枝モノはどこで買う? 100人アンケートと季節別のおすすめを紹介

切り花と同様にインテリアとして部屋に飾られることの多い枝もの。
飾ってみたいけれどどこで買うのかわからない、という人も少なくないでしょう。
この記事では、枝ものをどこで買うのかや、長持ちさせる方法などを解説。
ドウダンツツジや桜、オリーブの枝など季節ごとにおすすめの品種も紹介するので、あわせてチェックしてください。

枝ものの特徴とは?

枝ものとは切り花の一種で枝がついたもののこと。
枝に葉だけがついているもののほか、桜の枝など花がついたものや、オリーブのように実がついたものもあります。
ボリュームがある枝ものはインテリアのアクセントになるのが魅力。
また、切り花より長持ちするといわれており、初心者の人も扱いやすいという利点があります。

どこで買う?枝ものを購入できる場所は?

枝ものはどこで買うのがいいのでしょうか。
購入できる場所ごとにメリットデメリットを紹介します。
どこで買うかわからないという人は要チェックです。

生花店やホームセンターなどの店頭

生花店やホームセンターなどの店頭では、枝ものの現物を見て選べるのがメリット。
価格も比較的安い店舗が多いです。
ただし、店に置いてある枝ものしか選べないため、欲しい種類が手に入らない場合も。
また、店へ出向いて家に持ち帰る手間がかかるので、近所に店がない場合は不便です。

ネット通販

枝ものをどこで買うのがいいかわからない場合はネットをチェックしましょう。
ネット通販では豊富な種類から選ぶことができ、店に出向く手間もなく簡単に購入することができます。
ただし、現物を見られなかったり、サイズや状態の確認が難しかったりするのが難点。
送料もかかるので割高になる可能性もあります。

サブスクリプションサービス

サブスクリプションサービスでも枝ものを扱っています。
注文がすぐにできるので楽に手に入るのがメリット。
定期的に届けてもらえ、店へ出向く手間もかかりません。
しかし、現物を見られない上に好きな枝ものが選べないデメリットもあります。

インテリアにおすすめな春夏の枝もの

まずは春夏に出回る枝ものを紹介します。
季節を感じられて、インテリアにもあわせやすい品種を集めました。

桜の枝

日本の春を代表する桜の枝は、早咲きの品種なら1月ごろから出回ります。
桜の枝が部屋にあると、自宅で花見ができるのが魅力。
春の訪れを身近に感じることができます。

ドウダンツツジ

5枚に広がる小さい葉が特徴のドウダンツツジは、春~夏にかけて出回る枝もの。
爽やかな雰囲気で和洋どちらのインテリアにも馴染みやすく、枝ものの中でもよく目にします。

オリーブ

オリーブは初夏から秋にかけて出回る枝ものです。
観葉植物として扱われることも多く、オリーブ特有の細い葉と枝はインテリアをスタイリッシュに見せてくれます。

秋冬に飾りたいおすすめの枝もの

次に、秋冬におすすめの枝ものを紹介します。
あたたかみが感じられるものやドライにしたものなどが特に秋冬にぴったりです。

ユーカリ

ユーカリは一年を通して流通していますが、特に秋から1月ごろにかけてたくさん出回ります。
香りが楽しめるのも特徴で、ドライにしてスワッグとして飾る方法も定番です。

コットンフラワー

コットンフラワーはふわふわとした綿の実がついている枝もの。
基本的にはドライにしたものが出回っています。
秋冬らしいあたたかみのある雰囲気が魅力です。

ミツマタ

ミツマタはドライにして漂白した白い枝がよく出回っています。
ドライなので水が必要なく飾りやすいのがメリット。
白い枝の見た目は、秋冬のインテリアを演出するのにぴったりです。

【100人にアンケート調査】枝ものはどこで買う?

実際に、枝ものはどこで買っている人が多いのでしょうか。
今回イエコレクションでは、60cm以上の枝付き生花・枝を買ったことのある100名に向けてアンケートを実施。
結果、1位「店頭」、2位「通販」、3位「サブスクリプション」という結果になりました。
「その他」の結果では、「植木祭り」の即売会で購入しているとの回答もあります。
また、枝ものを購入した場所や店舗の詳細回答は「青山フラワーマーケット」が最多でした。
次点では、「はなどんやアソシエ」「日比谷花壇」という回答もありました。
さらに、枝もので買うのが好きな花やグリーンについての詳細回答では、1位「ミモザ」2位「桜」、3位「梅」となっています。
どこで買うか迷っている人は、アンケート結果も参考にしてみてください。

枝ものを長持ちさせるコツ

せっかく買った枝ものなので、下処理や飾り方に気をつけて長持ちさせましょう。
枝ものが家に着いた後からでも長持ちさせられるポイントを解説します。

買ってきた枝ものをすぐ下処理

買ってきた枝ものはすぐに下処理をしましょう。
素早く下処理をしておけば、長持ちさせることができます。
やり方は簡単で、まず枝の根元を斜めにハサミで切ります。
枝は普通のハサミでは切りにくいため、花用ハサミを用意するのがおすすめです。
斜めにカットした切り口は、さらに十字に切り込みを入れましょう。
こうすることで水が吸い上げやすくなります。

水の量に気をつけて飾る

枝ものは水をたくさん吸うため、切り花に比べて減りが早いです。
そのため、水はたっぷりの量を入れましょう。
少ない量だと水切れを起こしてしまう恐れがあります。
また、枝ものはボリュームがあって重たいので、花瓶ごと倒れてしまうのを防ぐためにもたくさん水を入れておくと安心です。

飾る場所は直射日光やエアコンの風などに注意

枝ものは直射日光やエアコンの風が当たる場所に飾るのはNGです。
直射日光に当たると水温が上昇して、水の中に雑菌が繁殖しやすくなります。
汚れた水は吸い上げにくく、長持ちしません。
また、直射日光によって葉から水分が蒸発してしまうケースもあります。
エアコンなどの風が当たると葉が乾燥してしまうので、よく注意しましょう。

インテリアにおすすめの枝もの9選

それではここで、インテリアにおすすめの枝ものを紹介します。
季節ごとに出回る品種が異なるので、飾ってみたい枝ものがどの時期に流通するか確認しておきましょう。

コテラ (KOTERA) インテリア ミモザ オージープランツ

ふわふわした黄色い花がかわいい春の枝ものを代表するミモザ

ミモザは春の枝ものの中でも特に定番の品種。
小さくてふわふわとした花がかわいらしく、鮮やかな黄色がインテリアのアクセントになります。
ミモザはドライフラワーにしても風合いがかわいいので、枝をカットしてスワッグ作りをするのもいいでしょう。

• 外形寸法 高さ60cm
• 植物の種類 ユーカリ、ミモザ、バンクシア、プロテア

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花木屋 啓翁桜 1束 5本程度 切花 特級品

正月飾りにも春のインテリアにもおすすめの啓翁桜の枝もの

桜も枝ものとして昔から好まれ、よく扱われる花の1つ。
こちらの啓翁桜は12月下旬~4月上旬ごろに出回る桜です。
小さい一重咲きの品種で冬の間から楽しめるのが魅力。
春にインテリアに取り入れて花見気分を味わうのはもちろん、正月飾りにするのもおすすめです。

• 外形寸法 高さ90cm
• 植物の種類 啓翁桜

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花木屋 寒桜 10本束

晩秋に開花する白い八重咲きの花をつける寒桜

こちらは桜の枝ものでも寒桜と呼ばれる普通の桜とは少し異なるタイプ。
極早生の桜なので10月下旬~11月下旬にかけて出回ります。
そのため、春ではなく晩秋のインテリアにぴったり。
枝がやわらかく、八重咲きの小さな白い花が咲くのが特徴です。

• 外形寸法 高さ115cm
• 植物の種類 寒桜

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フラワーキッチン自由が丘 (Flower Kitchen JIYUGAOKA) 季節の選べる素材

気に入った品種を選べるフローリスト提案の季節の枝もの

こちらはフローリストが選ぶ季節の枝ものから、お気に入りの種類を選べる商品。
アセビやユーカリ、モンステラ、ローズマリーなどインテリアに馴染むおしゃれな品種がラインナップしています。
どの枝ものを買ったらいいか迷ったらこの中から選んでみてはいかがでしょうか。

• 外形寸法
  • ドウダンツツジ4本セット 高さ80cm~90cm
  • アセビ4本セット 高さ90cm
  • ユーカリ10本セット 高さ60cm~70cm
  • モンステラ10本セット 高さ25cm 葉の高さ34cm
  • ローズマリー6本セット 高さ70cm
• 植物の種類 ドウダンツツジ、アセビ、ユーカリ、モンステラ、ローズマリー

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オリーブ グリーン fl000875-800 東京堂

切花飾りの初心者にもおすすめなプリザーブドタイプの枝もの

枝ものの中でも、オリーブの葉っぱのみがついたタイプです。
こちらはプリザーブド加工が施されているため水なしで長く飾れるのが魅力。
比較的リーズナブルなので、初夏のインテリアとして気軽に取り入れたい時におすすめです。

• 外形寸法 高さ40cm~60cm
• 植物の種類 オリーブ

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ユーカリ 銀世界 ドライフラワー ナチュラル グリーン インテリア

大きくて丸い葉っぱはかわいらしい、ユーカリ銀世界の枝もの

ユーカリ銀世界は大きな葉っぱがたくさんついていてキュートな印象を与える枝もの。
さっと壁に吊るすだけでボタニカルな雰囲気を演出できます。
ドライフラワータイプのため、インテリアとしてディスプレイする以外にハーバリウムなどの材料としても使えます。

• 外形寸法 高さ15cm~50cm
• 植物の種類 ユーカリ銀世界

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はなどんやアソシエ (associe) ドライ J・flow コットンフラワー 白 5ヘッド付

水に挿す必要がなく長く飾って楽しめるドライのコットンフラワー

こちらはコットンフラワーの枝ものです。
ドライなので水に挿す必要がなく、飾る場所を選ばないのがメリット。
長持ちし、季節を問わず購入できるのも魅力です。
白い綿の実はあたたかみがあり、秋冬のインテリアにもぴったりです。

• 外形寸法 高さ50cm
• 植物の種類 コットンフラワー

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自由が丘フラワーズ (JIYUGAOKA FLOWERS) プリザーブド 大地農園 三又ソフト ショート

自分で枝を広げてアレンジできるミツマタの白い枝もの

こちらは白い枝が独特な存在感を放つミツマタです。
プリザーブド加工されていて、手間いらずで長持ちします。
また枝を広げて使用できるため、花瓶の形や飾る場所にあわせてアレンジも多様。
オーナメントを飾って楽しむこともでき、北欧風などナチュラルなインテリアと好相性です。

• 外形寸法 高さ45cm~60cm
• 植物の種類 ミツマタ

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コテラ (KOTERA) 季節の植物 2本セット

季節ごとに変わるラインナップから好きなものを選べる枝もの2本セット

季節によってラインナップしている枝ものの種類が異なる商品です。
季節ごとにいくつかの品種の中から好きなものを選ぶことができます。
ドウダンツツジやアセビ、スズランなどナチュラルで飾りやすい品種が揃っており、2本セットなのでリビングと玄関など2か所に飾りたい時にもおすすめです。

• 外形寸法 高さ80cm
• 植物の種類 アセビ、ドウダンツツジ、スズラン

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まとめ

今回は枝ものをどこで買うのか、購入できる店やおすすめ品種を紹介しました。
枝ものをどこで買うか迷ったらネット通販をチェックしてみるのもおすすめ。
さまざまな品種の枝ものが揃っています。
春夏や秋冬と季節ごとに出回る種類も異なるので、いろいろな枝ものを飾って季節感あふれるインテリアにしてみてはいかがでしょうか。