メダカの飼育に必要なものは? 水槽や水草、餌など屋内・屋外別に紹介

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#メダカ

水槽に入れられた金魚の写真
出典:Pixabay

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はじめて魚を飼いたい人には、比較的飼育が簡単なメダカがおすすめです。
メダカは水槽や鉢などの飼育容器のほかに、発泡スチロールで飼うことも可能なので手軽に飼うことができます。
本記事では、底砂や水草などメダカの飼育に必要なもの、照明、隠れ家などのあると便利なもの、飼い方のコツなどを紹介。
メダカを飼育しようと考えている人や、飼育場所ごとの育て方を知りたい人はぜひ参考にしてください。

目次

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メダカの飼育は初心者でも簡単?

メダカを飼いたくても、初心者には難しいのではないかと不安に思う人がいるかもしれません。
メダカは、日本の水質や水温の変化に強く、比較的簡単に飼育することができる魚です。
屋外と屋内のどちらでも飼育が可能で、場所を問わず飼えるため、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

室内飼育のメリット

室内飼育のメリットは、日光や気温の変化などの影響を受けにくいため水温が管理しやすい点が挙げられます。
また、ヒーターや冷却ファンなど、飼育に便利なグッズも使えます。
それだけでなく、猫や鳥などの外敵トラブルが減らせる点も大きなメリット。
室内で飼育する場合は鑑賞性も高まるため、じっくりと水槽を観察することができるのも楽しみの一つになるでしょう。

室内飼育のデメリット

メダカの室内飼育には、デメリットもあります。
それは、室内だとメダカが日光を浴びにくいという点です。
メダカ飼育には欠かせない水草の光合成に必要な日光が不足しがちで、水草が育ちにくいのです。
また室内に水槽を置くスペースが必要であり、さらに屋外飼育で使わないヒーターや照明などのグッズを使えばコストがかかってしまいます。

屋外飼育のメリット

屋外飼育は、室内飼育にはないメリットがあります。
メダカを健康に育てるためになくてはならないのが陽の光。
屋外飼育は日光浴ができるため、メダカが健康的に育ちやすいことがメリットです。
特に、産卵時期には1日13時間以上の日光浴が必要になります。
ほかにも飼育スペースが広く使える点や、水草の成長に必要な光合成ができ水草が育ちやすくメダカの繁殖にも役立ちます。

屋外飼育のデメリット

屋外飼育のデメリットは、猫や鳥などの外敵に狙われる危険性が高いことです。
また、水温管理が難しい点もデメリットとして挙げられます。
水温は天候の影響によって変動しやすいですが、水槽用ヒーターが使えないので別の温度調整方法が必須です。
水温を保てない場合、メダカの活性が落ちる冬は冬眠させる必要があるなど、メダカについての知識が必要になります。

メダカの飼育に必要なもの 飼い方のコツも

初心者がメダカ飼育に挑戦するにあたって、まず何から揃えたら良いのでしょうか。
水槽や餌などのメダカの飼育に必要なものを、飼い方のコツを交えながら紹介します。

水槽や鉢などの飼育容器

飼育の基本となる飼育容器は、環境に合わせて選びます。
室内飼育には水槽、屋外飼育には睡蓮鉢やメダカ鉢、FRP素材の水槽などが向いています。
また、発泡スチロールも屋外飼育に用いることができます。
ガラス瓶でもメダカは飼えますが、水質管理が難しいため初心者にはまず水槽がおすすめ。
大きさは、水1Lに対してメダカ1匹が目安です。

初心者のメダカ飼育餌は、市販のもので十分です。
餌は飼い方の基本となるため、コツを押さえる必要があります。
1回につきメダカたちが3分~5分で食べ切れる量を与えます。
活動期の夏は1日に2回程度、春や秋は1日に1回程度がベストです。
水温が10°C以下に下がる冬場は、冬眠させるのであれば餌やりの必要はありません。
餌を与えても水面に上がって来なくなってからが、餌やりを止めるサインです。

カルキ抜き

飼育に必要なもののひとつが、カルキ抜きです。
水道水にはメダカにとって有毒なカルキが含まれているので、水換えのときにはカルキ抜きが必要です。
また、水換えは3週間~1ヶ月に1回、水槽全体の1/2量の水を交換するのが目安です。
室内飼育の場合はコケが増え始めたときに水替えの頻度を上げ、屋外飼育は藻類や汚れが気になる場合に水換えを行うと良いでしょう。

水草

水中の余分な栄養を吸収してくれる水草は、水質の安定に必要なものです。
また、水槽の鑑賞性を高めてくれるほか、メダカの隠れ家や繁殖にも役立ちます。
室内飼育の場合は、ほとんど日光が当たらないため、耐陰性が強い水草がおすすめ。
屋外飼育なら、冬の低気温に強く、日差しが強くても枯れない水草を選びましょう。

底砂

底砂は、水草を植えるのに必要です。
また、汚れを分解する微生物の住処としても重要なものです。
いくつか種類がありますが、屋内は大磯沙、砂利、化粧砂、ソイルなど、屋外は赤玉土、荒木田土などがおすすめ。
メダカが底砂でケガをしないよう、角の無い丸みを帯びたものを選ぶのが飼い方のポイントです。

水温計

水温の管理に絶対必要なものが水温計です。
メダカの飼育の適温は25°C~28°C。
屋外の水温はは日光や気温の影響を受けやすいですが、水温計があれば簡単に変化をキャッチでき、急な温度変化へも対応できます。

水換えや水槽の変更など、メダカを移動させる時に必要なものが網です。
メダカが逃げないように、網目の細かなものを選びます。
水槽やメダカの数に合う大きさのものがおすすめです。

メダカの飼育にあると便利なグッズ

照明や隠れ家グッズなど、メダカの飼育にあると便利なグッズを紹介します。
メダカの飼い方が分からない初心者も、便利グッズがあれば簡単に飼育できて安心です。

水換え用のホース

大きな水槽やの屋外の睡蓮鉢、発泡スチロールの数が多いときなどは、水換え用のホースがあると便利。
水換え用のホースがあれば、何度も水を汲み直す必要がなく、水換え時の手間や時間が省けます。

エアレーション

水の循環と酸素供給ができるエアレーションも、メダカの飼育に役立ちます。
エアレーションがあれば、滞留水の発生が防げます。
ただし、排気量が大きかったり水流が強すぎたりすると、メダカのストレスや体力の消耗に繋がります。
エアレーションを選ぶときは、水流が調整できるものがおすすめです。

ろ過フィルター

初心者は水質管理に悩むことも多くあります。
簡単に飼うためにも、ろ過フィルターを用いた飼い方がおすすめ。
ろ過フィルターは、室内飼育での水槽の汚れや不要成分を取り除くのに役立ちます。
水流は、弱めのものか強さ調整できるものを選びましょう。

照明

室内飼育では水槽用照明があると便利です。
水槽用照明をつけて、メダカや水草の成長を促すのが室内飼育での飼い方のコツです。
照明があれば昼夜の区別をつけることができるので、メダカの生活リズムを整えられます。
1日8時間を目安に点灯するのがおすすめ。

ヒーター

メダカは日本の気候に適応でき、比較的簡単に飼える魚ですが、ヒーターがあれば初心者でもより飼いやすくなります。
ヒーターが使えるのは室内飼育に限られますが、ヒーターがあれば、メダカの好む水温が維持しやすくなります。

隠れ家グッズ

ゴロタ石や流木はメダカの隠れ家におすすめです。
隠れ家はメダカのストレスを減らすだけでなく、鑑賞性も高まるので、ビオトープの雰囲気作りに役立ちます。
底砂の色や全体のバランスを考えて隠れ家を選ぶと、より素敵な環境が整います。

スポイト・ピンセット

ピンセットは、底砂に水草を植えたり手入れしたりする際に役立ちます。
屋外飼育で睡蓮鉢を使用している場合、底にたまった汚れや枯れてきた水草を取り除くのにスポイトやピンセットが便利です。

日除け

夏場のメダカの飼育で気をつけたいことは、日光による水温の上昇です。
すだれやよしずなどの日除けで、夏場の直射日光による急激な水温上昇を防ぎましょう。
車用のサンシェードも日除けに使えます。

発泡スチロールで簡単に飼育する方法も

発泡スチロールでメダカを飼育する方法もあります。
メダカ飼育用の発泡スチロールは水槽よりも低価格で販売されていて、コストをかけずに飼育することができます。
水槽より劣化が早く、衝撃による破損もあるため取り扱いには注意が必要ですが、断熱性と保温性の高さが魅力です。
特に水温調節が難しい屋外では、発泡スチロールが大いに活用できます。
黒色は熱吸収率が高く、冬の保温性アップに役立つほか、メダカの色合いが良くなるメリットもあります。

まとめ

初心者でも飼育しやすい生き物として、愛好家が多いメダカ。
メダカは発泡スチロールでも飼育できるため、はじめて魚を飼う人にもおすすめです。
水槽や水草、底砂など必要なものを用意したあとは、照明や隠れ家など飼育環境が整えられるグッズを増やしていきましょう。
飼い方のポイントを押さえて、メダカのいる生活を楽しんでみてください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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