包丁の正しい捨て方は? フライパンや鍋の処分方法、捨て時を写真で解説

silver knife with black handle
出典:Unsplash

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ゴミの分別の中でも意外とわかりにくいのが、フライパンの捨て方や包丁の捨て方です。
捨て時のフライパンや鍋、蓋や包丁がいつまでも戸棚の奥で眠っているという家庭も多いのでは。
本記事では包丁の捨て方と、鍋や蓋、フライパンの捨て方を解説。
処分方法を写真で詳しく説明するので、捨て時・供養の仕方に迷っている人やゴミの出し方がわからない人はぜひ参考にしてください。

目次

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フライパンや包丁の捨て時は?

フライパンの捨て方、包丁の捨て方以前に、それぞれの捨て時を逃している人がいるかもしれません。
以下の項目をチェックして、処分するかどうか考えてみてください。

フライパンの処分と買い替えのタイミング

鍋やフライパンの捨て時、供養するタイミングはフライパンの材質によって異なります。
表面にテフロンなどのフッ素加工やセラミック、ダイヤモンド加工が施されている鍋類は、それらのコーティングが剥がれてきたら捨て時です。

表面加工された鍋やフライパンの寿命は、2年~長くて3年程度。
使っていく中で焦げ付きが落ちなくなってきたり、柄がぐらついてきたりすると捨て時のサインです。
一方、鉄のスキレットやステンレスのフライパンは丁寧に使えば30年程度持つので、手入れに手間がかかっても長く使いたい人にはおすすめです。

包丁の処分と買い替えのタイミング

包丁の捨て時、供養のタイミングは人によります。
包丁は自宅で気軽に研げますが、刃が欠けてしまったり、取っ手が取れてしまったりしたら処分も考えてみてください。
もちろん、どうしてもその包丁を使いたいと、柄が取れても刃が欠けても専門店で研ぎ直してもらうケースもあるでしょう。
ただ、修理の料金が割高になるので、こだわりがないなら捨て時・供養のタイミングとし、買い替えるのがおすすめです。

包丁は何ゴミ? ゴミの出し方の注意点

包丁の捨て方について、何ゴミなのか、分別やゴミの出し方がわからない人もいるのでは。
包丁は何ゴミなのかというと、基本的には不燃ゴミ、もしくは金属という区分で分別する自治体もあるようです。
ただし、刃渡り30cm以上のものなどは不燃ゴミで出せない場合も。
包丁の捨て方については自治体のゴミの出し方ルールを必ず確認して分別し、処分してください。

包丁の捨て方 セラミック包丁の処分方法も

何ゴミなのか、分別やゴミの出し方がわかったところで、包丁の捨て方について解説します。
セラミック包丁も基本的には同じ要領で処分できるので、ぜひ参考にしてください。

厚紙で包丁の刃の部分を包み、刃先をガード



包丁を分別・処分する前に、ケガを防ぐために厚手の軍手をしましょう。
まず最初に、刃先が出ないよう厚紙で包丁の刃を包み、しっかりとガムテープで固定します。
厚紙は、実際の刃よりも長めの筒状にして包むのがおすすめ。
厚紙の他にボール紙など、固い紙類も利用できます。

包丁の柄を固定する



刃をカバーしている厚紙が何かの拍子で取れないように、包丁の柄までしっかりと固定しましょう。
ガムテープに切り込みを入れると巻きやすいので試してみてください。

「刃物」や「キケン」と書き、袋も同様にして他のゴミと分ける

ゴミ収集の人が怪我をしないよう、「刃物」「キケン」などと大きくわかりやすく記載します。
収集時に入れる分別袋にも、刃物が入っていて危険なことを書いて出してください。

セラミック包丁も基本的には同じ方法で処分

セラミック包丁の捨て方も同じ要領です。
ただし、セラミック包丁の場合、ゴミの出し方の分別区分が普通の包丁と違うケースがあるのでよく確認しましょう。
同様に危険なアイスピック、割れたガラスなども刃の部分が飛び出さないよう包み、袋に刃物が入っている旨を書いて処分してください。

包丁を供養、リサイクルするのもおすすめ

包丁やセラミック包丁をただ捨てるだけでなく、供養やリサイクルするのもおすすめです。
長年使い込んだ包丁を、ゴミとして捨てるのは忍びないと感じる人もいるでしょう。
金物店やメーカーによっては、包丁の供養やリサイクルを受け付けているところもあるのでチェックしてみてください。

鍋やフライパンは何ゴミ? 捨て方の注意点

鍋やフライパンが何ゴミなのか、ゴミの出し方を理解しておく必要があります。
鍋やフライパン、スキレットは基本的には不燃ゴミにあたります。
一方で、蓋や柄の素材によっては分別して捨てる必要があるケースも。
柄(持ち手)を含まずに30cm以上、柄を含んで50cm以上なら粗大ゴミなど、やはり地域によってルールが異なります。
そのため自治体の情報をよく調べて、鍋やフライパンが何ゴミか確認してください。

鍋やフライパンの捨て方 蓋など分別方法も

ここからはフライパンや鍋、スキレットの捨て方や蓋の分別方法を写真付きで解説します。
自宅のフライパンと照らし合わせて処分してください。

フライパンや鍋のサイズを測る


フライパンの捨て方としてまずはフライパンや鍋、スキレットのサイズを測りましょう。
柄なしの状態や柄を含む最長辺、直径など、どこを測る必要があるのかも自治体によって異なります。
サイズによっては粗大ゴミに分類されるケースもあるので注意しましょう。

蓋や柄を分別して該当するゴミに出す

フライパンの捨て方も自治体によって袋に入れずに出す、透明の袋に入れる、指定のゴミ袋を使うなどのルールがあります。
蓋のつまみや柄が取り外せる場合、木製なら燃えるゴミ、調理部分は不燃ゴミなどで分けて出すのが基本。
蓋のつまみや柄が外せない場合はそのまま不燃ゴミや資源ゴミで出せる場合もあるので、ゴミ捨てルールをチェックしてください。

持ち込みや不用品回収業者で捨てる方法も

特に車で移動できる人などは、ゴミ処分センターにフライパンや鍋を持ち込むのもおすすめ。
住まいがある自治体に限りますが、持ち込みによるゴミの出し方なら回収料金が無料になるケースもあるようです。
それ以外だと、近所の不用品回収業者に回収依頼するのもおすすめ。
ネットで受け付けている不用品回収業者は24時間回収依頼できるところもあり、忙しい人にもぴったりです。


長持ちさせたい!フライパンの上手な使い方

最後に、大切な調理器具を長持ちさせるコツを紹介します。
鍋やフライパン、スキレットなどは扱いに注意し、普段から丁寧に使いましょう。

油を入れるタイミングと火の強さに注意する

やはり避けたいのが、フライパンや鍋の空焚き。
普段から、油を先に入れて火をつけることを心掛けましょう。
また、表面加工が施されたフライパンや鍋の場合、コンロの火の強さは中火以下にして調理するのがおすすめ。
高温だと加工が剥がれる原因になってしまうので、強火にする機会をできるだけ減らしましょう。

菜箸などのツールは傷つけにくい素材を選ぶ

金属製のスプーンやヘラなどを使って調理すると、フライパンや鍋の表面加工を傷つけてしまうことも。
フッ素樹脂などは摩擦に弱いため、できるだけ柔らかい素材のキッチンツールを使いましょう。
フライパンのコーディングが剥がれないよう、木製やシリコン、樹脂製のの菜箸などを選んで調理するのがおすすめです。

調理後は食材を残さず、すぐに水をかけない

食材をフライパンや鍋に入れたまま放置しておくと、コーティングの微細な穴に水分が染み込んでサビの原因に。
また、熱いからといってすぐに水をかけて冷やすのもやってはいけない行動のひとつです。
温度差によって金属が歪み、コーティングが剥がれてしまうため、フライパン使用後はある程度熱を冷ましてから洗いましょう。

洗う時は柔らかいスポンジで優しく洗う

コーティングされた鍋やフライパンを洗う時、研磨剤が入っている固いスポンジや金たわしは使うべきではありません。
コーティングされたフライパンも、スキレットと同じように毎回洗う必要はなく、お湯でゆすいでキッチンペーパーで拭き取るので十分な場合も。
汚れがひどい時は、柔らかいスポンジを使って洗ってください。

まとめ

フライパンの捨て方と包丁の捨て方を解説しました。
この機会に、自宅にあるフライパンや包丁の状態、寿命や捨て時を確認してみましょう。
セラミック包丁やスキレット、鍋蓋なども説明した捨て方を応用して処分することが可能です。
ただ、何を処分するにしても自治体のゴミ捨てルールに従うことが大前提。
正しいゴミの出し方で処分し、日頃から自宅のフライパンや包丁を安全かつ丁寧に使いましょう。



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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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