ランニング時に必要な持ち物 スマホはどうする?邪魔にならない持ち方も解説

男性、女性、世代を問わず楽しめるランニングですが、ランニングに適した服装やシューズ、持ち物はどうするのが良いか悩むもの。
日常生活で頻繁に使うスマホも、ランニングの邪魔にならないように持っていきたいところです。
今回は、ランニングにおすすめの服装や持ち物、ランニングに便利なスマホの持ち方などを紹介。
必要なアイテムを揃えて、快適にランニングを楽しんでください。

ランニングにおすすめの服装 女性はどうする?

男性女性ともに、基本スタイルは半袖(長袖)Tシャツにハーフパンツがおすすめ。
加えて、夏や冬などの季節、朝や夜など走る時間帯に合わせて服装を調整してください。
夏は日よけのキャップやサングラス、冬や冷える朝、夜間はネックウォーマーやイヤーマフなどを併用しましょう。
女性は、ショートパンツとレギンス(タイツ)を組み合わせると、おしゃれな見た目になり、体型カバーもできます。

ランニングの持ち物で必要なもの

ランニングで必要な持ち物を紹介します。
これからランニングを始める人は、必要なものを揃えるところからスタートしましょう。

季節や時間帯に合ったインナー、上着

ランニングをする季節や時間帯に応じてインナーや上着を揃えましょう。
夏は、通気性に優れたものや、UVカット付きのインナーや上着。
冬は防寒上着や、防寒インナーを着用するのがおすすめ。
夜は車から見えやすいように、明るい色や蛍光色の衣類を着用すると安全性が高まります。

ランニングシューズとソックス

ランニング用のシューズは、普段履きのシューズと比べてクッション性や安定性が高く、体に負担がかかりにくいです。
通気性が良いシューズだと、より快適に走れるでしょう。
ソックスは滑り止め機能が付いていると、体への負担が減らせます。

タオル

吸水性の高いタオルは、特に長距離ランニングの際には必ず準備したい持ち物です。
また、汗をかきやすい夏は、冷感タオルや冷却タオルの使用もおすすめ。
冬は防寒用に長めのスポーツタオルを首に巻くのも良いでしょう。

飲み物

ランニングをする際には、飲み物を持っていくことも必要。
スーパーやコンビニがない田舎道や山道などを走る場合は、忘れずに持っていきましょう。
夏は脱水症状にならないために、水や経口補水液でこまめに水分を取りながらランニングをしてください。

キャップ

日差しよけに加え、髪の毛がまとわりつかないように固定できるキャップ。
購入の際には、さまざまな機能にも注目しましょう。
吸水速乾性が高いものやUVカット機能付きだと夏でも快適です。
反射板付きのキャップなら夜間や早朝ランニングで安全性が高まります。

スマホやランニングウォッチ

連絡を取ったり、音楽を聴いたりできるスマホ。
道に迷ったときには地図アプリやGPS機能で場所を確かめられるので便利です。
ランニングウォッチは、走行距離や心拍数のチェックなどトレーニングの分析に役立ちます。
夜でも見やすいものや撥水機能付きだとさらに使いやすいでしょう。

【春夏】サングラスやUVカットグッズ

春夏のランニングには、UVカット機能があるサングラスや日焼け止めを用意するのがおすすめ。
サングラスは紫外線が目に入らないように顔にフィットするものを選んでください。
また、日焼け止めを塗っても、汗をかくと流れてしまうので、持参して休憩時に塗り直しましょう。

【秋冬】手袋やネックウォーマーなどの防寒グッズ

秋冬の持ち物は、手袋やネックウォーマーなどの保温性を上げる防寒グッズがあれば、快適にランニングが楽しめます。
手袋を付けたままでもスマホのスクリーン操作ができるものなら、スマホを使うたびに外さなくて済むので便利です。

ランニングにあると便利な持ち物

イヤホンやバッグなど、ランニングにあると便利な持ち物を紹介します。
必須アイテムではないので、必要に応じて揃えるのがおすすめです。

ウエストポーチやリュック

ランニングの際は、小銭や飲み物などの必要なものをウエストポーチやリュックにまとめましょう。
持ち物が少ない短距離はウエストポーチ、持ち物が多い長距離はリュックなど、使い分けるのがおすすめです。
女性男性問わず使える、おしゃれなポーチやリュックなどが展開されています。

イヤホン

イヤホンで音楽を聴きながらランニングすれば、気分が上がります。
特におすすめなのがワイヤレスイヤホン。
コードなしでスマホと接続できるので、ランニング中に耳からイヤホンが外れにくいのがメリット。
ほかに、防塵・防水性が高いものなどランニング向けのモデルを選ぶのがおすすめです。

リップクリーム

ランニング中は皮膚の水分が奪われて唇が乾燥してくることも。
また日焼けしてひび割れたりカサカサになったりする可能性もあります。
特に気になる女性はリップクリームを塗るのがおすすめ。
休憩中にも塗り直せるように持参していきましょう。

補給食

ランニング中のエネルギー補給に、補給食をバッグに携帯しておくと安心です。
長距離ランニングの時には、特に必要なものといえるでしょう。
エナジーゼリーやバナナ、おにぎり、プロテインバーなど手軽に食べられるものがおすすめです。

着替え

長距離ランニングをする場合やランニングする場所が自宅から遠い場合は、着替えを持っていくと良いでしょう。
汗で濡れた服を着ていると、汗冷えして体調を崩す可能性があります。
タオルにプラスして着替え用のウェアがあると安心です。

お金

飲み物や食べるものを買ったり、ランニングの帰りに銭湯へ行ったりするなど、ランニング中にお金が必要になることもあります。
重い財布を持っていくとランニングの邪魔になるため、小さな小銭入れを使うのがおすすめです。

モバイルバッテリー

特に長距離ランニングの時に持っておきたいものが、モバイルバッテリー。
万が一ケガや事故などが発生した時に、スマホが充電できていれば連絡を取ることができます。
スマホで音楽を聴きながら走る場合は、充電切れを起こしやすいので注意しましょう。

夜用のライト

夜のランニングでは足元が見えづらいので、ライトを身に着けて走るのがおすすめです。
足元を照らして、道路の凸凹や段差で転んで怪我をするリスクを減らしましょう。
また、夜間は周囲の車や自転車からランナーの姿が見えづらくなります。
そのためライトを付けて走り、車などにランナーの存在を知らせましょう。

【ランナー100人調査】ランニング時の持ち物は?

これまでランニングに必要なものやあるとよいものをたくさん紹介しましたが、実際にランナーが走るときはどれだけ持ち歩いているのでしょうか。
今回、イエコレクション編集部はランナー100人にアンケート調査を実施。
複数回答可で、ランニング時の持ち物について伺いました。

男女ともに最も多かったのは「スマホ」。
男性の7割、女性の8割以上がスマホが手元にある状態で走っていることがわかりました。
2位はスマホやその他の持ち物を入れる「ウエストポーチ」。
こちらも男女ともに半数以上が選んでいます。
また、「飲み物」「お金」「キャップ」「イヤホン」も男女問わず上位にランクイン。
タオル類も持ち歩いている人が多いようです。
こちらのアンケート結果も参考に、ランニング時間をより楽しいものにしてください。

スマホはどうする?邪魔にならない持ち方

音楽を聴いたり景色を撮ったり、GPS機能で道を調べたりするなど、ランニングにスマホがあると便利です。
ケガや事故が発生した際の連絡手段としても重要ですが、スマホは重く、どうするのが良いか迷うもの。
どのようにスマホを持てば良いのか、邪魔にならないスマホの持ち方を紹介します。

アームバンドで固定する

ランニング中に画面を確認したい人や、荷物を減らしたい人におすすめなのが、アームバンドで固定する方法です。
スマホ用アームバンドなら、腕に巻き付けてスマホが携帯でき、走行の邪魔になりません。
スマホ以外の鍵やカードを収納できるタイプも便利。
購入の際は、手持ちのスマホのサイズを確認し、合うものを選びましょう。

フリップベルトを腰に巻く

ポケット付きの腹巻きのようなフリップベルトは、腰にフィットし走行の邪魔にならずにスマホが携帯できます。
鍵や小銭など小物が入るのもおすすめポイント。
生地の伸縮性でフィットさせるため、やや締め付け感があるサイズを選ぶとずれにくいでしょう。

ランニング用バッグパックに収納

スマホと一緒に、飲み物や着替えなどを携帯するなら、ランニング用のバッグパックがおすすめです。
サイズやデザインも豊富に展開されているので、好みや必要なものの量に合わせて選ぶことが可能。
前面にポケットがあると、飲み物やスマホが入れられて便利です。

スマホをしまえるランニングウェアを着る

アームバンドなどを付けずに身軽に走りたい人は、ファスナー付きの上着や腰にポケットがあるマルチポケットパンツなどがおすすめ。
専用のパンツならポケットの中のスマホが揺れづらく、ランニングの邪魔になりません。
帰宅後は、スマホを入れたまま洗濯しないよう気をつけましょう。

【ランナー100人調査】ランニング中、スマホはどうしてる?

実際のランナーにも、どのようにスマホを持ち歩くか調査しました。
結果は「バッグの中に入れる」が60%で1位に。
次点で「ウェアのポケットに入れる」25%、「アームベルトに固定する」7%。
「その他」を選んだ人の中には、「落としたらいやなので、持参しないようにしています」や「手で持つ」といった意見も寄せられました。
また、イヤホンを持ち歩く人も多かったことから、スマホで音楽を流しながら走る人が多いこともうかがえます。
ながらスマホは避け、周囲の安全に注意してランニングを楽しみましょう。
以上の結果も、ぜひランニング時の参考にしてください。

まとめ

ランニングに適切な服装や、必要なものや便利なアイテムを紹介しました。
気温が低い夜や冬、暑い夏場などは、それぞれ必要な持ち物も変わるので、走るシーンをイメージしながらアイテムを揃えましょう。
ランニング中にあると便利なスマホは、バッグやアームバンドなどで走行の邪魔にならないよう工夫して持つのがおすすめです。
記事を参考にして、ランニングに必要なものを揃えて楽しんでください。