タルト型の代用方法 ミニキッシュや生チョコタルト作りにもおすすめ

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#タルト型

strawberries on white ceramic bowl
出典:Unsplash

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タルトを作りたいのに、タルト型やタルトリングがないから作れないと諦めた経験はありませんか。
実はタルトを作るのにタルト型を使わなくても、家にあるアルミカップやグラタン皿などで代用が可能です。
この記事では、おすすめのタルト型の代用品や使用方法を解説。
ミニサイズのキッシュや焼かない生チョコタルトのレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

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タルト型の代用品を選ぶときのポイント

タルト型の代用品を選ぶときは、サイズや取り出しやすさなどを確認すると安心です。
上手にタルトを作るためにも、代用品を選ぶポイントをチェックしておきましょう。

代わりに使いやすい薄さかどうか

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タルト型の代用品は、火が通りやすいようになるべく薄いものを選びましょう。
薄すぎるのも注意が必要で、アルミホイルなどで代用する場合はタルトリングほどの厚みになるよう重ねる工夫が必要です。
タルト生地の焼き加減にムラができないよう、型の厚さに注目して代用しましょう。

タルトを取り出しやすいか

せっかく焼いたタルトも、取り出しにくい型を使うと取り出す際に型崩れしてしまう可能性があります。
側面の角度が外向きに広がっているもの、底板が外せるものだと生地の取り外しも簡単。
アルミカップやアルミホイルなどの薄いものも、取り出すときに力を加えやすいメリットがあります。

ミニサイズでも作れるか

tart, raspberries, whipped cream

作りたいタルトのサイズに合うかも、タルト型の代用品を選ぶときのポイントです。
ミニタルトを作る場合は、アルミカップやカップケーキ用など小さい型の代用品を選ぶのがおすすめ。
好きな大きさで型を作れるアルミホイルもミニタルトに対応でき、タルトリングの代わりになります。

タルト型がないときにおすすめの代用品

ここからは、タルト型がないときにおすすめの代用品を紹介します。
アルミカップやアルミホイル、キッシュ皿やグラタン皿など、家庭にあるものを代わりとして使えるので参考にしてみてください。

アルミカップ

弁当などに使用するアルミカップは、耐熱温度が高く使い捨てできるのが魅力。
比較的小さいサイズが多いため、ミニタルトを作るときにもおすすめです。

また、一度にたくさんのタルトを作れて生地を取り出しやすいのもメリット。
ただし、アルミカップの種類によっては薄くて破れてしまう場合もある点に注意が必要です。
何枚か重ねることで安定感が増すので、厚みを調整して代用してみてください。

アルミホイル

アルミホイルもタルト型の代用品にぴったり。
使い方の例としてアルミホイルで作りたいサイズ、円形状に型をとり、端を折り込みます。
伸ばしたタルト生地にアルミホイルをのせて生地を切り、ひっくり返して生地ごと折り上げ、形ができたら焼いて取り外しましょう。

タルトリングの代わりになり、サイズを調整しやすいのも魅力です。
ただしアルミホイルは薄くて形が崩れやすく、破れやすいのが難点。
何枚か重ねて代用しましょう。

グラタン皿

おしゃれなデザインが多い陶器製のグラタン皿も代用品の一例で、特に浅型がおすすめです。
金属製のタルト型と比べると厚みがあるため火が通りにくく、使い方によっては底が生焼けになる場合も。
グラタン皿を使うときは、焼き時間を長めに設定するなど温度や時間を調節しましょう。
また、グラタン皿の内側に薄くバターを塗っておくと、焼き上がったときに外しやすくなります。

ケーキ型

ケーキ型もタルト型やタルトリングに形が似ていて、サイズ展開が豊富なため代用品に適しています。
ただし、ケーキ型はタルトリングよりも底が深いため生地が敷きにくいことも。

側面が垂直になっているので、タルトを取り出すときは崩れないように注意が必要です。
あらかじめペーパーを敷いたり、バターを塗ったりしておくとタルトを取り出しやすいでしょう。
オーブン対応かどうかもポイントです。

パウンド型

パウンドケーキの型も代用可能ですが、ケーキ型同様、高さがあるため生地が敷きにくいのが難点。
パウンド型を使用する場合は、タルト生地だけ先に焼き、焼き時間を長めに設定するのがおすすめです。

焼き方は、底から数cmほどタルト生地を敷いて高さを出し、アルミホイルなどを敷き重りをのせます。
そして、生地だけ焼いたあとに中身を加えて再加熱するときれいな仕上がりに。
焼かない生チョコタルト用に使用しても良いでしょう。

カップケーキ型

カップケーキ型はミニタルトを作るのに適しています。
高さのある型だと生地が取り出しにくく、焼きムラができやすい点には注意が必要。
浅めのカップケーキ型がおすすめで、丈夫で扱いやすい紙製など型の素材も注目してみてください。
高さのあるカップケーキ型しかない場合は、タルト生地を入れる前にバターを塗って取り出しやすくしておきましょう。

マドレーヌ型

貝殻型や円形型など、さまざまな形があるマドレーヌ型。
熱伝導が良いのでタルト型にも代用可能で、取り出しやすく見た目もタルトらしい円形型がおすすめです。
綺麗に焼き上げるためにも、すき間ができないようにしっかりと型に押し付けて生地を入れましょう。
浅型や小さいサイズもあるマドレーヌ型は、ミニタルト型の代用品にも適しています。

スキレット

オーブンに入れられるスキレットもタルト型として代用できます。
サイズが豊富なので小さめのタルトを人数分焼いたり、大きいサイズでホールタルトを作ったりと楽しみ方もさまざま。
見た目もおしゃれなので、切り分けずにそのまま食卓に出しても違和感がありません。

ただし、鉄製のスキレットは火の通りが早いため焦げないように注意が必要です。
分厚いとタルトの焼き上がりが固くなるので厚すぎないものを選びましょう。

タルト型の代用品を使ったおすすめレシピ

タルト生地は、身近にあるタルト型の代わりになるもので簡単に作れます。
基本のタルト台や焼かない生チョコタルトなど、代用品を使ったおすすめレシピを紹介するので参考にしてみてください。

基本のタルト台

小麦粉やマーガリン、塩、砂糖、卵を用意し、マーガリンは温めておきましょう。
綺麗に混ざったら、代用品としてケーキ型やグラタン皿のサイズに合わせて成形します。

ミニタルトを作る際は、小さめのアルミカップやカップケーキ型を代わりに使うと良いでしょう。
焼く前にタルトの底にフォークで穴を空けるのもポイント。
成形後、180度に熱したオーブンで20分ほど加熱し、焼き上がったらケーキクーラーなどで冷ましましょう。

キッシュ

ボールに卵、牛乳、粉チーズ、好みの具材、塩コショウを入れて混ぜます。
具材などは火を通しておき、材料を混ぜたらグラタン皿などの耐熱皿に入れましょう。
温めたオーブンで30分ほど焼いたら完成です。

ミニキッシュには、小さめのアルミカップやマドレーヌ型、カップケーキ型での代用がおすすめ。
一度にたくさん作れるので、ミニキッシュは弁当の作り置きにも良いでしょう。

焼かない生チョコタルト

ボールに砕いたビスケットと溶かしたバターを入れ、混ぜ合わせて冷やします。
溶かしたチョコレートに温かい牛乳を入れて全体を混ぜ、ケーキ型などの代用品に敷きましょう。
焼かない生チョコタルトは、香り付けで洋酒を入れるのもおすすめです。

タルトリング代わりの代用型に流し入れ、固まるまで半日ほど冷蔵庫で冷やしたら完成。
アルミカップなどで焼かないミニ生チョコタルトを作るのも良いでしょう。

タルト台の代用品を上手に外すには?

代用品を使ってタルトを上手に作るためには、生地を外すポイントを知っておくと安心。
タルトリングを使う場合もぜひ参考にしてください。

タルト生地を型にしっかりつける

タルト生地を型にしっかりと敷き込むことで、形の良いタルトが出来上がります。
また、タルトを空焼きする際は、重りとなるストーンを乗せて焼くと焼成後の浮きや焼き縮みを防いでくれます。

焼く前にタルトや型にひと手間

タルト生地を敷く前にタルト型にひと手間かけるのが重要です。
タルトをきれいに外すための方法として、型ににバターを塗り、薄力粉を薄くまぶすやり方があります。
型に合わせてクッキングシートを敷くのもおすすめ。
また、敷き込んだタルト生地にフォークなどで細かい穴を開けることで、焼成後のタルトの浮きや型崩れを防ぎます。

型を冷やす

焼き上がったばかりのタルト生地は柔らかく、崩れやすくなっています。
温かい状態で取り出そうとすると、せっかく焼いた生地が崩れてしまう可能性も。
タルト生地が焼き上がったら、ケーキクーラーや網などの上に置いて十分に冷ましましょう。

完全に冷めたタルト生地は、焼き上がり直後よりも固くなっているので取り出しやすくなります。
事前に代用品のタルト型を冷やしておくのもおすすめです。

焼き時間を調整する

タルト作りでは焼き時間の調整も大切。
焼き時間が短すぎると生地の中まで十分に焼けず、タルト型から外しにくくなります。
一方で、焼き時間が長すぎると生地が固くなり、崩れやすくなるのが難点。

代用品によって火の通りやすさも違うため、陶器のグラタン皿なら長めに焼くなど、その型に合った焼き時間にしましょう。
焼き色も確認しながら調整してみてください。

あると便利なおすすめタルト型

代用品も便利ですが、やはりタルトを焼く際はタルト型があると重宝します。
レシピに合わせて選んでみましょう。

Cyimi エッグタルト型

12個セットになった小さなエッグタルトの型。
底が取り外せるタイプなので、焼いた後のタルトやパイを取り出しやすいのが魅力です。
また、コーティング加工が施されており、手入れが簡単にできる点もおすすめポイント。

  • 外形寸法 幅8cm 奥行8cm (内寸 6.5cm) 高さ2cm
  • 内容量 12個
  • 材質 合金鋼
amazonで見る1,530円

LIHAO タルト型 ミニ 底取

こちらも同じく、底が抜けるタイプの外しやすいタルト型。
炭素鋼製のため丈夫で長持ち、かつ錆びにくいのが特徴です。
デコレーションにぴったりなレース模様の紙が付属しており、パーティーシーンでも活躍するでしょう。

  • 外形寸法 幅10cm 奥行10cm 高さ2cm
  • 内容量 パイ皿6個、紙20枚
  • 材質 炭素鋼

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貝印 カイハウスセレクト 底取式タルト型

18cmと大きめの、底が抜けるタイプのタルト型。
誕生日ケーキなど、タルトをホールで作りたいときに最適です。
型の角までしっかり指で押してタルト生地を敷きこむことで、お店のようにエッジのあるタルトが焼き上がります。

  • 外形寸法 幅19cm 奥行19cm (内寸 18cm) 高さ2.3cm
  • 材質 鉄

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まとめ

タルト型は、身近にあるアルミカップやキッシュ皿、グラタン皿などで代用できます。
ミニタルトにはカップケーキ型やマドレーヌ型がおすすめ。
代用品は、サイズや生地の取り出しやすさを確認して選びましょう。

上手く作れない時は、これを機にタルト型を購入してしまうのも手です。
紹介したキッシュ、焼かない生チョコタルトなどのレシピにも活用できるので、参考にしてみてください。

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