冬キャンプにおすすめ冬用テント10選 ソロやファミリー、登山に最適なものも
KEYWORD
冬キャンプの寒さ対策として、ストーブなどの暖房器具を用意する人は多いでしょう。
冬キャンプをより快適に過ごすためには、暖房器具と合わせて冬用テントを揃えるのがおすすめ。
今回は冬用テントの使い方や選び方のほか、ヒルバーグやスノーピークなどの人気メーカーの商品も紹介します。
テント内で暖房器具を使って温まりながら冬キャンプを楽しみたい人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
冬キャンプの魅力と冬用テントの特徴
雪が降る寒さの厳しい時期に、キャンプや登山に出かけるのは難しいと考える人もいるでしょう。
しかし、山やキャンプ場に雪が積もれば、一面の銀世界をひとりじめしたような気分をあじわえます。
また、空気が澄んでいるため星がきれいに見え、満点の星空をゆっくりと眺められる点も冬キャンプの魅力。
冬用テントは雪の中での設置や暖房器具の使用などを想定して作られているものが多く、寒さが気になるときでも快適に過ごせるのが特徴です。
冬キャンプを楽しむときの注意点
ここからは、冬キャンプを楽しむ時の注意点について解説します。
ソロキャンプや登山を冬に楽しむときは、事前に冬用テントの設置場所の確認やストーブなどの暖房器具を用意しましょう。
設置場所は平らな土地がおすすめ
冬用テントを設置するときは、傾いたり凸凹したりしていない平らな場所を選ぶのがおすすめです。
地面が平らな状態でないと安定性が損なわれてしまうほか、横になったときに身体に負担がかかり安眠できない可能性もあります。
また、暖房器具を設置する場合は転倒などのおそれもあるため、枯葉や石なども除いておきましょう。
ストーブなどの暖房器具を用意すればより快適に
テントの中に暖房器具を設置すると、さらに暖かく快適に過ごせます。
冬キャンプに適した暖房器具は、灯油ストーブやガスストーブ、薪ストーブといった電気を必要としないタイプが基本。
ソロキャンプなどで荷物をコンパクトにまとめたい場合は、暖房用と調理用に使う燃料の種類を揃えて準備するのもおすすめです。
冬用テントを選ぶときのポイント
ヒルバーグやスノーピークなど、さまざまなメーカーから販売されている冬用テント。
ここからは、冬キャンプに使う冬用テントを選ぶときのポイントについて解説します。
複数人用かソロ用か使用人数に合わせて選ぶ
テント内でもリラックスできるようにするには、冬キャンプや登山に行く人数に合わせたサイズを選ぶのが大切。
人数に対してテントのサイズが合わないと窮屈に感じたり広すぎたりしてしまい、テント内のスペースを上手に活用できません。
快適な居住空間として使えるよう、ソロキャンプ用や複数人用など人数に適した大きさであるかをしっかりと確認しておきましょう。
保温性が高まるスカート付きのテントがおすすめ
裾が地面まで広がっている形状に作られたスカート付きのテントは、寒さ対策に役立ちます。
テント内の空気が漏れにくくなるため保温性が高められるだけでなく、外から侵入しやすい隙間風や冷気もしっかりとカットしてくれます。
寒さ対策を重視したい場合は、スカートが長めにデザインされた冬用テントを選びましょう。
テント内で暖房器具を使う時は換気機能が備わっているかを確認
冬用テントの中でストーブなどの暖房器具を使用するときは、一酸化炭素中毒を起こさないように注意しましょう。
換気できるテントでも換気機能だけに頼らず、ときどき隙間を開けて空気を流して入れ替えるのが重要。
薪ストーブを使う場合はテントが薪ストーブに対応しているかを確認し、注意事項をしっかり把握しておくのも大切です。
通気性に優れた素材かチェック
冬キャンプで困りがちなのが、暖房を使用することによって生じる結露です。
通気性があまりない素材のテントだと空気の流れが悪く、結露によって敷物や荷物が水浸しになることも。
コットンなど通気性に優れた素材で作られた冬用テントであれば外の気温とテント内の気温の差を和らげてくれるため、結露の発生を防ぐことができます。
ソロキャンプにおすすめの冬用テント4選
ここからは、冬キャンプをソロで行う人におすすめの冬用テントを紹介。
ヒルバーグやスノーピークなどから販売されている、おしゃれなテントを探している人もぜひチェックしてみてください。
ギアトップ (GEERTOP) Topwind1人 3-4シーズンバックパッキングテント
ギアトップの4シーズン対応のテントは、軽量で持ち歩きやすいのが特徴。
収納時は幅43cmとコンパクトなサイズながらも、使用時は奥行210cmにもなるゆったり設計が魅力です。
設営は10分と短時間で行えるほか、小物を収納できるポケットが付いていて空間をすっきりと使える点も便利。
上部にベンチレーターが2つあるほか、インナーのメッシュ部分が広めで結露しにくいため、冬用テントとしてもおすすめです。
- 外形寸法
- 使用時 幅170cm 奥行210cm 高さ100cm
- 収納時 幅43cm 奥行11cm 高さ11cm
- 重量 1.9kg
- 素材
- 防水シート 20D 360T PU3000MM防水シリコンコーティング格子柄ナイロン
- インナー 210T通気性ポリエステル、高密度微細ナイロンメッシュ
- フロア 210T PU5000MM防水コーティングポリエステル
- 使用人数 1人
楽天市場で見る
amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
スノーピーク (snow peak) ラゴ Pro.air 1 SSD-730
人気アウトドアメーカー、スノーピークの軽量化とサイズ感を考えて作られたソロキャンプ、登山用テントです。
フレームワークが工夫されていて、非常に軽いため負担なく持ち運べるのが魅力。
メインフレームはトレッキングポールで代用可能なため、荷物の多さやシーンに合わせて使い分けられるのも特徴です。
最低限の荷物で快適な居住空間をキープしたい人にもおすすめ。
- 外形寸法
- 使用時 幅105cm 奥行210cm 高さ105cm
- 収納時 幅33cm 奥行14cm
- 重量
- メインフレーム有 950g (ケース・ペグ含まず)
- メインフレーム無 700g (ケース・ペグ含まず)
- 素材
- フライ 20Dシリコンポリエステルミニリップストップ
- インナー 20Dポリエステルミニリップストップ
- ボトム 30Dナイロンリップストップ
- フレーム ジュラルミンA7001
- 使用人数 1人
楽天市場で見る
amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
テンマクデザイン (tent-Mark DESIGNS) サーカスTCDX サンドカラー
テンマクデザインの人気商品、サーカスTCDXを紹介。
出入口が2ヵ所にあるため風通しがよく、スムーズに換気ができます。
また、片方の入口にファスナーで開閉できるサイドフラップが装備されているのも特徴。
サイドフラップをタープのように張り出して使用するなど、シーンに合わせて適した形状で使えます。
TC生地が採用されていて結露しにくく、遮光性もばっちりです。
- 外形寸法
- 使用時 幅420cm 奥行420cm 高さ280cm
- 収納時 幅63cm 奥行27cm 高さ27cm
- 重量 12.3kg
- 素材
- 本体 コットン混紡生地
- スカート ポリエステル
- ポール スチール
- 収納袋 ポリエステルオックス
- スカート付き
- 使用人数 1人~2人
楽天市場で見る
amazonで見る35,480円
Yahoo!ショッピングで見る
ヒルバーグ (HILLEBERG) スタイカ (STAIKA)
岳登山家や極地の旅行者からも支持を得るヒルバーグのテント、スタイカを紹介します。
ヒルバーグのスタイカは、設営の簡潔さと自立する安定感のある構造が特徴です。
また、頑丈さを最優先で作られているのも安心できるポイント。
耐久性があり強風が吹いても壊れにくい便利な冬用テントを探している人にもおすすめです。
- 外形寸法
- 使用時 幅320cm 奥行320cm 高さ105cm
- 収納時 幅52cm 奥行23cm
- 重量 4kg
- 素材 ケルロン1800
- 使用人数 2人
楽天市場で見る
amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
複数人で楽しむ冬キャンプにおすすめの冬用テント6選
家族や友人同士など複数人で冬キャンプを楽しむときに準備したい、大きめサイズの使いやすい冬用テントを紹介します。
ギアトップ (GEERTOP) 4シーズンテント 4人用
ギアトップの4シーズンテントは、フライに長めのスノースカートが備えられていて、しっかりと寒さを防いでくれるのが魅力。
縫い目は防水テープが二重に貼られているため雨や雪が染み込まず、コーナーの部分も防水性と耐久性が強化されている点が特徴です。
出入り口のファスナーは両面開き仕様なため、外と内の両方からスムーズに出入りしやすいのもポイント。
- 外形寸法
- 使用時 幅240cm 奥行210cm 高さ140cm
- 収納時 幅44cm 奥行21cm 高さ21cm
- 重量 4.15kg
- 素材
- フライ 210T PU3000MMの破れにくいチェック柄ポリエステル
- インナー 210T通気性ポリエステル、高密度の細かいナイロンメッシュ
- 床 210D PU5000MMオックスフォード生地
- スカート付き
- 使用人数 4人
楽天市場で見る
amazonで見る20,460円
Yahoo!ショッピングで見る
ベルガンス (Bergans) ウィグロ LT4 (Bergans Wiglo LT4)
ティピー型のテントにポールをドーム状に立てた構造なため、4人で使っても居住空間が広々と感じられるのが特徴。
ボトムにはスノースカートが装備されているため、冷気をきちんとカットしてくれます。
また、付属のインナーテントには出入り口と左右2ヵ所にネットが備えられているので3ヵ所の壁をまくれば通気性もばっちり。
耐水圧にも優れているため、冬用テントとしてだけでなく、オールシーズン使える商品です。
- 外形寸法
- フライ 幅400cm 奥行345cm 高さ180cm
- インナーテント 幅260cm 奥行225cm 高さ160cm
- 重量
- フライ 4.1kg
- インナーテント 2kg
- 素材
- フライ Siliconized Ripstop Nylon
- インナーテント Polyester Ripstop Fabric
- スカート付き
- 使用人数 4人
楽天市場で見る
amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
ヒルバーグ (HILLEBERG) ケロン4GT (KERON 4GT)
高い耐久性と耐風性を持ち、シンプルな作りながらも広い室内が実現されているヒルバーグのケロン。
その機能の高さから、極地遠征の標準的に使われるテントとしても選ばれていて、冬用テントに最適。
インナーテントの入り口と壁がほぼ垂直に設計されているため、可能な限りの居住スペースが確保されているのが特徴です。
居住スペースのほかに前室もデザインされていて、ソリや自転車二台も置けるたっぷり収納も魅力。
- 外形寸法 幅508cm 奥行210cm 高さ110cm
- 重量 5.5kg
- 素材 ケルロン1800
- 使用人数 4人
楽天市場で見る
amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る
コールマン (Coleman) アテナ トンネル2ルームハウスLDX 2000032076
こちらは過ごしやすさにこだわって作られた、コールマンのトンネル型2ルームテントです。
コールマンのテントはアルミフレームとリップストップファブリックが採用されているため、強度も高いのが特徴。
また、背面ベンチレーションが付けられているので換気もスムーズに行えます。
ランタンをさげられるハンガーや結露を軽減できるルーフフライ、コード引き出し口もデザインされていて、さまざまなアクティビティを楽しみたい人におすすめです。
- 外形寸法
- フライ 幅678cm 奥行380cm 高さ200cm
- インナーテント 幅360cm 奥行240cm 高さ185cm
- 重量 20kg
- 素材
- フライ 75Dポリエステルリップストップ (PU防水、撥水加工)
- インナー 68Dポリエステルタフタ
- ルーフフライ 75Dポリエステルオックスフォード (PU防水、撥水加工)
- ポール アルミ合金
- スカート付き
ヘルスポート (HELSPORT) バランゲルドーム アウターテント+ポール 4-6人用
ノルウェー発のアウトドアブランド、ヘルスポートのドーム型テントを紹介。
天井が高く開放感があり、正面の大きな3つの玄関から出入りできるので、ファミリーはもちろん、大人数のグループキャンプも快適に過ごせます。
天井には煙突を付けるスペースがあり、煙突付き薪ストーブも使えるのが最大の魅力。
極寒の冬キャンプにおすすめ冬用テントです。
別売りですが、難燃性素材で作られているインナーテントとフロアーマットもあります。
- 外形寸法
- 使用時 幅345cm 奥行370cm 高さ170cm
- 収納時 幅26cm 高さ65cm
- 重量 6.5kg
- 素材
- フライシート ポリアミドWR
- ポール Yunan Pressfit
- 使用人数 4人~6人
楽天市場で見る
amazonで見る104,500円
Yahoo!ショッピングで見る
テンティピ (Tentipi) ジルコン (Zirkon) 7 CP
ティピータイプのデザインがおしゃれな、北欧生まれのテントブランド、テンティピのジルコンを紹介。
8角錐の形状なため風に煽られず、倒れにくいのが大きな特徴。
フライにはコットンとポリエステルの混紡素材が使われているため、キャンバス生地のようなおしゃれな風合いも魅力です。
また、素材が水分を吸収しやすいため、インナーテントが必要ないほど結露しにくいのもポイント。
- 外形寸法
- 使用時 幅450cm 奥行450cm 高さ270cm
- 収納時 幅62cm 高さ26cm
- 重量 10.9kg
- 素材 Breathable Cotpolmex C. (コットン・ポリエステル混紡)
- スカート付き
- 使用人数 6人~8人
まとめ
今回はソロキャンプや登山、大人数のファミリー・グループキャンプで使えるおすすめの冬用テントを紹介しました。
寒さが厳しい冬キャンプで居心地よく過ごすためには、機能性に優れたテントを選んで適切な方法で使うのが大切。
冬キャンプには、虫がいない、空気がきれい、ロマンチックな雰囲気があじわえるなど、寒い時期だからこそ体験できる魅力がたくさんあります。
人数や目的に合ったタイプの冬用テントを準備して、冬の自然を楽しんでみてください。