した木を棒状にしたものなので、カットすると崩れやすくなります。
カット済みのものであれば、手間を省ける上に、燻製時間に合う量を調整しやすいのでおすすめです。
スモークウッドの使い方
スモークウッドの使い方は、まず食材の燻製時間とスモークウッドの燃焼時間を確認します。
その時間によって必要であれば、スモークウッドをカットするか、追加をしてください。
必要な量のスモークウッドを準備したら、スモークウッドをガスコンロやバーナーなどで、四隅を炙るように3分〜5分ほど炙ります。
スモークウッドから煙が出てきたら、金皿に乗せて燻製器にセットしてください。
食材も入れて、その状態で蓋をして数時間待てば、燻製が出来上がります。
スモークウッドの消火・再利用方法
スモークウッドを消すときには、スモークウッドを水につけると早く消えるのでおすすめです。
また、燻製器を密閉して、空気を遮断することで消化する方法もあります。
スモークウッドを再利用する際には、ラップに包んだりジッパー付きの袋に入れたりして湿気から守ることが重要です。
スモークウッドは湿気っていると、火がつきにくくなります。
特に、水につけて消化した場合は、芯まで乾燥させてから再利用しましょう。
スモークウッドおすすめ9選
おすすめのスモークウッドを紹介します。
さくらやヒッコリーなどさまざまなスモークウッドを紹介するので、ぜひチェックしてください。
コールマン (Coleman) スモークウッド オリジナルブレンド
ざらめ付きで本格的な燻製料理を楽しめるおすすめのスモークウッド
コールマンが展開しているオリジナルブレンドのスモークウッドです。
ソーセージなどの肉類に合うようにブレンドされています。
ざらめつきで、プロの味を再現しやすいのも魅力。
100gのスモークウッドが2個ついていて、燃焼時間は約1.5時間です。
- 重量 100g×2、ざらめ10g
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ソト (SOTO) スモークウッド ウイスキーオーク ST-1557
洋酒の甘い香りがする3個入りウィスキーオークのスモークウッド
ソトのウィスキーオークで作られたスモークウッドもおすすめです。
80gにカットされたスモークウッドが3個入っています。
洋酒樽として30年以上使われた木で作られていて、洋酒の甘い香りのする燻製に仕上がるのが特徴です。
- サイズ 幅5cm 奥行10cm 高さ2.5cm (×3個)
- 燃焼時間 約1.5時間
- 木の種類 ウイスキーオーク
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進誠産業 スモークウッド ナラ
癖のない煙でしっかり褐色に色付くナラ材で作られたスモークウッド
進誠産業が展開しているスモークウッドです。
木の種類はナラで、煙に癖がなく、色づきが濃い仕様になっています。
ナラのスモークウッドは魚類と相性抜群です。
燃焼時間は約4時間ですが、温度や天気などの使用環境によって多少前後します。
- サイズ 幅5cm 奥行30cm 高さ5cm
- 燃焼時間 約4時間
- 木の種類 ナラ
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進誠産業 スモークウッド リンゴ
やわらかい香りで淡白な食材に合うリンゴのスモークウッド
進誠産業が展開しているリンゴの木で作られたスモークウッドです。
リンゴのスモークウッドの特徴は、さくらやウィスキーオークなどと比較すると、やわらかい香りがします。
癖がない白身魚や鶏肉などの燻製におすすめです。
- サイズ 幅5cm 奥行30cm 高さ5cm
- 燃焼時間 約4時間
- 木の種類 リンゴ
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進誠産業 スモークウッド ヒッコリー
旨味の強い加工肉の燻製におすすめなヒッコリーのスモークウッド
進誠産業が展開しているヒッコリーで作られたスモークウッドです。
どんな食材にも合うスモークウッドで、特にベーコンやスモークサーモン、ハムの燻製におすすめ。
着火しやすく、途中で消えることがほとんどないのも魅力です。
- サイズ 幅5cm 奥行30cm 高さ5cm
- 燃焼時間 約4時間
- 木の種類 ヒッコリー
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ソト (SOTO) スモークウッド くるみ ST-1553
香りが良く癖が少なくて使いやすいくるみのスモークウッド3個セット
ソトのくるみで作られたスモークウッドです。
発煙がよいため、食材に煙がなじみやすいのが魅力。
また、カットされたスモークウッドが3個入っています。
1個あたりの燃焼時間は約1.5時間なので、短時間の燻製も長時間の燻製も作りやすくおすすめです。
- サイズ 幅5cm 奥行10cm 高さ2.5cm (×3個)
- 燃焼時間 約1.5時間
- 木の種類 クルミ
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進誠産業 スモークウッド オニグルミ
肉にも魚にもマッチするオニグルミでできたスモークウッド
進誠産業が展開しているオニグルミという種類の木で作られたスモークウッドです。
オニグルミは癖がないので、肉類にも魚類にも合います。
温度や天気によって燃焼時間は異なりますが、常温で使うと約4時間燃焼する大きめなスモークウッドです。
- サイズ 幅5cm 奥行30cm 高さ5cm
- 燃焼時間 約4時間
- 木の種類 クルミ
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ソト (SOTO) スモークウッド さくら ST-1551
しっかりと香りを付けられる、洋酒樽で作られたさくらのスモークウッド
ソトが展開しているさくらのスモークウッドです。
洋酒樽を使って作られています。
120gにカットされたスモークウッドが3個入っていて、1個あたりの燃焼時間は約1.5時間です。
3個を連結させて着火すれば、約5時間の燻製ができます。
- サイズ 幅5cm 奥行10cm 高さ2.5cm (×3個)
- 燃焼時間 約1.5時間
- 木の種類 サクラ
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進誠産業 スモークウッド サクラ
進誠産業が展開しているさくらのスモークウッドです。
さくらは強い香りが特徴なので、豚肉や羊肉などの食材の燻製に向いています。
カットする場合には、カットする場所を1周切り目を入れれば、手で簡単に折れるので、短時間の燻製にも使いやすいでしょう。
- サイズ 幅5cm 奥行30cm 高さ5cm
- 燃焼時間 約4時間
- 木の種類 サクラ
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スモークウッドの火が消える? 対処法を紹介
スモークウッドに着火しても、すぐに消えることもあります。
そこで、スモークウッドの火が消えるときの対処法を紹介するので、ぜひチェックしてください。
着火時はしっかりと炙る
スモークウッドがすぐに消えるときの対処法は、着火時にしっかりと炙ることです。
すぐに消える原因の1つとして、着火面積が不十分なことが考えられます。
特に四隅はしっかり炙り、スモークウッドの全面に着火するようにしましょう。
空気の通り道を作る
着火したスモークウッドが消えるときの対処法として、空気の通り道を作る方法もあります。
自らが燃えて煙を出すスモークウッドは、密閉した環境では酸欠になって火が消えることが難点です。
スモークウッドに酸素が供給されるように、燻製器の上下に空気の通り道を作りましょう。
スモークウッドを乾燥させておく
スモークウッドが消えないようにするには、スモークウッドをしっかり乾燥させてから使うことも重要です。
スモークウッドは線香や花火のように、湿気っていると燃えにくくなります。
開封したばかりのスモークウッドで、すぐに消える場合には乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて乾燥させましょう。
フライパンで家でも燻製が作れる?
スモークウッドを使えば、フライパンで家でも燻製を作れます。
準備するものは、スモークウッドとフライパン、蓋、アルミホイルです。
作り方は、まずフライパンにアルミホイルを敷いてください。
次にアルミホイルの上に、削ったスモークウッドをのせます。
スモークウッドは10分間燻製できる量で、一握りほどの量です。
その上に網と食材をのせて、蓋を閉めたら加熱します。
煙が出るまで強火にし、煙が出はじめたら中火~弱火にしましょう。
家で燻製をする際には、窓を開けて換気扇を回しながら行ってください。
まとめ
スモークウッドは、着火方法や消えるときの対処法などの使い方を把握していれば、手軽に燻製できる便利なアイテムです。
木の種類は豊富で、その種類によって味や香りに違いが出ます。
この記事で紹介した、スモークウッドやその違いを参考にして、燻製したい食材や使い方に合うものを見つけてください。
使い勝手がよいスモークウッドを使って、おいしい燻製を作りましょう。