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スライディングボードおすすめ9選 車椅子の利用者や介護での使い方、注意点を紹介

ベッドから車椅子への移乗は、介護者にとっても対象者にとっても負担の大きい動作です。 対象者の移乗を安全に行うためにはスライディングボードがあると安心。 この記事では、在宅介護に取り組んでいる人に向けて、福祉用具スライディングボードについて解説します。 また、スライディングシートとの違いや使い方、注意点、デメリットも詳しく紹介。 車椅子への移乗で大変な思いをしている人はぜひ参考にしてください。

福祉用具スライディングボード 対象者は?

スライディングボードは、使える対象者が限定された福祉用具です。 尻の下に差し込むため、尻部分に褥瘡(床ずれ)があるなら使用を控えましょう。 また、介護者による移乗が完了するまで、対象者は座って待つ必要があります。 スライディングボードの対象者は、「尻に床ずれがなく、座って待っていられる人」ということを覚えておきましょう。

スライディングボードの魅力・メリット

スライディングボードは、より安全な介護ができる福祉用具です。 詳しい使い方や注意点の前に、メリットを詳しく見ていきましょう。

要介護者の体を傷つけにくい

スライディングボードを使うと、「持ち上げない介護」ができます。 対象者の体を支えてスライディングボードで滑らせる使い方のため、持ち上げるより安全。 ベッドや車椅子への移乗でも事故のリスクを減らし、対象者の体を傷つける不安が少なくなります。

介護者の体への負担も軽減

福祉用具は、介護者の体の負担を減らせるメリットもあります。 スライディングボードは、対象者を持ち上げなくても車椅子へ移乗できるため、介護者の腰や肩の負担を軽減。 使い方と注意点を身につけて、介護者の負担を減らしていきましょう。

スライディングボードの注意点・デメリット

スライディングボードのデメリットは、慣れないうちは時間がかかること。 最初は安全性を重視して、対象者の具合を見ながら取り組みましょう。 高価な値段もデメリットのひとつ。 介護保険でレンタルできるものもあるため、介護福祉士に相談して探してみましょう。 移乗する車椅子は肘置きが外れるもの、ベッドは高さ調節ができるものに限られるというデメリットもあります。

スライディングボードの種類

スライディングボードの注意点とデメリットがわかったら、次は種類を見ていきましょう。 スライディングシート・スライディングボードの特徴を説明します。

ボードタイプ

ボードタイプは、頑丈なプラスチックの板でできています。 硬さがあり尻の下へ差し込みやすいため、車椅子への移乗に特に使いやすいタイプです。 デメリットは高価なことですが、使い方に慣れるとシートよりも力が要らず、介護者の負担を減らせます。

シートタイプ

スライディングシートは車椅子の移乗だけでなく、ベッドでの体位変換にも向いています。 ロール状になっているものも多く、滑りが良く収納スペースもコンパクト。 ボードタイプよりも移乗に力が要るのがデメリットですが、外出先にも持ち運びやすいのがポイントです。

スライディングボードの選び方

福祉用具としてメリットいっぱいのスライディングボード。 ここからは、対象者と介護者に合ったスライディングボードの選び方を紹介します。

用途に合ったサイズ

スライディングボードはサイズがほとんど変わりませんが、シートタイプは70cm~180cm程度までさまざまです。 リハビリや体位交換には小さめ、車椅子への移乗は大きめが使いやすいでしょう。 ポケットに入る小さめサイズは、いろいろな場面でさっと使えて便利です。

滑り良い素材

スライディングボードもスライディングシートも、どちらも滑りやすい素材でできています。 素材の特性として、使うたびに劣化していくのは避けられません。 ある程度滑りが悪くなったら、新しいものへ買い替えも検討しましょう。

車椅子へ移乗介助する際の正しい使い方

車椅子への移乗は、毎日何度も行う大変な介護のひとつ。 スライディングボードの使い方と注意点を身につけて、安全な介護を進めましょう。

スライディングボード編

スライディングボードの使い方と、車椅子へ移乗する手順を説明します。 まずは、ベッドの高さを車椅子から5cmほど高く設定。 対象者にベッドの端に座ってもらい、すぐ近くに手すりを外した車椅子を横向きにつけます。 尻の下に斜めにボードを差し込み、車椅子と橋渡しするように設置。 対象者の体を支えながら車椅子に滑らせ移乗します。

スライディングシート編

スライディングシートは座位保持ができない対象者でも使用可能。 スライディングシートを対象者の体の下全体に差し込みます。 ベッドの高さを車椅子より5cmほど上げ、車椅子の正面をベッドに向けて設置。 対象者の体を起こして折り曲げます。 シートを引いて車椅子に移乗し、姿勢を起こして整えましょう。 シートを引く際は、対象者の体が滑り落ちないよう一緒に引っぱるのがコツです。

スライディングボード・スライディングシートおすすめ9選

スライディングボードやスライディングシートは、使い方を覚えると介護が楽になる福祉用具です。 おすすめを紹介するため、ぜひ取り入れてみてください。

モルテン (molten) イージーモーション Sタイプ

福祉機器メーカーモルテンのスライディングボード。 ミニサイズのため、ベッドと車いすの間隔が狭い場合でも移乗がスムーズに。 在宅介護や訪問介護などの現場でも使いやすいサイズ。 ボードの中では安価のため、試してみたい人におすすめです。

  • 外形寸法 幅59cm 奥行35.6cm 厚み0.5cm
  • 素材 ポリプロピレン

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モリトー 移座えもんボード

移乗介護用品のモリトーからは、折りたためるスライディングボードを紹介します。 持ち運びに便利な折りたたみ仕様で、車いすのポケットに収納できるところがポイントです。 ヒップラインカットで、分かりにくかったボードの差込ポイント分かりやすくなりました。

  • 外形寸法 幅61.8cm 奥行29cm
  • 素材 ポリプロピレン

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モルテン (molten) イージーモーション Bタイプ

モルテンの移乗用ボードは、両端がカーブになっているため、車椅子とベッドに橋渡ししやすいのが特徴です。 硬めの素材で長さがあるため、ベッドと車椅子の間隔が広いときにぴったり。 ベッドや車椅子の位置を示す補助線がついているため、スライディングボードがはじめての人にもおすすめです。

  • 外形寸法 幅78cm 奥行38cm 厚み0.5cm
  • 素材 ABS系樹脂

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ウィズ 介助らくらくシート S

福祉用具メーカーのウィズからは、体位変換や移乗に便利なスライディングシートを紹介。 高強度のナイロンを使用しているため、くり返し洗って使えます。 ボードに比べてお手頃価格で購入でき、迷っている人は先にシートを試してみるのもおすすめです。

  • 外形寸法 幅73cm 奥行70cm
  • 素材 ナイロン

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モリトー 移座えもんシート M

筒状縫製で、無限軌道のように動かせるスライディングシート。 小さめサイズのため、ベッドでの体位変換におすすめです。 ナイロンタフタのため畳むと小さくなり、ポケットに入れておくと便利。 防災リュック用など、予備のシートを探している人にもおすすめです。

  • 外形寸法 幅75cm 奥行75cm
  • 素材 ナイロンタフタ

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介援隊 移乗シート CX-04002

対象者の気持ちも明るくなる鮮やかなピンクの移乗シート。 Amazon’s Choiceにも選ばれていて、評価数も高い人気の福祉用具です。 突然の介護で慣れない体位変換などにも、介護者の負担を減らすことができるでしょう。

  • 外形寸法 幅75cm 奥行75cm
  • 素材 ナイロン

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移動サポートシート 移乗スライドシート

全身を敷き込める、大きなサイズのスライディングシート。 在宅介護で大変なベッドでの体位交換も、するする滑らせるだけで介護者の負担を少なく行えます。 140cm幅のため、150cm以下の小柄な対象者の介護におすすめです。

  • 外形寸法 幅140cm 奥68cm

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ウィズ トランスファーシート L フラット

大柄な対象者の介護にも使える大判サイズのスライディングシート。 幅188cmと高身長の対象者でも全身をしっかりサポートできます。 折りたたんでも使えるため、ベッドでの体位変換以外に寝返りの補助にもおすすめです。

  • 外形寸法 幅188cm 奥行142cm

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アビリティーズ (ABILITIES) 移乗ボード イージーロール45

ボードにカバーをかぶせ、上を滑らせる使い方の移乗ボード。 介護者が二人いれば、座位保持ができない対象者にも使えます。 シートとボードのいいとこどりで、より滑らせやすく移乗しやすいスライディングボードです。

  • 外形寸法
    • 展開時 幅170cm 奥行45cm 厚み2cm
    • 折りたたみ時 幅85cm 奥行45cm 厚み4cm
  • 素材 ポリプロピレン、ナイロン、熱可塑性ポリウレタン(TPU)

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まとめ

介護が楽になる福祉用具、スライディングボードについて紹介しました。 持ち上げない介護を進めていけると、対象者にとって安全な介護ができるようになり、介護者の負担も軽減できます。 価格などのデメリットや使い方の注意点を把握して、毎日の移乗にぴったりのスライディングボードを取り入れてみてください。 スライディングボードを活用して、介護をもっと楽に変えていきましょう。