昔ながらのおすすめ木製おひつ7選 ご飯をもっと美味しく保存

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出典:amazon.co.jp

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炊いたご飯をもっと美味しく保存できる昔ながらの保存容器「おひつ」をご存知でしょうか。
先人の知恵と経験が生み出したおひつは、現代を生きる私たちが改めて日本食の良さに触れることができる伝統の品です。

現代の暮らしに合わせてスタイリッシュなセラミックや陶器製のおひつが増えていく中、昔ながらの木製おひつがどうして今注目されているのか?
今回は、木製おひつに秘められた機能や魅力、おすすめの木製おひつ7選を紹介します。

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ご飯を美味しく保存できる昔ながらの木製おひつ

「保温機能に優れた炊飯ジャーがあれば、木製おひつは必要ない」
そう思う人もいるでしょう。
しかし、木製おひつには、ただの保存容器にはない「ご飯を美味しく保存できる機能」があります。
ここでは、陶器製やプラスチック製とも異なる木製おひつについて紹介します。

おひつ(お櫃)ってどんなもの?

「おひつ(お櫃)」とは、炊けたご飯を移し入れて保存する、かぶせ蓋のついた容器のことです。
飯櫃(めしびつ)と呼ばれることもあります。
平安時代に登場したおひつは、保温ジャーや電気炊飯器が登場する高度経済成長期まで、多くの一般家庭で使われていました。
昔ながらの木製おひつのほか、時代に合わせた陶器製やプラスチック製のおひつも製造されています。

最近では、古き良き日本食を改めて追求する人が増えたことにより、器選びや季節感を味わえる”シンプルめし”と呼ばれるものがトレンドになりつつあります。
中でも土鍋ご飯は注目度が高く、美味しく炊けたご飯を美味しいまま保存したいということで、おひつも注目されるようになりました。

木製おひつに入れたご飯が美味しくなるのはなぜ?

木で作られた木製おひつは、ただご飯を保存しておくだけの容器ではありません。
木には、水分を吸湿したり放湿したりする性質があります。
そのため、炊き立てのごはんを移し入れて保存しておくと、木製おひつがご飯の状態に合わせて水分調整をするので、ご飯が乾燥せずモチモチとした美味しい状態を維持できるのです。

また、炊き上がった際の湯気にはご飯の旨味が含まれているので、木製のおひつに炊き上がったご飯を入れるとご飯の旨味も逃がさずキャッチ。
炊き立てよりも美味しいと感じられる、料亭のような噛むほどに甘味と旨味がにじみ出るご飯を家庭でも楽しむことができます。
このような調湿機能は、陶器製(セラミック)やプラスチック製よりも格段に木製が優れているので、美味しいご飯を味わいたい人には木製のおひつがおすすめです。

木製おひつの魅力

木の香りが食欲を掻き立てる

陶器製やプラスチック製にはない、木製おひつならではの魅力の一つに「香り」があります。
木製おひつは天然木を使用しているので、移し入れたご飯に食欲を掻き立てるほのかな香りが移ります。
おひつの調湿効果で普段より美味しくなったご飯も、木の香りがすることでもっと美味しく感じられるので、木製おひつを選ぶ決め手にもなるでしょう。

抗菌作用で長期間保存可能

木製おひつによく用いられる材質には、さわら・桧・杉などがあります。
これらの木には抗菌作用があるので、炊けたご飯を入れたまましばらく時間が経ってしまっても、安心して美味しいご飯が食べられます。
環境次第では2~3日保存できる場合もありますが、いくら抗菌作用があるといっても完全ではないので、暑い季節では注意してください。

節電につながる

多くの人が、炊飯器の保温機能を使って炊いたご飯の保存しているでしょう。
しかし、これは炊飯器の電源を入れっぱなしにすることになるため、その分の電気代が少なからずかかってきます。
炊飯器の保温機能が大きく家計に響くようなことはありませんが、電気を使わずにご飯を保存できたらその分節約にもつながります。
保温機能はありませんが、木製おひつで保存してご飯は冷めても美味しいので、電子レンジで温めなおすことで時間が経っても炊き立てのような温かくて美味しいご飯が食べられます。

木製おひつの選び方

木製おひつを選ぶ際、デザインの違いは見てわかりますが、機能性や実用性は製品をよく見てイメージしてみなくては分からないところもあります。
そのため、暮らしを豊かにしてくれる最適なおひつを選ぶにはどんな点を意識すれば良いか、まずはおひつの選び方を確認していきましょう。

容量

おひつの特徴である空気と水分の循環機能を活かすには、ご飯を入れた際にある程度の空間が必要となります。
そのため、容量は少し大きめを選ぶのがおすすめ。
炊きたてのご飯は適度な空気がお米の中に入ることでさらに美味しくなるので、普段炊いている量プラス1合で考えて大きさを選ぶといいでしょう。

普段2合炊きであれば3合のおひつを、3合炊いているのであれば4合のおひつがおすすめです。
ただし、おひつにごはんを移したあと、一度で食べきってしまうという使い方をするような場合は、お米を炊く量と同量のサイズでも問題ありません。
単に空間があれば良いという訳でもないため、ライフスタイルに合った容量を選ぶことが大切です。

木の種類

木製おひつによく使われる木材といえば「さわら」や「ひのき」ですが、中には高級木材の秋田杉を使用しているものもあります。
同じ木製おひつでも、使用する木材によってそれぞれ違いがあるので、材質別の特徴も確認しておきましょう。

さわらはヒノキ科の木材ですが、ひのきよりも香りが少なく荒めの木目にマットな質感が特徴。
香りが少ないことに加え水に強いことから、おひつや箸などの食材に触れるものにもよく使われています。
ひのきは繊細で光沢のある木目と、独特の香りが特徴です。
耐湿、耐水、耐久性の高いひのきは万能な木材といわれ、見た目の美しさも魅力的。
高級木材の秋田杉は秋田県米代川、雄物川流域を中心に採取できるもので、木曽ヒノキ、青森ヒバと合わせて三大美林といわれています。
秋田杉の曲げわっぱは、伝統工芸品としても有名です。

お手入れのしやすさ

木製のおひつは天然木で作られているので、洗剤をつけてゴシゴシ洗えないものが多いです。
また、お手入れ方法も一般的な食器や調理器具とは異なる場合があります。
しかし、洗剤を付けてスポンジで洗える製品もあるので、簡単にお手入れできる木製おひつが欲しい人は、商品説明や口コミなどもチェックしておきましょう。

おすすめ木製おひつ7選

おひつの定番ひのきやさわら、高級木材の秋田杉、爽やかな香りのエゾマツなど、さまざまな木材を使用した木製のおひつを紹介します。

漆器かりん本舗 曲げわっぱ おひつ 3人用お櫃

スポンジ洗剤で洗える香り豊かな杉を使用したおひつ

木材の中でも香りが豊かな杉を利用しており、ふたを開けると杉とご飯の香りが鼻をくすぐります。
杉を薄く削って加工しているため、仕上がりの美しさも特徴です。
縫い目には桜の皮を利用しており、表面には漆が施してあるので、スポンジ洗剤で洗うことも可能。
木製おひつは白木のままのものも多いですが、お手入れのしやすさで見れば漆加工がされているほうがよりおすすめと言えます。

  • 外形寸法 直径16.5cm 高さ8cm
  • 材質 杉、漆
  • 容量 2~3合

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漆器かりん本舗 大舘 曲げわっぱ おひつ 3合櫃

日本三大美林から秋田杉を使用した高級感あふれるおひつ

漆器かりん本舗大舘の曲げわっぱは、日本三大美林の1つとして挙げられる秋田杉を使用しており、国指定の伝統工芸品でもあります。
樹齢150~200年の天然杉を使用した高級感たっぷりの上質なおひつは、毎日の暮らしを豊かにしてくれそうです。
電子レンジや食器乾燥機を使うことは出来ませんが、洗剤を使ってスポンジ洗いすることが可能なのでお手入れも簡単。

  • 外形寸法 直径20.5cm 高さ9.5cm
  • 材質 秋田杉 無塗装
  • 容量 3合

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漆木屋 曲げわっぱ おひつ 3人用 木製 漆塗り

上質な漆にうっとりする耐久性の高い木製おひつ

漆塗りを海外で行っている製品も数多くありますが、こちらのおひつは越前漆器の産地である福井県の自社工房にて丁寧に塗装しています。
国内で仕上げることにより品質が高く、上質な漆の香りを提供することができています。

また、何度も重ね塗りをすることで、艶がありサラッとした手触りに仕上がり、耐久性も高くなります。
洗剤とスポンジで簡単にお手入れができる上、洗っていくうちに漆独特の匂いは薄れるため、使い込むごとに漆塗りの魅力にはまっていくでしょう。

  • 外形寸法 直径18cm 高さ8cm
  • 材質 天然木 漆塗り
  • 容量 2~3合

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梅沢工芸木材社 木製おひつ-木曽さわらの特級厚口のせびつ 3合

重厚感ある作りが特徴の耐久性・耐水性が高いおひつ

木材の赤身と呼ばれる部位を使用した、耐久性・耐水性の高い天然の木曽さわら製おひつ。
他製品よりも1.5倍厚く製造されており、肉厚で重厚感のある作りが特徴です。
丈夫で長持ちすると料理人や寿司職人にも重宝されています。

木製おひつの中には熟成した赤身ではなく、白太と呼ばれる未熟な部位を使用しているものもありますが、白太はカビが生えやすいため注意が必要。
それに対して赤身を使用したこちらのおひつは、本格仕様や上質な素材感にこだわりたい人にもおすすめの一級品です。

  • 外形寸法 直径18cm 高さ13cm(蓋除く)
  • 材質 木曽さわら(赤身)
  • 容量 3合

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関口国吉商店 国産高級さわら 木製 おひつ 18cm 約3.5合用 銅タガ 飯櫃

カビや害虫予防もしている懐かしさ感じるおひつ

国産さわらを使用した、昔ながらの木製おひつです。
耐久性を高める銅タガが良い味を出しています。
天日の下で3~10日乾燥させることで木材を強化し、カビ・害虫予防にも努めているので手入れも他より楽になっています。

職人が一つ一つ丁寧に仕上げている高級さわらのおひつは、古き良き日本の食卓を演出してくれるでしょう。

  • 外形寸法 直径18cm 高さ13cm
  • 材質 国産さわら材、銅
  • 容量 3.5合

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栗久 曲げわっぱ おひつ 3合浅型

ご飯の長期保存にもおすすめ。機能性も高いおひつ

使い方や機能性を追及した栗久の曲げわっぱ。
作るのは伝統工芸士の栗森俊二さんです。
こちらの曲げわっぱはグッドデザイン賞も受賞している純国産の上質な品物。
内底隅に丸みをつけることにより、ご飯が詰まらず洗いやすく、乾きが早いという手入れのしやすさが特徴。

高級木材の秋田杉を薄く重ねた美しい材質が魅力です。
また、重ねることで保湿性が増してご飯がさらに美味しくなるそう。
環境にもよりますが冬場は3日、夏場は2日ほどご飯を保存できるのでおひつによるご飯の長期保存を考えている人におすすめ。

  • 外形寸法 幅22.8cm 高さ9.6cm
  • 重さ 464g
  • 材質 秋田杉
  • 容量 3合

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電子レンジ対応!昔ながらの江戸おひつ 5合 A02429

電子レンジにも対応&蒸し器としても使える便利なおひつ

紹介する江戸おひつは電子レンジでの加熱も可能な優れもの。
ご飯の保温以外にも、焼売や肉まんなどの蒸し器に使えて便利です。

こちらのおひつは駅弁の箱としても広く使われているエゾマツという木材を使用しており、 緻密で光沢のある木目が特徴。
爽やかな香りもエゾマツならではです。
竹で締めあげた昔ながらのデザインにも心惹かれます。
流行りの“シンプルめし”を様々な形で楽しみたい人におすすめの一品。

  • 外形寸法 幅24cm 高さ16cm
  • 内径 幅18cm 高さ12cm
  • 重さ 850g
  • 材質 エゾマツ 竹
  • 容量 5合

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まとめ

木製おひつの魅力とおすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたか?
高機能な炊飯器が普及してもなお天然素材を活かした昔ながらのおひつが注目されているのは、シンプルに美味しいご飯を食べられるから。
炊けたご飯を移し入れるというひと手間で、普段食べているご飯をもっと美味しく食べられます。
エコな暮らしが求められる今の時代こそ、電気を使わないおひつの出番。
これを機に、暮らしを一段と豊かにしてくれる、昔ながらのおひつを取り入れてみませんか?

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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